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    /P▲        ◆ JPNIC News & Views vol.1139【臨時号】2013.11.7 ◆
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            2013/11/26(火)~11/29(金) 富士ソフト アキバプラザ
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◆ News & Views vol.1139 です
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Internet Week 2013プログラム委員の1人である法林浩之さんが、プログラム
を企画した委員にインタビューすることで、プログラムのエッセンスをお届
けする「注目プログラムのご紹介」の第3弾は「マルチデバイス時代のHTML5」
です。

HTML5と言うと、Webの作成やデザインに携わる人にしか関係がないと思う方
もいるかもしれませんが、このHTML5が広く使われることにより、ネットワー
クの世界も大きく変わっていくことが予見されています。そのような変化に
ついても、インタビューで触れられていますので、ぜひご覧ください。

なお「Internet Week 2013の注目プログラムのご紹介」のバックナンバーは
以下の通りです。

□直前特集! Internet Week 2013 注目プログラムのご紹介
  ○[第1弾]「T7:エンジニアも知っておくべき財務会計」」(vol.1136)
    https://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2013/vol1136.html

  ○[第2弾]「T11:SDN再入門 ~便利なSDN?難しいSDN?よくわからないSDN?~」
    (vol.1137)
    https://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2013/vol1137.html

<Internet Week 2013 プログラム>
https://internetweek.jp/program/

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◆ 直前特集! Internet Week 2013 注目プログラムのご紹介:[第3弾]
  「T4:マルチデバイス時代のHTML5~スマホからカーナビ・家電まで~」
                                             日本UNIXユーザ会 法林浩之
                                   JPNIC インターネット推進部 秋山智朗
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2013年11月26日(火)~11月29日(金)の日程で、今年もInternet Weekが、近年
では最多の41プログラムで開催されます。

Internet Weekプログラム委員である、私、法林浩之(日本UNIXユーザ会)がそ
れぞれのプログラムを企画したプログラム委員にインタビューし、プログラ
ムの紹介サイトには書き切れない企画の意図や見どころを紹介するこの連載
も3回目となりました。

今回取り上げるのは、2日目の11月27日に行われるチュートリアル「マルチデ
バイス時代のHTML5」です。担当プログラム委員の秋山智朗氏(JPNIC)に見ど
ころをうかがってみましょう。


法林:Internet Weekでは1年おきぐらいのペースでWeb関連のプログラムを実
      施しています。このプログラムは一昨年の「HTTP Meeting」以来の
      Web関連セッションということになるでしょうか。

秋山:そうですね。以前はWeb関連のプログラムは決まって「HTTP Meeting」
      というタイトルだったのですが、今年はもっと具体的な題名にしまし
      た。

法林:まあ、あの「HTTP Meeting」って「IP Meeting」をもじって付けてる
      んですが、普通の人はそんなことわかんないですもんね。あれ命名し
      たの私なんですが。それはともかく本題に行きましょう。

      今回、再びWeb関連の話題、特に2年前にも取り上げたHTML5をあらため
      て題材にした背景には、どういった考えがあるのでしょうか。

秋山:HTML5は、長年にわたって模索されてきた「HTML 4.01の次」を規格化し
      たもので、いわゆるWeb 2.0以降に開発、実装された技術の集大成と言っ
      てもいいでしょう。例えば、HTML4.01であればFlash Videoなどを必要
      とした動画再生も、HTML5ではvideoタグだけで再生できるようになり
      ますし、さらに従来の「閲覧するだけのWeb」の世界を飛び出して、
      HTML5だけで動作するアプリケーションまで作ることができます。

      また、単にスマートフォンに組み込まれたハードウェアがJavaScript
      で制御できるだけではなく、このようなHTML5の特性を生かし、カーナ
      ビゲーションやホームオートメーションの世界でも、このHTML5採用の
      動きがあります。

      ただ、HTML5の仕様はおおむね固まったのですが実装はまだ枯れていな
      いため、互換性に問題があります。例えば、あるブラウザでは使える
      機能が他のブラウザでは使えないとかですね。これが、今年のInternet
      Weekのテーマである「荒ぶっている」部分とも言えるかもしれません。

      しかし、こうした今までにない機能が実装されることで、インターネッ
      トに新たな影響を与える可能性もあるだろうと思っていて、それを参
      加者と一緒に考えてみたいというのが今回の企画の意図ですね。

法林:なるほど。一口にHTML5と言っても2年前とは状況が大きく異なるよう
      ですね。そうするとセッションの内容も以前行ったものとは違ってく
      ることが予想されますが、今回企画するにあたっての工夫というか、
      2年前のHTTP Meetingや、あるいは他のイベントで行われる同類のセッ
      ションとは違う切り口みたいなものは考えたんですか?

秋山:はい。HTML5というと、新しい機能や、どうやって作っていくのかとい
      う部分が取り上げられがちですよね。でも今回のパネルディスカッショ
      ンには、制作系の方ではなく、キャリアやISPの方に来ていただくこと
      になりました。

      というのも、このセッションでは、単にHTML5の解説にとどまらず、そ
      れが普及することでユーザーやインターネットにどんな影響があり、
      どういった課題があるのかを議論したいと、今回のセッションにあた
      り、いろいろとご相談をしたMozilla Japanの方々とも意見が一致した
      からです。

      変化の要因になりそうなことはたくさんあります。例えば技術面では、
      HTMLとCSSとJavaScriptだけでアプリケーションが作れるようになると
      何が起きるのか、またその時のユーザーインタフェースはどうなるの
      か。WebSocketやWebRTCといった通信機能がどのように活用されるのか
      も、インフラに関わる者としては気になりますよね。技術以外の部分
      でも、HTML5を巡る企業や産業の動向などに注目したいです。

法林:いわゆるインフラ系の人が大半を占めるWeb系セッションというのも斬
      新ですね。それでは最後に、このセッションをどのような方々に聴い
      てもらいたいかを教えてください。

秋山:HTML5を使う人、使っている人はもちろんですが、ネットワークを管理
      する立場の方にもぜひ参加してもらいたいです。HTML5のことをよく知
      らない方でも大丈夫です。プログラムの前半でHTML5の概説があります
      し、ちょっと手前味噌ですが、Internet Weekで配布する予定の「JPNIC
      ニュースレター」55号にも、「HTML5」の解説記事を、講師の1人であ
      る清水さんとの共著で掲載していますので、ぜひ、そちらもあわせて
      参考にしてください。

      それから最後になってしまいましたが、今回の企画を実現するにあたっ
      てはMozilla Japanの皆さんにたくさんご協力いただきました。この場
      を借りて厚くお礼を申し上げます。

法林:ありがとうございました。セッションを楽しみにしています。


■「T4 マルチデバイス時代のHTML5~スマホからカーナビ・家電まで~ 」詳細

   - 日時:2013年11月27日(水) 9:15~11:45
   - 会場:富士ソフト アキバプラザ
   - 料金:事前料金 5,000円/当日料金 7,000円
   - https://internetweek.jp/program/t4/

   - 内容:HTML5の仕様が昨年12月末にほぼ固まったとのアナウンスがあり
           ました。このHTML5では、従来の文字ベースだけでなく、Webアプ
           リケーション作成用のAPIを定めたところが画期的です。この影
           響で、今後はネットワークのトラフィックや、期待される性能が
           大きく変わってくる可能性があります。

           スマートフォンの普及は著しく、電車の中では多くの人が使って
           います。モバイルファーストまではいかなくとも、スマートフォ
           ンへの対応はもはや必須と言っていいでしょう。それどころかこ
           の「マルチデバイス」は、スマートフォンやタブレットにとどま
           らず、デジタルサイネージ、テレビ、車、家……といったさまざ
           まなセグメントに広がり、デバイスごとにページを作る、という
           思想から、「HTML5とCSS3を使って、なるべく多くのデバイスに
           対応する」という考え方に変化しつつあります。

           このセッションでは、マルチデバイス時代のHTML5の概要を再度
           確認した上で、このHTML5がインターネットに与えるインパクト
           を議論していきます。

   - アジェンダ:

     9:15~9:55  1) HTML5概論

                    講演者: 清水 智公(一般社団法人 Mozilla Japan)

                    内容:HTMLやCSS、JavaScriptに代表されるWeb技術のみ
                         で、アプリケーションを作成できる環境が整いつ
                         つあります。これは単にインタラクティブなペー
                         ジを作成できるという意味でありません。従来は
                         ネイティブアプリとして作成されていたものも、
                         Web技術のみで作成できるようになってきました。
                         今回はWeb技術、つまり周辺領域も含んだ広義の
                         HTML5について概観し、アプリケーションプラッ
                         トフォームとなりうることについて解説します。

     9:55~11:45  1) パネルディスカッション HTML5がインターネットに
                     与えるインパクト 

                    モデレータ:瀧田 佐登子(一般社団法人 Mozilla Japan)
                    講演者: 湧川 隆次(ソフトバンクモバイル株式会社)
                            高木 悟(KDDI株式会社)
                            小松 健作(NTTコミュニケーションズ株式会社) 

                    内容:マルチデバイスはタブレットやスマートフォンだ
                         けでなく、 テレビや自動車、果ては家屋にまで
                         広がろうとしています。 そこで利用されるであ
                         ろうHTML5の機能を縦横に活用した場合、 インター
                         ネットにどのような影響があるのかを議論します。


※時間割、内容、講演者等につきましては、予告なく変更になる場合があり
  ます。


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       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
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