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ニュースレターNo.26/2004年3月発行

巻頭言:私とインターネットとの関わり

社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)専務理事 境輝正氏

私は現在いわゆるインターネットを利用して仕事をしています。事務所で机に向かえばまずパソコンを立ち上げ、メールを確認することから仕事が始まります。紙の新聞も読みますが、業界などのニュースの大半は有料・無料のメール新聞やあちこちのWebサイトで知ることが多くなっています。

皆さんはインターネットとの最初の関わりは、どんなことがきっかけですか? 古くからインターネットと関わりのある方々は、UNIXなど技術的方向からインターネットと関わる事になったと思いますが、私が関わりを持ったのは、1994年春のことです。当時設立3年目のインプレス社が「インターネットマガジン」を創刊することになり、そのプロジェクトに私が広告・制作・営業の責任者として参加したからです。当時は、エレクトロニクス関連の大企業の研究所や理工系の大学などに所属するほんの一部の人達が、主に海外との連絡や海外文献調査などにインターネットを利用していた時代でした。

その頃インプレス社に、JPNIC理事長(当時はセンター長)でもある慶應義塾大学の村井純先生が来られ、編集部の数名とインターネットのすばらしさなどを雑談したのが創刊のきっかけと聞いています。この当時は編集部内でもこれから毎号に十分な記事が量的に用意出来るのかという議論があったくらいで、非常にインターネットの情報が少ない時代でした。私も当時はパソコン通信とインターネットの違いを正確に理解していませんでした。この時期に私はインターネットメールなどを利用し始めました。

雑誌は9月創刊とし、ちょうど7月に幕張メッセで開催されることになった展示会「Networld+Interop」に小さなブースを用意し、創刊準備号とCD-ROMを無償で配布することにしました。創刊準備号は「熱血創刊・インターネットマガジン」と白地の表紙に大きくロゴを刷り込み配布しました。初日の午前中はポツポツと準備号を受け取る人がいたくらいでしたが、午後からは配布時間ごとに毎回百人以上の方々が列を成し、隣の大きな展示ブースなどからクレームがつくような状況でした。CD-ROMには当時手に入りにくかった便利なフリーソフトなどを、米国などからたくさん集め収録してありました。この創刊準備号を手にとって、接続プロバイダーやいろいろなインターネット関連事業を始めた方々も大勢いると聞いています。その後の「インターネットマガジン」は、日本全国のインターネットサービスプロバイダーの料金表や連絡先の電話、URLなどの情報や、接続回線の太さのわかる「プロバイダー接続マップ」、あるいは接続時の各プロバイダーのビジーテストなどユーザーのためになる企画をたくさん創り出し、一時代を築くメジャーな雑誌になりました。これらの各種情報は、雑誌の読者でもあるプロバイダーの担当者から、毎月出版と同時に変更や訂正などが的確かつ迅速に編集部に寄せられるため、非常に精度が高いものとなりました。これが次月号に反映され他の追随を許さない正確な情報が提供できました。

対外的な広告部門や営業部門を担当していた私のところには、プロバイダーの情報が一番多く集まっていたため、「日本地域プロバイダー協会」(全国の中小プロバイダーが結成した。JAIPAの前身)や、他のいくつものインターネット関連団体などの設立準備に関わり、会員募集や運営のお手伝いをし、それがきっかけで現在もインターネット業界に籍(席)をおいています。ブロードバンドの普及と共に急速に一般の社会生活に入り込んできたインターネットですが、ウイルス問題や迷惑メール、ネット上の各種のトラブル・犯罪など初心者ではとても対応しきれない事柄が多く発生している現状は、非常に憂うべき状況だと思っています。

2003年12月に公表された総務省の情報通信ソフト懇談会の最終報告書では「安心・安全なネットワーク基盤の構築」とうたわれており、ここには「安心・安全な」1.インフラづくり、2.ネットワークの実現、3.ユーザーのセキュリティ対策強化、4.セキュリティ技術の研究開発、5.セキュリティ情報の流通・連携体制の確立、などが基本的方向性として強く打ち出されています。一般のインターネットユーザーに一番近い立場の団体(JAIPA)に所属する私としては、会員や業界に携わる方々と一緒になって、「安心・安全なインターネット社会」を構築し、推進するために努力したいと思います。どうぞ皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

プロフィールさかいてるまさ
1942年生まれ。東京都立大学理学部卒業。学校教材製作会社勤務や技術書の出版社(ラジオ技術社社長)などを経て、92年株式会社インプレス社の設立に参画。「インターネットマガジン」の創刊時より広告・制作・営業を担当。98年日本地域プロバイダー協会設立。99年日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)設立、筆頭副会長。2000年に同協会の社団法人化に伴い専務理事。現在、株式会社インプレスコミュニケーションズ取締役、NPOなど数団体(社)の理事、取締役、顧問などを務める。JPNIC評議委員会リエゾンメンバー。


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