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インターネットのビジネスでの利用、個人の利用が増加するなかで、ドメイン名へのニーズも変わってきました。JPドメイン名の1組織1ドメイン名や移転の禁止などは、サイバースクワッティングなどの不正な登録を抑制する効果を果たしてきましたが、一方で、新しいニーズに十分対応しているとはいえません。
2000年9月から新gTLDの募集が始まりました。このような新gTLDのサービスが開始されると、そのなかでのccTLDとしてのJPドメイン名の役割をさらに明確にしていく必要があります。
そして、日本語ドメイン名のような新しい技術によるドメイン名サービスの展開も始まろうとしています。
このようななかで、新しいニーズや技術の革新に対応したJPドメイン名サービスが強く望まれており、JPNICは的確な対応を行う必要があります。
また、登録ドメイン数は増加傾向にあり、汎用JPドメイン名、日本語ドメイン名など新サービスを開始することにより、その数はさらに急増するものと想定されます。そのために、登録ドメイン数の増加にも耐え、安定したサービスを提供するシステムの構築と運用も必要です。
新しいサービスの開発、技術革新への対応、増加するJPドメイン名への対応には、中長期的な投資(開発費やシステム更新費用)が必要です。しかし、現在、JPNICは公益法人として、投資に種々の規制が設けられています。JPドメイン名登録事業は公益性を持つと同時に、収益事業でもあります。また、JPNIC全体に占める収益事業の割合には上限があり、その割合が大きくなってくると、民間への移管を行うことが政府の指導として規定されています。
これらの点を考え合わせ、JPドメイン名登録事業を民間会社へ移管し、必要な
投資を可能とし、スケールメリットを登録料に反映させられる体制でJPド
メイン名の管理を行うことが、JPドメイン名の登録者の利益、JPドメイン名ビ
ジネス,ひいては日本のインターネットの発展に寄与するものと考えます。
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