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                                                         2003/05/08 第2回総会
                                                         資料 3

                      ENUMの状況と今後の活動(案)

                                                              JPNIC

1. これまで

   2002年9月11日のグループ発足以来,ENUM 研究グループでは,ENUM 技術の
   理解を深めることを目的とし,ほぼ 1ヶ月に一度のペースでの研究会を行
   い,さらに分科会を開催し,ユーザENUM・オペレータENUM という形に
   ENUM サービスを類型化し,検討を重ねてきた.

   検討の結果,ENUMに対する理解も高まり,多くの課題が明確になった.
   2002 年12月8日に第1次報告書を提出し,また,今回,第2次報告書を提出
   する運びとなった.

2. ENUM研究グループをとりまく現状の分析

   ENUMはE.164番号をドメイン名としてDNSに登録する技術として, IETF,ITU-T等
  で国際的な標準化作業が進んできたが, 国内的には総務省「IPネットワーク
  技術に関する研究会」においてIP電話の実装手段として紹介されたのを契機に
  幅広く注目を集めることとなった。本研究グループも,この考え方をベース
   にスタートした.これは,本研究グループで定義するオペレータENUMの範
   疇に入るアプリケーションである.

   現在,IP電話サービスの整備が進んでいるが,その相互接続方法につい
   ては,IP電話事業者同士が連携して,もしくは単独で事業者間並びに固定
   網との相互接続の方法の検討を進めており,現段階では,ENUMそのものに
   対する強いニーズが生まれているとは言いがたい状況である.

   また,電気通信番号に対応するアプリケーションをその番号の利用者(加入
   者)が自ら登録するユーザENUMについても,そのニーズは必ずしも顕在化している
  とは言えない.

   しかし,事業者同士のよりオープンなインターフェースによる相互接続の
   要求,インターネット電話の普及,E.164番号による電話以外のアプリケー
   ション識別への要求が高まることによって,また,海外のENUMの状況によっ
   ては,このENUM技術へのニーズが急速に高まってくることが考えられる.

   ENUM技術をサービスとして構築・運用するには技術面,制度面,ビジネス
   面での多くの課題を解決する必要があり,これらの面から継続して検討し
   ていく必要がある.

3.今後の活動(提案)

    本研究グループは,これまでのように定期的に研究会を開催するという形
    式から、当面はメーリングリストでの情報交換を中心とした活動形態に移
    行する.

    しかし,解決すべき技術課題についてはIETF・ITU-T等の進展と歩調を併せて
    速やかに検討を行う必要がある.そのため,総務省等の研究会と連携を取り
    ながら会合を適宜召集するなど, 臨機応変な対応をとるものとする.


以上