InternetWeek 2001

T19 : 大規模ネットワークにおける経路制御

日 時 12月7日 09:30 〜 12:30
会 場 502
主 催 Internet Week 2001 実行委員会
講 師 友近 剛史 [NTTコミュニケーションズ株式会社ビジネスユーザ事業部統合サービス開発部]
前村 昌紀 [イクアント]
講師略歴 【 友近 剛史 [NTT Com] 】
1995年東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻修士課程修了。 同年日本電信電話株式会社入社、マルチメディアサービス部に配属。 OCN-SLTの開発を経て、 OCNの立ち上げ時にOCNバックボーンネットワークの設計・設定・構築に従事。 以降、OCNバックボーンの運用やネットワークの拡大、 さらに新サービス開発、新技術調査に携わる。 現在、NTTコミュニケーションズ株式会社においてマルチホーム接続などのOCN営業技術支援に携わる一方、 NTT ComのグローバルIPv6ネットワークの設計・運用・開発に従事する。
著書 「インターネットルーティング入門」(翔泳社:2001年9月)

【 前村 昌紀 [イクアント] 】
1991年NEC入社、X.25パケット交換サービスのネットワーク設計、 PCVANの高速アクセスシステム開発を経て、1994年、 C&Cインターネットサービスmesh(現BIGLOBE)の立ち上げに参加。 以降インターネットバックボーンネットワークの設計構築、 対外接続の設計構築運用に携わる。
2000年1月よりグローバルワンコミュニケーションズ株式会社に移り、 IP関連サービスのテクニカルサポート及び、 インターネット接続サービスのバックボーン構築、 IPv6実験ネットワークの構築運用などを担当。
2001年7月合併により、社名がイクアントとなる。
1997年よりJANOG(日本ネットワークオペレーターズグループ)運営委員
1998年よりJPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)運営委員
2000年10月よりAPNIC (Asia Pacific Network Information Centre) Executive Counsil メンバ
2000年Christian HuitemaのRouting in the Internetの日本語訳版、 「インターネットルーティング」(翔泳社)を監訳

定 員 180名
参加料 通常料金
  一般 15000円
内 容 ISPのバックボーンネットワーク設計においては、 回線・ルータの配置設計だけでなく、 BGPとIGPを組み合わせた経路制御設計が、 安定稼動の上で非常に大きなウェイトを占める。
また、インターネットの爆発的な発展に伴ってISPバックボーンも急激に巨大化しているので、 ISPにおいてはスケーラビリティを考慮した経路制御設計が必要不可欠となっている。
本チュートリアルでは、 各経路制御プロトコルの技術事項を説明した上で、 ISPバックボーンネットワークを構築する上で必要となるポイントを整理する。 また、スケーラビリティ問題を始めとする諸問題の解決手法や各種ノウハウを提供する。
対象者 TCP/IPについてある程度の技術知識がある方。ISPや企業などの大規模ネットワークの設計・構築・運用に携わる方。
問合せ先 IW2001実行委員会
E-Mail: iw2001@nic.ad.jp