タイトル
Internet Week 2002 BOF開催報告
BOF名 MBone-JP
BOF開催団体名 日本NetBSDユーザーグループ
開催日時 12月18日 18:00-20:30
参加人数 33名 (事前登録 53名)
議題
  1. BB Cable TVの事例紹介
  2. Mbone-JP網のPIM-SM化について
BOFの概要
  1. IPマルチキャストを用いた大規模商用サービスの実例について、興味深いお話を伺うことができた
  2. 長年の懸案事項であるIXのPIM化について、2002年内での切替えの合意がなされた
議事録

■BB Cable TV
ビービーケーブル株式会社 大出富康

BBケーブルTVは、 Yahoo! BBのADSL回線を利用する有線テレビ放送サービス。 7月24日に電気通信役務利用放送法に基づく有線役務利用放送事業者の第一号として登録された。 電気通信役務利用放送法とは放送における設備利用の規制緩和を行うため平成14年1月28日に施行された法律で、 これまでは放送事業を行うためには、 放送に必要な施設・設備などのインフラを自前で用意しなければならなかったが、 この法律により、光ファイバーやADSLなどの通信回線を利用して放送を行うことができるようになった。

BB Cable TV
ロゴにはCableという文字が小さくついている
今後なくなるかも

1本のブロードバンド回線の上において、 通信と放送の融合を実現するTV(STB)を対象とした動画配信サービスとしてスタート、 IPの優位性をいかして既存放送との差別化を図ってゆく

IP技術を利用した日本初の「ブロードバンドCATV放送事業」
放送の設備が使える
配信部分をIP化

STBの特徴
IP形式の放送・VODを受信
ADSL・VDSL・FTTHのようなBroadbadn Networkに接続可能(Ether接続)
リモートダウンロード機能により導入後もサービスの追加・変更が可能

MPEG2 PE@ML Video Stream
Ip Network Connection
IP Multicast でのVideo & Audio Broadcast
...

料金とコンテンツラインアップ(予定)
ベーシックチャンネル
アラカルトチャンネル
VOD

ストリームは2Mbps/4Mbpsを用意
MPEG2にしては抑えめな帯域だが、 ADSL網や顧客設備(ハブ性能)を考えるとこの程度

既存のCATVシステムの同一/疑似性
クローズドでかつプライベートなネットワーク構成
配信技術が異なるだけ:"IP"にたいして"QAM"

システム全体概要
基本は放送機材にスクランブル&エンコードを追加
スクランブルはCS放送と同等(MPEG2, CAS Full Redundancy)
PIM-SMを使用

立ち上げ期間
3か月のところが1年かかった
せっかく作ったので、いろんなものを見せたい
まだコンテンツが少ない
セキュリティが弱そうなのでCASをいれた
CASは事業としてやるには必要だった。

■Mbone-JPのPIM化

phase I
nspixp1 10Mbps
岩波にあった
dvmrp
Sun4が重くなった
Flood/Pruneで大変

phase II
KDDI大手町 nspixp2
shared hub 100Mbps
smart hubでsnmp
100Base-TX
mbone.otemachi.wide.ad.jp
ISPはISPでケアしてね。

phase III 1998年
APAN(AS7660)と接続45Mbps
multicast service
USからmsdp/pim/mbgpを喋れと
MBone-JP(AS9616)を取得

phase IV
バックボーンをMulticast IXはPIM Onlyにする
PIM-SM/BMGP/MSDP IX
IETFがあったときにcontributeしているIIJとverioがつながった
verioはパシフィコに引いたが、もう切れている
IIJの下にはSONYと日大がつながっている

mbone.otemachi.wide.ad.jp
落とすぞ宣言!をする
multicastがトラフィックを喰うというのはもはや過去(DVMRP)
PIMを使えば大丈夫!PIMを使う!
(DVMRPもいまは強くなったけどね)


移行手順
移行時期
ハードウェアは用意できている
Ether NICだけは差していない(KDDIには納品はされている)
ここで決めて、金曜日に切り替えたいなぁ
http://mbone.otemachi.wide.ad.jp/tmp/index.htmlより抜粋

---詳細ここから---

1. mbone.otemachiへのPCI Etherカードの増設 [現場作業]

- shutdown
- PCI ATMカードの取り外し
- PCI Etherカードの取り付け
- reboot
- 新足はDVMRP/PIM gateway(のIX側でない足)と接続
- (他の足の物理接続はそのままでOK)

足を増やす理由
旧: tunnel用を含む汎用足とIX用足(exchangeと計測用)
新: tunnel用を含む汎用足とIX用足(計測のみ用)とDVMRP/PIM gateway向け足


2. mbone.otemachiの新しい設定 [遠隔作業可]

- 新足は203.178.142.229/30にconfig
- mrouted.confのphyintは 202.249.3.129から 203.178.142.229へ変更
- IX足は 202.249.3.129から configなしにする
- mtrafficの引数の変更など


3. DVMRP/PIM gateway (現tpm2r) に関する作業

- IX側でない足をmbone.otemachiの新足と接続
- IX側でない足を 203.178.142.230/30にconfig
- (IX足の物理接続はそのままでOK)
- IX側の足を 203.178.146.98/27にconfig
- その他のDVMRP/PIM gatewayに関するIPアドレス設定変更など


4. その他の各ISPのルータに関する作業

- (IX足の物理接続はそのままでOK)
- IX側の足を 202.249.3.128/27ベースから 203.178.146.96/27へ変更
[対応は 202.249.3.xxx → 203.178.146.(xxx - 32)]
- DVMRPからPIMSM/MBGP/MSDPへの変更など

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