タイトル

 
 
T9 : PKI〜技術概要と利用の実際〜
日 時 12月18日 9:30-12:30 
会 場 303 
主 催 Internet Week 2002実行委員会 
定 員 110名 
講 師 稲田 龍[富士ゼロックス株式会社ドキュメント・プロダクト&サプライ・カンパニー商品開発本部 サービス開発統括部 サービス開発部] 
略 歴
1985年 3月   慶応義塾大学理工学部卒業
同年 4月 富士ゼロックス株式会社入社。 ネットワークシステムの技術開発に従事。
1995年 4月   セキュリティシステム(主にネットワークを使ったもの)の技術開発に従事し、現在に至る。
2001年11月   PKI技術を用いたASPサービスであるSDES(Secure Document Exchange Services)をサービス開始。
 
講 師 松本 泰[セコムトラストネット株式会社] 
略 歴
1984年   UNIX上のビデオテックスの開発に従事
1990年   UNIX上の大規模パソコン通信システムの開発に従事
1994年   各種インターネットサービスの開発に従事
1998年   サイバーセキュリティ事業の立ち上げに従事
2002年   NPO 日本ネットワークセキュリティ協会 PKI相互運用技術WG リーダ、日本インターネット協会 セキュリティ部会運営委員、日本PKIフォーラム 相互認証WGメンバー
 
参加料
通常料金
一般:15000円
内 容

PKIは、ECサイトにおけるクレジットカード番号の暗号化に利用されるなどといったHTTPSにより、暗号化のための手法としてインターネットで普及している。

しかしながら、HTTPSに関しても暗号化はむしろ、副次的なものであり本来は「正しいWebサイトに接続している」ことを保障するシステムであると言える。

PKIは暗号化のみに使われるものではない。PKIの本質は、むしろ電子署名および認証にあるといえる。

PKIを今後、インターネットで用いるためには電子署名/電子認証を欠かすことは出来ない。

我が国においても、いわゆる電子署名法が成立、施行され法律面でのサポートも行われ、PKIはまさに普及する兆しが見えてきている。このような状況を鑑み、本チュートリアルでは、インターネットで今後使われるであろう種々のアプリケーションにPKIがどう活用されていくのか?

また、これらの技術が何ゆえに有効であるかその原理に関して説明する。さらに、現在IETF PKIX-WGなどで議論されているマルチドメインPKIなどに関しての紹介を行う。

 
対象者 インターネットで電子署名・電子認証・暗号化アプリケーションの開発を考えている方。
HTTPSがなぜ、安全なものであるのか知りたい方。
PKIに関して考えてみたい方。 
  ※ 上記の「内容」と「対象者」は、本チュートリアルの講師によって執筆されたものです。 受講プログラムの選定にお役立てください。
問合せ先 IW2002実行委員会
E-Mail: iw2002@nic.ad.jp 

 

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