Internet Week 2006

 
T5 : ネットワーク設計構築A to Z[II] 〜OSPFを簡単に使う最適WAN設計〜
日時 12月5日(火)15:00-18:00
主催 Internet Week 2006 プログラム委員会
講師

株式会社インターネットイニシアティブ
山口 二郎

略歴
1994年  株式会社インターネットイニシアティブ入社
専用線関連業務に従事し、IPアドレスの割り当てなどを担当。
1997年 富山にて「インターネット・ルーティング・プロトコル」講演。 以後、マルチホーム接続やルーティングに関する講演多数。
1999年 Internet Week 99にチュートリアル講師として参加。
2000〜2005年も同様に講師として参加。
2006年 現在、ネットワークインテグレーション部 主幹としてISP及び企業向けのネットワークコンサルティング、 冗長化ネットワークの設計、構築などを担当。
参加料 事前料金 \15,000 当日料金 \18,000
内容 1つの拠点内をスタティックルーティングなどを利用してネットワークを構築できるようになると、 次のステップとして複数の拠点を結ぶWANを設計する必要が生じてくる。 WANには広域イーサネットやブロードバンドネットワークを利用したVPNなど様々なレイヤを考慮した設計スタイルが必要となってきた。 これらのWANメディアを有効に活用し、設計時、 運用時に陥りやすいポイントなどを解説する。 WANを拡張し多くの拠点を結ぶにはスタティックルーティングだけではたいへん煩雑となってしまう。 また、主要拠点間は冗長化を図る必要もでてくる。 ダイナミックルーティングを用いることでこれらの問題を解決し、 ネットワーク設定の簡素化と冗長化を実現する。 ダイナミックルーティングはOSPFを中心に解説を行う予定だが、 プロトコル詳細の説明ではなく、 実務に必要な機能を中心に解説する。 中規模から大規模のネットワーク構築・運用が行なえるようになることを目的とする。


キーワード: ダイナミックルーティング、IGP、ICMP redirectの抑制、RIP、RIP2、OSPF(cost, area, priority, DR, BDR, intra,inter,external)、冗長化ネットワーク、ロードバランシング、フローティングスタティック、WAN設計構築、ブロードバンドネットワーク、広域LAN、広域イーサネット、インターフェーストラッキング、L3SWとVLAN Trunk、ポートVLAN、MTU、Path MTU Discovery、MSS、Adjust MSS、OSPF over VPN、GRE、ipip、gif、PBR、ポリシールーティング、CBQ、QoS、トンネル
対象者
  • WANの設計・構築・運用に携わっている方。
  • WANの再構築を検討されている方。
  • 冗長化ネットワークを検討されている方。
  • ダイナミックルーティング導入を検討されている方。
  • スタティックルーティングに限界を感じている方。
  • ダイナミックルーティングは不要だと思われている方。
  • 「ネットワーク設計構築 A to Z [I]」の次のステップを歩みたい方。
※本チュートリアルは「T1 : ネットワーク設計構築A to Z[I] 〜基礎から始める最適ネットワーク設計〜」を前提とはしておりませんが、 小規模のネットワーク設計ができる方を前提とさせていただきます。
キーワード AS、BGP、Ethernet、ICMP、IEEE802、Ipsec、IPアドレス、Layer2、Layer3、Network、OSPF、P2P、PPP、PPPoE、QoS、TCP/IP、VPN、イーサ、オペレーション、スイッチ、トポロジー、ネットワーク運用、ネットワーク管理、ネットワーク設計、ファイアウォール、バックボーン、ブロードバンドネットワーク、プロトコル、ポリシ、ルータ、ルーティング、ルーティングプロトコル、レイア2、レイア3、運用、管理、経路、経路制御、経路情報、光ファイバー、高信頼性、高速ネットワーク、冗長化、設計、網構成
問合せ先 Internet Week 2006事務局
E-mail:iw2006-info@nic.ad.jp