Internet Week 2006

 
T13 : マルウエアの基礎知識と検知、防御技術
日時 12月6日(水)15:00-18:00
主催 Internet Week 2006 プログラム委員会
講師

住商情報システム株式会社
二木 真明

略 歴
1981年  立命館大学理工学部数学物理学科卒
1983年 ソフトウエア開発会社入社
マイコン制御システム、 各種インタプリタコンパイラなどの言語処理ソフトウエア、 データベース関連など多様なソフトウエア開発に従事
1996年 ファイアウォール製品開発に従事。 FreeBSDカーネルをベースとしたオリジナルファイアウォール製品を開発、 販売・サポートを行う
2000年 住友商事のセキュリティビジネス立ち上げに参画
ファイアウォール、ウイルス対策製品、侵入検知、 脆弱性検査など多様なセキュリティ製品の評価・検証、 サポート業務などに従事。 エスシー・コムテクス株式会社、 住商エレクトロニクス株式会社を経て、 2005年8月より住商情報システム株式会社勤務
各種セキュリティ製品の技術企画、 海外ベンチャー製品の発掘・評価等に従事する一方、 情報システム部において社内の情報セキュリティ全般にも携わっている。

 

独立行政法人 理化学研究所
渡辺 勝弘

略 歴
1965年  生まれ
1998年 特殊法人 理化学研究所
2004年 独立行政法人 理化学研究所
日本Snortユーザ会代表、 主な著書として伊原秀明氏と共著の「不正アクセス調査ガイド」(オライリジャパン)、 「ネットワークセキュリティHACKS」などがあるほか、 経産省主催のセキュリティキャンプでは「ネットワーク監視コース」の講師を務める。
参加料 事前料金 \15,000 当日料金 \18,000
内 容 従来、それぞれ別個の技術的テーマとして語られてきたウイルス・ワームなどマルウエアへの対策技術と、 脆弱性に対する攻撃対策としての侵入検知・防御技術だが、今、 これらを一体のものとして考える必要に迫られている。


マルウエアは、 すでにその拡散手段として脆弱性に対する攻撃を取り入れているばかりではなく、 巧妙な通信手段を用いて情報を流出させ、 また相互に連携しながら攻撃を行うロボットと化しつつある。


また、世界的に大規模感染を引き起こすような新種のマルウエアは減少しつつあり、 かわって特定の組織などを標的とした「スピア」もしくはTargeted Attackと呼ばれるマルウエア攻撃が増加しつつある。


こうした新たな脅威に対抗するには、 より大きな視点から対策を見直す必要がありそうだ。 このチュートリアルでは、現在の脅威に対するそれぞれの対応策とその限界を見極め、 他の領域の技術も含め、 これらを補完的に使っていく方法について考えてみる。
対象者 マルウエア対策と侵入検知・防御、監視技術に興味を持つ方。TCP/IP ネットワークとインターネットの基礎知識は最低限必要です。
キーワード Bot、DDoS、IDPS、IDS、IPS、malware、SIM、Snort、Spear、Spyware、Worm、Virus、ウイルス、ウィルス、スパイウエア、スピア、セキュリティ、トラフィック解析、ネットワーク監視、ネットワーク管理、ボット、マルウエア、マルウェア、ワーム、監視
問合せ先 Internet Week 2006事務局
E-mail:iw2006-info@nic.ad.jp