| BoF名 | 地方在住エンジニアを盛り上げましょう!BoF | 
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| BoF開催団体 | 地方在住エンジニアを盛り上げましょう!BoF 実行委員会 | 
| 開催日時 | 2013年11月27日(水) 18:45~20:15 | 
| 参加者数 | 30名 | 
| BoFの概要 | 司会:金子 康行/株式会社グローバルネットコア 発表者:小山 海平/株式会社倉敷ケーブルテレビ 佐々木 信也/秋田県産業技術センター 伊勢 幸一/株式会社データホテル オープニング
 議論テーマその1
 小山さんの発表
 ディスカッション
                          Q: 地域には大変というよりむしろチャンスと捉えるか
                         
                          A: 今まで同様のサービスではなく、
                          新たな方向で展開があるのでは。
                          下はクラウドで上は地域でニーズに応じたサービスとかで、
                          安くユーザに合せたサービスができるはず。
                         
                          Q: レイヤの高い方は色々あると思うが、
                          インフラ系は厳しいのでは。
                          あとは業界再編とうもあるのでは。
                         
                          A: 資本という文脈だけでは語れない。
                          マスでサービスしているのは、
                          ニーズに合った話ができない。
                          ニッチャーの方が利益率が高いだろうし、
                          地域で生きて行きやすいのでは。
                         
                          Q: 地域のクラウドサービスをしているところは挙手 → 結構いる地域で需要はあるのか。
                         
                          C: 手応えはない。
                          地域クラウドだからどうこうという意識はあまりないか。
                         
                          C: 業界による。
                          BtoCとか急速に発展しているところはクラウド。
                          社内システムとかはこれから。
                         
                          C: ゲームユーザさんがいる。クラウドを勧めた。
                          品質があまり変わらなさそうなクラウドサービスで結構値段が違う。
                         
                          C: 価格については、
                          パブリッククラウドは価格がわかるが、
                          プライベートクラウドとかオンプレミスのはみえなくて、
                          パブリックに比較するということになる。
                          AWSと比較すると、
                          他のクラウドサービスが結構高く見えてしまう。
                         
                          C: 決してクラウドは安くないのでは。
                          動的に変化するような場合には便利だが。
                         
                          C: ハードを持っていたり間接費まで考えると、
                          コストは安くなるはずなのでは。
                         
                          Q: クラウドサービスやりたいけどできてない方がいればコメントを。
                         
                          C: 地域クラウドサービスをして、
                          お客さんどこでつかまえるかという課題が。
                          イニシャルコストもかかるし。
                          ユーザさんがクラウドへの移行でまだ踏み出してこない。
                          技術的な問題はあまりない。
                         佐々木さんの発表
 ディスカッション
                          Q: 地方というのとクラウドというのは背反していないか。
                         
                          C: 小山さんは、
                          クラウドはどこでもよいので中央でなくても良い。
                          佐々木さんは、地方になくても良いというのに繋がる話。
                         
                          Q: (会場にむけて)都会から見て地方はどうですか?
                          草狩り場だと思われてない?
                         
                          C: 雇用も一定あるはずだし、経済効果もある。
                          ライン工場誘致と比べれば効果がない。
                         
                          C: 雇用より固定資産税とか金の話になることが多い。
                          行政が直接やろうとすると民業圧迫
                         議論テーマその2
 伊勢さんの発表
 ディスカッション
                          C: 大変参考になりました。
                         
                          C: 地方のサービスやモノを都会に売るスキームはICT以外でこれまでもあった。
                          クラウドも同じ考え方でいけるかと。
                         議論テーマその3
 ディスカッション
                          C: 伊勢さんの言う失敗するクラウドサービスをやっている 福井のリソースを東京で噴くというのはありかな。 東京のユーザは良く知っているが、 地方のユーザはVPSと区別がついていなかったりする。 地方ユーザは大丈夫か。 
                          C: 地方のクラウドサービスは特産品にできるか。 なかなか特徴を出すのは大変。 
                          C: 土地が安いので、平屋で作れる。償却コストが安い。
                         
                          Q: NTTはどこにでもある。
                          携帯も売るけどwebもうる。
                          POIの周りにはデータセンターもエンジニアもいる。
                          地方の低レイヤサービスはそういうところにしかないのでは。
                          高レイヤには行かないのか。
                         
                          A: 地方にあまり2-4層の技術者はいないのでは。
                          0-1層はそれなりにいるので。
                         
                          A: 質問の意図は?
                         
                          Q: インフラはNTTとCATVに任せて、
                          他の人々は上のレイヤにいくのが良いか。
                         
                          A: 地方のエンジニアは全部のレイヤをみなくてはいけない。
                          地方の事業者の特徴であり、強みになるかも。
                          その特徴を突き詰めるしかないのでは。
                          ファイバ工事からお客さん対応まで。
                         
                          C: 産業材か消費材か 産業材なら安い方が勝ち。 ユーザが消費材を求めるならそちらに勝機がある。 
                          C: 上のレイヤをどうみるのか。 上のレイヤで成功するのは競争相手が多すぎて大変。 インフラはブレークはないが競争相手がそこそこしかない。 プラットフォームぐらいまでやれば競争力がある。 クロージング
                          Q: 最後にどなたか会場からコメントあれば。
                         
                          C: 地方の人は東京の人と違ってすさんでいない。 人間関係とか大変かな。 
                          C: エンジンがかかってきたところで恐縮ですが時間です。
                          BoF議事録は後日web公開。アンケートを。 懇親会があります。 
                          C: 最後にパネリスト一言ずつ感想をお願いします。
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| 総括/所感 | 今回のBoFでは、 「地方在住エンジニアにとってのクラウドとの付き合い方」と 題して、 地方の現状と可能性について議論を行いました。 クラウドサービスの隆盛と巨大資本による世界的な大競争時代の中で、 地方の状況は厳しい、という現状認識の一方で、 自らのポジションやターゲットを見直し、 その地方にしかない資源や、 地方であるが故の強みを見出し伸ばすことで、 明るい未来は描きうる、 という前向きな議論へ進むことができました。 今後も引き続き、BoF開催も含めて、 地方在住エンジニアを盛り上げる活動を継続していきたいと思います。 |