B1 「Peering In Japan BoF」開催報告

BoF名 Peering In Japan BoF
BoF開催団体 Peering In Japan
開催日時 2018年11月27日 19:00~20:30
参加者数 65名(ISP/CSP/IX/DC等のネットワークエンジニア)
BoFの概要

Interconnection関係者(Peering、バックボーン回線、海底ケーブル、 IX、国際線、相互接続DC)で集まって、 Peeringについて語り合う会です。 日本のPeering環境を盛り上げ、 日本をアジア太平洋のハブにすべく活動しています。 AS運用の関係者、 AS運用をやってみたい方に参加していただきたいBoFになります。 普段はSlackを中心に、 JANOGやInternet WeekなどのBoFでOn/Off-Lineで議論してます。 Internet Weekでは、 Peering担当者のホットトピックをいくつかとりあげ、 1AS 1分程度のPeering Personal (AS紹介)を行い、 日本のPeering環境を盛り上げていきます。

Peering In Japan BoF Internet Week2018 アジェンダ (敬称略)

  • AS運用者とPokemonGOの親和性 ミテネインターネット(AS17961) 熊本 豊
  • IRR Queryコマンドの実践 ソフトバンク(AS17676)/BBIX 平井 則輔
  • Peering Survey速報版 報告 ソフトバンク(AS17676)/BBIX 平井 則輔
  • Peering Personal(ASの自己紹介/IXP, DC Update)
    BBIX 芦田宏之, JPIX 池田 明広,JPNAP 堤 友理,Equinix Joanne Chan
総括/所感

Internet Week2016、2017と開催してきたPeering In Japan BoFも3回目を積み重ねることができました!
 BoF参加者 約65名(ISP/CSP/IX/DC等)
 懇親会参加者 23名
と非常に多くのみなさまにご参加いただきました。

「AS運用者とPokemonGOの親和性」とライトな話題から入り、 JPIRRやRADBの情報を取得するためのIRR Queryコマンドの実践を通し、 IRRをどのようにAS運用に役立てるのか深いディスカッションができました。 IRRだけで40分もの深いディスカッションが行われ、 主催者の私達の想像を超える盛り上がりとなりました。

また今回のBoFのハイライトは「Peering Survey速報版 報告」でした。 速報版でありますが、Peeringの作業、 事業者が適切だと考えるIXポート単価/トランジット単価、 Peeringに関する悩みや課題に対するアンケート結果を見ながら、 それぞれの所属組織のバックグラウンドを抱えながらも、 課題に対して意見を交換しました。 その風景はまさにインターネットのコンセプトである、 『自律・分散・協調』を体現していました。

昨年に引き続きHuaweiさんより、 ドリンクやお菓子のご提供いただきました。 本当に、ありがとうございました!

次回Peering In Japan BoFは2019年1月23日~25日に開催のJANOG43@山梨で開催予定です。 多くのみなさまとまた会えるのを楽しみにしております! 山梨県甲府市でお会いしましょう!!