IW2019

D1-3 セキュリティとIPアドレスの深イイ話

IPアドレスは、 インターネットや企業内ネットワークで接続先/接続元を識別する識別子です。 セキュリティインシデントハンドリングの際にも、 IPアドレスをキーにして対象ノードの情報取得を試みたり、 調査・分析したりが日常的に行われています。

本プログラムでは、セキュリティ担当者がインシデントハンドリングや、 インシデント予防の観点で把握しておきたいIPアドレスにまつわる情報を共有します。

日時 2019年11月26日(火) 13:15~14:25
場所 2Fホール
参加料金
<事前11,200円/当日17,000円>
※D1~4にすべて参加できるDセット割引料金(30,600円)もあります。 3日以上Dプログラムを申し込んだ方に適用されます。
内容
時間 内容
13:15~13:55

知っておきたいIPアドレス分析テクニック

写真:風間 勇人

講演者
風間 勇人(株式会社Geolocation Technology)

IP Geolocation(GeoIP)をご存じでしょうか。 IPアドレスから、 アクセスユーザーの位置情報やインターネット接続環境、 匿名ネットワーク情報などを取得し、 不正検出からコンプライアンス、 さらにはマーケティングなど、 幅広い用途に利用可能なデータセットです。 しかしながら、 このデータセットを有効に活用するにはコツがあります。 本プログラムでは、 IPv4アドレス共有や地理情報共有に関わる業界団体の動きに触れつつ、 IP Geolocationデータを使った調査・分析時に気をつけるべきことや利用例をご紹介いたします。

13:55~14:25

知っておきたいIPアドレスの視点からのセキュリティ

写真:中川 あきら

講演者
中川 あきら(日本インターネットエクスチェンジ株式会社 (JPIX))

近年、国内を含め世界各国においてIPv6が普通に使われてます。 その結果、 多くのインターネット利用者が知ぬうちにIPv6を使ってます。 一方、IPv4が枯渇して8年間が経ち、 国内外のネットワーク事業者においてIPv4アドレスの共有が急速に進むなど、 IPv4についても状況が変化しました。 本プログラムでは、 これらの大きな変化に伴いセキュリティ面で考慮するべきポイントを両IPアドレスの観点から紹介します。 また、「IPv6はNATが無いので危険」といった誤解についても払拭したいと思います。 本セッションはIPv6専門プログラムではないことから、 どなたにも理解できるよう、 平易な言葉を用いて解説を行います。 今どきのIPアドレスの観点から、 セキュリティについて触れることのできる機会にしたいと考えています。

対象者
  • 情報システム部門担当者
  • 情報セキュリティ部門担当者
  • セキュリティ監視部門担当者
  • クラウド利用部門担当者
※時間割、内容、講演者等につきましては、 予告なく変更になる場合がございます。 あらかじめご了承ください。