Internet Week 2006

 
T9 : ファイアウォールの基礎から応用
日時 12月6日(水)10:00-13:00
主催 Internet Week 2006 プログラム委員会
講師

住商情報システム株式会社
二木 真明

略歴
1981年  立命館大学理工学部数学物理学科卒
1983年 ソフトウエア開発会社入社
マイコン制御システム、 各種インタプリタコンパイラなどの言語処理ソフトウエア、 データベース関連など多様なソフトウエア開発に従事
1996年 ファイアウォール製品開発に従事。 FreeBSDカーネルをベースとしたオリジナルファイアウォール製品を開発、販売・サポートを行う
2000年 住友商事のセキュリティビジネス立ち上げに参画
ファイアウォール、ウイルス対策製品、侵入検知、 脆弱性検査など多様なセキュリティ製品の評価・検証、 サポート業務などに従事。 エスシー・コムテクス株式会社、 住商エレクトロニクス株式会社を経て、 2005年8月より住商情報システム株式会社勤務
各種セキュリティ製品の技術企画、 海外ベンチャー製品の発掘・評価等に従事する一方、 情報システム部において社内の情報セキュリティ全般にも携わっている。
参加料 事前料金 \15,000 当日料金 \18,000
内容 インターネット接続におけるファイアウォールの導入は企業などの組織にとっては既に一般的となっているが、 ファイアウォールの技術を体系的に学ぶことができる場は意外と少ない。 一方、運用現場では新たなファイアウォール技術者の養成も課題となっている。


このセッションでは、 ファイアウォールに関する要素技術を説明し、 その使い方と実際の運用までを体系的に解説する。


セキュリティを意識したネットワーク設計
ファイアウォールの基本方式
ネットワークアドレス変換の考え方(NAT、NAPT)
ファイアウォールとVPN
ファイアウォールの付加機能とUTM化の流れ
ファイアウォールとUTMの利用法
ファイアウォール導入設計のポイント
ファイアウォールの運用とログの管理


ファイアウォールの付加機能のうち、侵入検知・防御、 ウイルス対策機能への理解を深めたい方へは、 午後のチュートリアル「T13 : マルウエアの基礎知識と検知、防御技術」をお薦めします。
対象者 これから、ファイアウォールの運用、サポートに携わる方。
ファイアウォールを詳しく学びたい方。
TCP/IPと一般的に利用されるネットワーク上のプロトコルについての基礎的な知識を持っていることが必要です。
キーワード ACL、DMZ、IDPS、IPS、Ipsec、NAPT、NAT、Proxy、UTM、VPN、アクセスコントロール、アプリケーションゲートウエイ、ステートフルインスペクション、セキュリティ、パケットフィルタ、ファイアウォール、プロキシ、ポリシ、ログ、非武装地帯、不正アクセス
問合せ先 Internet Week 2006事務局
E-mail:iw2006-info@nic.ad.jp