過去のInternet Week

D3 IP Meeting 2012~人のチカラ、インターネットのチカラ~

本セッションを、 JPNIC News & Viewsにて紹介しています。

日時 2012年11月22日(木) 9:30~17:30
場所 5階 アキバホール
参加料 事前料金 10,000円、当日料金 14,000円
内容

2012年のインターネットの最新動向を伝え、 今後に向けた議論を行い、総括する、 Internet Week 2012の全体会合です*1
前半は、「Internet Today!」と題して、 インターネットの運用にかかる今年のホットトピックを振り返ります。
後半は、テーマ・セッション「人のチカラ、 インターネットのチカラ」です。 日本のインターネットに関わる私達を"外"の視点で見たときに、 私達が持つ強みにはいったい何があるのか、 そして私達が忘れてはならない課題には何があるのかを、 さまざまな視点で解説していただき、皆さまと考えていきます。
このセッションを通じて、インターネットの現状とチカラ、 これからの方向性を感じていただければと思います。

*1 IP Meetingは、Internet Weekの母体である会合で、 JEPG/IP(Japanese Engineering & Planning Group/IP)によって1990年に初めて開催されました。 今回は22年目を迎えます。
Internet Today!
午前の部
(9:30~11:50)
1) IPv6とIPv4の動向と対策

インターネットの“今”をお届けするInternet Today!の午前の部。 今年はIPv4とIPv6の共存の話題です。 以下の内容をお届けします。


9:40~10:10
移転とアドレス売買 あきみち氏写真

講演者:あきみち(Geekなページ)

内容: 国内で移転制度が2011年8月に導入されてから、 実際の利用が進んできつつあり、 アジア太平洋地域や北米地域との移転も行われるようになりました。 IPv4アドレス在庫・移転の統計やブローカーの実績など、 IPv4アドレス移転の現状を紹介します。
10:10~10:30
World IPv6 Launch ~その後~ 江崎氏写真

講演者:江崎 浩(ISOC-JP)

内容: IPv6 Launch全体の成果を振り返り、 世界の中での日本の状況、 今後日本の事業者がどういう方向に向かっていけるとよいかについてお話しします。
10:30~11:00
IPv6/IPv4共存技術の動向 松嶋氏写真

講演者:松嶋 聡(ソフトバンクテレコム株式会社)

内容: 枯渇後の状況に対応する主なIPv6/IPv4共存技術としてどのようなものがあるのか、 それぞれの特性と併せてご紹介します。
11:00~11:50
枯渇後、IPv6とIPv4は共存できる環境が整っているのか(パネルディスカッション)
あきみち氏写真 國武氏写真 馬場氏写真 佐藤氏写真

モデレータ:あきみち(Geekなページ)
パネリスト:國武 功一(株式会社ビーコンエヌシー)、 馬場 達也(株式会社NTTデータ)、 佐藤 良(株式会社コナミデジタルエンタテインメント)

内容: 企業ネットワーク運用やシステム開発の観点からIPv6対応で苦労するポイントについて、 各種スピーカーによるパネルディスカッションを行います。
11:50~12:50 ランチタイム
午後の部
(12:50~15:00)
2) インターネット運用の動向/ホットトピック

2012年のインターネット運用を振り返るInternet Today!の午後の部は、 以下の内容をお届けします。


12:50~13:30
2012年のインターネット運用動向 吉田氏写真

講演者:吉田 友哉(インターネットマルチフィード株式会社)

内容: 2012年のルーティング・トポロジー・トラフィック・DNS等の運用動向を総括して振り返ります。
13:30~14:00
2012年に起きた人為的ミスによる大規模障害について 三輪氏写真

講演者:三輪 信雄(S&Jコンサルティング株式会社)

内容: 2012年には大規模な障害がいくつも発生しました。 その中でも、我々にとって身近な日常の運用業務における人為的ミスが、 原因として挙げられたことは注目すべきであり、 私たち自身を省みる材料と考えることができます。 本講演では主に2012年に人為的なミスで起きた障害を振り返りながら、 運用業務のあり方を考えます。
14:00~14:30
2012年に起きたセキュリティ・インシデントの解説とイベント紹介 川口氏写真

講演者:川口 洋(株式会社ラック)

内容: 2012年もろいろいろなセキュリティ・インシデントがありました。 Anonymousの活動や国際的な攻撃、 そしてスマートフォンにおけるマルウェアなど、 本講演では主なインシデントを振り返ります。 また国内外で行われているセキュリティ関連のイベントを紹介し、 会場の皆さまと人のチカラである“運用”について考察したいと思います。
14:30~14:50
運用ピックアップ:
 IPv6 deployment in LTE: The case of Verizon Wireless
 LTEにおけるIPv6導入:ベライゾンワイヤレスの事例紹介
Validya氏写真

講演者:Samir Validya (Verizon Wireless)、 Balaji Raghavachari(Verizon Wireless)

内容: 2012年はスマートフォンの普及がさらに進んだ年であり、 更に国内でもLTEのサービスが始まっています。 APNIC34コンファレンスで好評であった発表を元に、 多くの加入者を抱えたモバイルキャリアが、 2012年6月のWorld IPv6 Launchを受けてIPv6の導入をした事例をご紹介します。

※ 英語でのビデオ講演になります。 講演内容の和訳を会場で配布いたします。
テーマセッション
15:15~17:15 3) ~人のチカラ、インターネットのチカラ~
クロサカ氏写真 石田氏写真 川村氏写真 櫻井氏写真 実積氏写真 水越氏写真 Bush氏写真

モデレータ:クロサカタツヤ(株式会社企)

パネリスト: 石田 慶樹(日本DNSオペレーターズグループ代表幹事/日本インターネットエクスチェンジ株式会社)、 川村 聖一(NECビッグローブ株式会社・JANOG会長)、 櫻井 浩(JR東日本メカトロニクス株式会社)、 実積 寿也(九州大学)、 水越 一郎(東日本電信電話株式会社)、 Randy Bush (株式会社インターネットイニシアティブ)

内容: 日本のインターネットに関わる私達を"外"の視点で見たときに、 私達が持つ強みにはいったい何があるでしょうか。 そして私達が忘れてはならない課題には何があるでしょうか。 コミュニティと関わりの深い方々の視座で、 強みと課題を分析していきます。 変化の中にあるインターネットに関わる皆さまとともに、 インターネットと私達のチカラを再確認しながら今後を考えるセッションです。
17:15~17:30 4) クロージング
対象者 ネットワーク技術者、ISP事業者、サーバ事業者、コンテンツ事業者、 セ キュリティ技術者、研究者、学術関係者、学生

※時間割、内容、講演者等につきましては、 予告なく変更になる場合がございます。 あらかじめご了承ください。

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