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/P▲ ◆ JPNIC News & Views vol.1028【臨時号】2012.11.8 ◆
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◆ News & Views vol.1028 です
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Internet Week 2012の開催が、いよいよ11月19日(月)からと迫ってきました。
明日11月9日(金)は事前登録の締め切りとなりますので、申し込みがお済みで
ない方はお早めにどうぞ。
さて、これまで7回にわたり、法林浩之氏によるInternet Week 2012の注目プ
ログラムのご紹介を連載してきましたが、最終回となる本号では「IPミーティ
ング」を取り上げ、ご紹介いただきます。なお、第1弾~第7弾については、
下記のバックナンバーをご覧ください。
□直前特集! Internet Week 2012 注目プログラムのご紹介
○[第1弾]「T5:これからはじめるIPv6」(vol.1019)
http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1019.html
○[第2弾]「T10:IPv6各種移行・共存技術解説」(vol.1020)
http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1020.html
○[第3弾]「T8:インターネットの決めごとの作り方を学ぼう」(vol.1022)
http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1022.html
○[第4弾]「D1:パケットフォワーディングを支える技術」(vol.1023)
http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1023.html
○[第5弾]「T1:CSIRTの今とこれから」(vol.1024)
http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1024.html
○[第6弾]「D2:DNSDAY」(vol.1026)
http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1026.html
○[第7弾]「T4:ルーティングチュートリアル」(vol.1027)
http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2012/vol1027.html
<参加申込はこちらから:割引のある事前登録は、11月9日(金)17:00まで>
https://internetweek.jp/apply/
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◆ 直前特集! Internet Week 2012 注目プログラムのご紹介:
[第8弾]「D3:IP Meeting 2012~人のチカラ、インターネットのチカラ~」
日本UNIXユーザ会 法林浩之
JPNIC 奥谷泉/木村泰司
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いよいよ明日、11月9日(金)はInternet Week 2012の事前登録締め切り日で
す。皆さま、申し込みはお済みでしょうか。
今まで7回にわたって、「Internet Week 2012 注目プログラムのご紹介」と
題し、約30本のプログラムから注目プログラムの企画意図や見どころを担当
プログラム委員に語っていただき、その想いを、私、法林がお伝えしてきま
したが、この連載もこれで終了です。
トリを飾る注目プログラム紹介の第8弾は、もちろん「D3:IP Meeting 2012
~人のチカラ、インターネットのチカラ~」です。Internet Weekの全体会合
として位置付けられているこの「IP Meeting」は、Internet Weekの前身とも
言える存在であり、今年で22回目となる伝統の一戦です。しかし、IP Meeting
で取り上げる話題は毎年異なります。今年はどんなセッションを企画してい
るのか、担当プログラム委員の奥谷泉さん(JPNIC)と木村泰司さん(JPNIC)に
話をお聞きしました。
法林:IP Meetingの内容は、毎年恒例の今年1年を振り返る定点観測的な部分
と、毎年テーマの異なる今後を見据えた講演やパネルディスカッショ
ンに分かれている印象があるのですが、今年はどんな感じですか?
奥谷:そうですね。今年のIP Meetingも、前半の「Internet Today!」と後半
の「テーマセッション」に分かれています。前半と後半のホットなと
ころをご説明します。
前半の「Internet Today!」は、2012年のホットトピックを振り返りま
す。今年のインターネットの全体像、インターネットの"今"を知ると
という意味で、ぜひご参加いただきたいセッションです。IPv6とIPv4
の共存の現状、トラフィックなどから見た2012年とホットトピックの
解説により、2012年らしい出来事を振り返っていただけるのではない
かと思います。
具体的には、まずは本格的なIPv6とIPv4の共存時代への突入を今年の
特徴の一つとして、これを切り口とした講演を午前中にお聴きいただ
けます。
木村:この他に、人為的ミスによる大規模障害、そして標的型攻撃などの表
面化しにくいセキュリティ・インシデントの顕在化などがありました。
これらは、表向きには見えにくいシステムの不具合や日常的な運用の
中の出来事が、その上で成り立つサービスに大きな影響・ダメージを
与え得る、ということをあらためて示したと言えると思います。この
セッションで何よりもホットなところは、これらを振り返ってくださ
るスピーカーの面々です。
法林:時間割を見ると「Internet Today!」も二つのパートに分かれていて、
午前がIPv6とIPv4の共存、ランチセッションを挟んで午後が分野ごと
の2012年振り返り、という構成になっていますね。
木村:はい。そして午後の後半は、テーマセッションの「人のチカラ、イン
ターネットのチカラ」です。昨年とは趣向を変えて、今年はインター
ネットを支える役割を持つ私達自身にフォーカスしました。このセッ
ションでは、いくつかの切り口で日本のインターネットとインターネッ
トコミュニティを分析していきます。
インターネットは世界中に接続できるグローバルなネットワークです
が、その運用には、日本固有のコミュニティや技術も深く関わってい
ます。今、私達はどのような独自性を持ち、どのような強みがあり、
そして私達が直面している課題は何なのか。私達の強みと課題を確認
し、今後の日本のインターネットを考えるセッションにできればと思
います。
法林:今年も盛りだくさんな内容ですね。では今年のIP Meetingで、特にア
ピールしたいポイントがあれば教えてください。
奥谷:テーマセッションで取り扱う、日本のインフラとしてのインターネッ
トを支える立場だけではない、外からの観点をお持ちの講演者のディ
スカッションに注目していただきたいですね。スピーカーの方々が、
鉄道、電話、モバイル通信、通信政策・通信経済学といったそれぞれ
の専門知識に基づいてインターネットへの考えを語っていただく内容
となっており、これらのスピーカーが一堂に集まって議論する場は初
めてです。これまでと違う切り口でのインターネットを考えるきっか
けになるセッションにできればと考えています。
また、今回の大きな特徴として、パネルディスカッションを前半と後
半それぞれに設けました。今年らしい動向を知っていただくことに加
え、ディスカッションを聴きながら、参加者のみなさんも一緒にテー
マについて考えていただくこともできるのではないかと思います。1
年を振り返るにあたり、日本のインターネットを外からの視点も交え
て、今後について考えるきっかけにしていただくことができればと考
えています。
木村:IP Meetingの後には懇親会があります。今回のIP Meetingで取り上げ
た話題が、ご参加の皆さまとのご歓談のお役に立てれば幸いです。
法林:最後のパネルディスカッションで、鉄道インフラの話をするのは鉄道
マニアのネットワークエンジニアかと思っていたら、本物の鉄道会社
の方が出てきたので驚きました。それはともかく、最後に、このプロ
グラムはどんな人に参加してもらいたいか、一言お聞かせください。
奥谷:IP Meetingは、国内のインターネット業界について振り返り、考える
ことをテーマとしていますので、インターネット業界に関わりがある、
幅広い層の方にご参加いただければと考えています。例えば、ISPで運
用に関わる方、インターネットを使ったサービスの企画や運営に関わ
る方、日本のインターネットに関わる施策やビジネスに関わる方、そ
してインターネットというとWebサービスやアプリケーションを思い浮
かべる方にも、来ていただきたいと思います。
法林:ありがとうございました。今年もInternet Weekのトリを飾るプログラ
ムです。熱いセッションを期待しています。
■「D3: IP Meeting 2012~人のチカラ、インターネットのチカラ~」詳細
- 日時:2012年11月22日(木) 9:30~17:30
- 会場:富士ソフト アキバプラザ
- 料金:事前料金 10,000円/当日料金 14,000円
- https://internetweek.jp/program/d3/
- 内容:2012年のインターネットの最新動向を伝え、今後に向けた議論を
行い、総括する、Internet Week 2012の全体会合です。
前半は、「Internet Today!」と題して、インターネットの運用
にかかる今年のホットトピックを振り返ります。
後半は、テーマ・セッション「人のチカラ、インターネットのチ
カラ」です。日本のインターネットに関わる私達を"外"の視点で
見たときに、私達が持つ強みにはいったい何があるのか、そして
私達が忘れてはならない課題には何があるのかを、さまざまな視
点で解説していただき、皆さまと考えていきます。
- アジェンダ:
Internet Today!
9:30~11:50 1) IPv6とIPv4の動向と対策
・移転とアドレス売買
講演者:あきみち(Geekなページ)
・World IPv6 Launch ~その後~
講演者:江崎 浩(ISOC-JP)
・IPv6/IPv4共存技術の動向
講演者:松嶋 聡(ソフトバンクテレコム株式会社)
・枯渇後、IPv6とIPv4は共存できる環境が整っている
のか(パネルディスカッション)
モデレータ:あきみち(Geekなページ)
パネリスト:國武 功一
(株式会社ビーコンエヌシー)
馬場 達也(株式会社NTTデータ)
佐藤 良(株式会社コナミデジタル
エンタテインメント)
12:50~15:00 2) インターネット運用の動向/ホットトピック
・2012年のインターネット運用動向
講演者:吉田 友哉
(インターネットマルチフィード株式会社)
・2012年に起きた人為的ミスによる大規模障害について
講演者:三輪 信雄(S&Jコンサルティング株式会社)
・2012年に起きたセキュリティ・インシデントの解説
とイベント紹介
講演者:川口 洋(株式会社ラック)
テーマセッション
16:00~18:30 3) 人のチカラ、インターネットのチカラ~
モデレータ:クロサカタツヤ(株式会社企)
パネリスト:石田 慶樹(日本DNSオペレーターズグループ
代表幹事/JPIX)
川村 聖一
(NECビッグローブ株式会社・JANOG会長)
櫻井 浩(JR東日本メカトロニクス株式会社)
実積 寿也(九州大学)
水越 一郎(東日本電信電話株式会社)
17:15~17:30 4) クロージング
※時間割、内容、講演者等につきましては、予告なく変更になる場合があり
ます。
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わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
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