ICANN臨時理事会(2023年12月21日開催)決議概要

1. 登録ディレクトリサービス(RDS-WHOIS2)評価チームからの勧告で保留となっている勧告について

理事会はRDS-WHOIS2評価チームからの勧告4.1/4.2/5.1/10.1について、「登録ディレクトリサービス(RDS-WHOIS2)評価チームからの勧告4.1/4.2/5.1/10.1に関する理事会の判断と根拠、ICANNによる2023年12月21日付の判断(RDS-WHOIS2に関する2023年12月付スコアカード)」に基づき勧告を受け入れない決定を承認しました。

2. 2024会計年度のための独立の監査

理事会は、 2024年6月30日に終了する会計年度の財務諸表に対する監査法人として選任された監査法人および同監査法人の提携法人と必要な契約を結ぶために必要なすべての手順を踏むことを、暫定の事務総長兼CEOまたはその指名する者に対して承認しました。

なお、この決議のうち特定の項目については、付属定款第3条第3.5項(b)の定めに従い交渉事項にあたるため暫定の事務総長兼CEOが開示を決定するまでは公開しないことが承認されました。

3. 次期申請ラウンドでの申請ライフサイクル管理システムのためのプラットフォームとプロフェッショナルサービスのための契約締結

理事会は、新gTLDプログラム次期ラウンドのためのプラットフォームおよび支援サービスの利用権に関する契約を締結し、契約に伴う支払いを行う権限を暫定の事務総長兼CEOまたはその指名する者に付与しました。ただし、契約の詳細および契約金額の上限については交渉事項にあたるため、ここでは非開示とします。

また理事会は、上記プラットフォームのためのアプリケーションの開発においてICANNへの支援提供を目的とする内容の契約を締結し、契約に伴う支払いを行う権限を暫定の事務総長兼CEOまたはその指名する者に付与しました。ただし、契約の詳細および契約金額の上限については交渉事項にあたるため、ここでは非開示とします。

この決議のうち特定の項目については、付属定款第3条第3.5項(b)の定めに従い交渉事項にあたるため暫定の事務総長兼CEOが開示を決定するまでは公開しないことが承認されました。