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2000年9月27日

RFCってなに?

『RFCってなんだろう?』という疑問がある人のために、まず最初に簡単な説明をしてみよう。

RFCとは?

RFCは"Request for Comments"の略で敢えて訳を付けるのならば『求むコメント』とでもなる用語である。 RFCに初めて触れた方の多くの方はまず『どうしてRFCが"RFC"と呼ばれているのか?』と、 現在のRFCの位置づけと名前が持つ意味のギャップに悩むに違いない。 この悩みがRFCを理解する上で最初の関門であることは確かで、かつ、解消するまでに長い時間がかかる(かもしれない)ものなのだ。 なぜなら、本当に正確な理解をするためにはRFCの歴史にまで踏み込まなければならない、からだ。 だが…、読者の中には今日RFCに入門したばかりの方もいるかもしれない。 そこで、ここではひとまずそのような『歴史』についてはおいておいて、 『RFCの現在』に注目することにしよう。 RFCの歴史については今後ゆっくりと説明するので、 それまで待っていて欲しい。

RFCの位置づけ

さて、ここでちょっと質問である。

この問題に答えられるのなら、その人は相当RFCに詳しいに違いない。 RFCの原型はインターネットがインターネットとなる以前から、 ARPANETの可能性を検討している時代に生まれている。 RFCは現在のインターネットを産み出す原動力ともなり、そのまま現在でも

を公開・蓄積・配布するためのシステムとして利用され続けている。このように、当初からインターネットに関する情報を集約しつづけるRFCの内容は『インターネットそのもの』であり、今後もそれは変らないだろう。

このようなRFC中には、

などが含まれる。

ところで、最初の2つめ、いや3つ目はまでは良いとして、最後の『ジョーク』が RFCのような『重要なシステム』に含まれることを信じられない方もいるかもしれない。これ自体がジョークなわけでは無い。最近は4月1日(エイプリルフール)になると必ずといって良いほどジョークRFCが公開されている。だからといって、『所詮RFCなんてそんなもの』といった早とちりはしないように。インターネットはできてから四半世紀程度しかたっておらず、いろいろな遊び心が許容されるまだまだ若い世界のままなのだ。 ちょっと脱線してしまったので話を元にもどそう。ジョークRFCについてはいつか詳しく紹介するのでそれまで待っていて欲しい。

RFCのもう一つの重要な役割は、

である。 RFCは広く公開されており、望めば誰でも入手可能である。そして(あとで説明するが)インターネットの標準化に関する議論にも誰もが参加できる。 このことから、 RFCはインターネットという広い世界でオープンな議論をするための仕組みとしても利用されていることになる。

この段階での理解をまとめると、

ということになる。



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