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Teredoとは

Teredoとは、 IPv4インターネットを通してIPv6の通信を可能にするIPv6 overIPv4トンネリングプロトコルの一つであり、 RFC4380およびRFC6081で標準化されています。

IPv6 over IPv4トンネリング(*)プロトコルとしては、 Teredoのほかにもたとえば6to4がありますが、 6to4ではIPv4グローバルアドレスが6to4クライアントに割り当てられているか、 接続しているネットワークに6to4リレールータが存在する必要があります。 それに対して、 TeredoではTeredoクライアントがNATによってIPv4グローバルインターネットから隔離され、 IPv4プライベートアドレスしか割り当てられていなくても、 IPv6による通信が可能な点が特徴として挙げられます。

Teredoは、IPv6パケットをIPv4のUDPパケットにカプセル化し、 複数のIPv4 NATを超えてIPv6の通信を行えるように設計されています。 また、通信の開始に当たって必要なIPv6アドレスの決定やあて先ルータの指定などは、 インターネット上にあるTeredoサーバと協調して行い、 手動で設定することなく自動的に、 トンネリングを用いたIPv6通信を開始することが可能になっています。

ただしTeredoは、 IPv6接続の最後の手段(last resort)として規定されており、 IPv6グローバル接続、または6to4などほかのトンネルサービスが利用可能な環境の場合、 そちらを優先して利用するように提案されています(SHOULD)。

(*) JPNIC 1分用語解説 「IPv6 over IPv4トンネリングとは」
   http://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/ipv6-over-ipv4-tunneling.html

■参考

RFC4380 "Teredo: Tunneling IPv6 over UDP through Network Address Translations"
http://www.ietf.org/rfc/rfc4380.txt

RFC6081 "Teredo Extensions"
http://www.ietf.org/rfc/rfc6081.txt

RFC5991 "Teredo Security Updates"
http://www.ietf.org/rfc/rfc5991.txt

RFC3056 "Connection of IPv6 Domains via IPv4 Clouds"
http://www.ietf.org/rfc/rfc3056.txt

RFC3022 "Traditional IP Network Address Translator (Traditional NAT)"
http://www.ietf.org/rfc/rfc3022.txt

JPNIC News & Views vol.968(2012年5月15日発行)より



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