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/15を超えるアドレスの割り振り申請について
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
最終更新 2002年 12月 13日
*本文書について*
本文書は、2002年 12月 13日より有効となります。
本文書は、各IPアドレス管理指定事業者(以下「IP指定事業者」)における
IPアドレス割り振りに関して、ダイレクトメンバーアロケーションサービ
スを採用したいとIP指定事業者が考えた場合の具体的な手続きを解説した
ものです。
/15を超えるアドレスの割り振り申請に利用するフォーム、およびその記入
にあたっては以下の文書をよく読み、誤りのないように記入してください。
『/15を超えるアドレスの割り振り申請フォーム』
*目次*
1. /15を超えるアドレスの割り振り申請とは
2. /15を超えるアドレスの割り振り申請の運用方法
3. /15を超えるアドレスの割り振り申請審議申請の手順
3.1 フォーム,受付窓口
3.2 申請の為の準備
3.3 申請の流れ
3.4 割り振り通知後の手続き
4. /15を超えるアドレスの割り振り申請/返却申請を行う資格
5. /15を超えるアドレスの割り振り申請で割り振られたアドレス空間の
返却
6.費用について
7. 情報の公開について
8. 問い合わせ
1. /15を超えるアドレスの割り振り申請とは
「/15」以上を半年で使用するような大きな割り振りブロックを必要とする
割り振り申請はJPNICによる審議の後、APNICでも審議が行われます。
従って、通常の割り振り申請フォームではなく、APNICの割り振り申請フォ
ームを利用した申請となります。
2. /15を超えるアドレスの割り振り申請の運用方法
半年で「/15以上の割り振りブロックサイズ」が必要とIP指定事業者自身が
判断した場合、/15を超えるアドレスの割り振り申請を行うことが必要となり
ます。
/15を超えるアドレスの割り振り申請フォームは、APNICのフォームを採用する
ため、英文記載となります。審議に必要とされる根拠資料は日本語での記載と
なります。
『/15を超えるアドレスの割り振り申請フォーム』
JPNICは/15を超えるアドレスの割り振り申請に関して、その割り振り申請が「/15
以上の割り振りブロックサイズ」を半年以内に必要としているのかを審議します。
審議を行う際、必要な理由がわからないものに関しては、IP指定事業者に対して
問い合わせを行います。内容が理解できた段階で、割り振りの承認に至ったまで
の経緯のサマリーレポートをJPNICが英文にて作成します。
JPNICは、IP指定事業者が提出する「/15を超えるアドレスの割り振り申請フォーム」
とJPNICが作成する「サマリーレポート」をAPNICに提出し、申請指定事業者のための
アドレスブロックの割り振り申請依頼を行います。
APNICから割り振られたアドレスブロックは、一旦、JPNICのアドレスとして登録
されます。JPNICによる作業完了後、申請指定事業者に対して、APNICより割り振
られたアドレスブロックが通知を行い、割り振り申請を終了します。
ただし、「/15以上の割り振りブロックサイズ」を半年以内に必要だとJPNIC
が判断できない場合には、APNICによる審議は発生しません。
『/15を超えるアドレスの割り振り申請フロー』
3. /15を超えるアドレスの割り振り申請の手順
3.1 フォーム,受付窓口
JPNICへの/15を超えるアドレスの割り振り申請については、
「/15を超えるアドレスの割り振り申請フォーム」に必要事項
を記入して、下記の電子メイルアドレスに送ってください。
電子メイル request@ip.nic.ad.jp
『/15を超えるアドレスの割り振り申請フォーム』
3.2 申請の流れ
1)フォームのチェック
JPNICでは/15を超えるアドレスの割り振り申請フォームに従
って提出された申請に関して、
・フォームの記入事項に不備がないこと
・infrastructure:のIPアドレス利用に関する情報を十分かつ
正確に記述していること
を確認、精査します。この際不十分な点、不明な点がある場合、速やか
にIP指定事業者に問い合わせます。
2)審議
JPNICが必要に応じて問い合わせを行い、上述の2項目を満たしていること
が判断された時点をもって審議が開始され、
・network-plan:のIPアドレス利用に関する情報を十分かつ
正確に記述していること
が理解されると、JPNICはAPNICへの割り振り申請を行います。割り振りの
承認通知とAPNICへ割り振り申請中である旨の報告通知が同時に送信されます。
申請書の不備等で審議開始が遅れますとAPNICへの割り振り申請も遅れる
ことになります。十分確認を行った上で申請書を提出してください。また、
審議期間を考慮し、余裕を持って申請をしてください。APNICからJPNICへ
の割り振りアドレスブロック通知が滞った場合など、やむを得ない理由
により、一時的に作業が遅れることがあります。その場合、JPNICは申請
者に、状況を連絡します。
3)割り振りブロックの通知
申請指定事業者の割り振りアドレスブロックが決定した後、そのアドレス空間
および申請指定事業者の新しいアサインメントウィンドウサイズを電子メイルにて
申請者に通知します。
3.3 割り振り通知後の手続き
割り振られたアドレスブロックは、通常のJPNICから割り振られたアドレス
と同じように、インフラ割り当て報告やユーザ割り当て報告を行う必要があ
ります。手順に関しては、以下の文書を参照してください。
『IPアドレス割り当て報告申請フォーム(IPアドレス管理指定事業者ネットワーク用)』
『IPアドレス割り当て報告申請フォーム(ユーザネットワーク用)』
つまり、/15を超えるアドレスの割り振り申請の割り振り通知は、JPNICデータベース
への登録完了(IPアドレス割り当て業務)を意味しませんので、十分注意してください。
4. /15を超えるアドレスの割り振り申請を行う資格
/15を超えるアドレスの割り振り申請は、申請を行うIP指定事業者の[JPNIC会員情報]
(指定事業者情報)のt.[DB登録]に登録されている電子メイルアドレスから送ら
れてきたものだけをJPNICは受け付けます。
5. /15を超えるアドレスの割り振り申請で割り振られたアドレス空間の返却
割り振りを受けたアドレス空間の全部あるいはその一部を返却する場合の
申請については、通常の「IPアドレス割り振りブロック返却申請フォーム」
を使用してください。
『IPアドレス管理指定事業者のIPアドレス割り振り/返却申請フォーム』
電子メイル request@ip.nic.ad.jp
返却されたアドレス空間中の割り当て済みのアドレスの扱いはJPNICに一
任されます。
6. 費用について
割り振り申請に関連する作業については、費用は発生しません。ただし、
通常の割り振りを受けたアドレス同様、割り当てには、割り当て手数料が発生します。
JPNICはアドレス割り当て状況をもとにIP指定事業者に対し請求書を2ヶ月毎に発行し
ます。この件に関する詳細は、以下の文章を参照してください。
『IPアドレス管理指定事業者について』
7. 情報の公開について
JPNICは、共有資源であるIPアドレスに関する情報の一部を原則として公
開します。割り振りを行ったアドレスブロックは、IP指定事業者の[会員
情報]に登録されます。
また、非公開情報の場合でも、JPNICが公開の必要があると判断したもの
については予告無く公開することがあります。
公開される情報は、[JPNIC会員情報](指定事業者情報)から生成されます。
また、APNICデータベースも同様に公開されます。
8. 問い合わせ
手続きを進める上で不明な点がある場合には、下記の電子メイルに送っ
てください。
電子メイル query@ip.nic.ad.jp
以上
*関連文書*
「/15を超えるアドレスの割り振り申請フォーム」
「IPアドレス割り当て報告申請フォーム(IPアドレス管理指定事業者ネットワーク用)」
「IPアドレス割り当て報告申請フォーム(ユーザネットワーク用)」
「IPアドレス管理指定事業者のIPアドレス割り振り/返却申請フォーム」
「IPアドレス管理指定事業者について」

