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| 文書管理情報 | |||
| 文書番号 | JPNIC-00927 | 無効となった文書 | なし |
| 発効日 | 2004/4/19 | 最終更新日 | 2004/8/31 |
| 文書名 | 特殊用途用プロバイダ非依存アドレス割り当て申請フォーム | ||
特殊用途用プロバイダ非依存アドレス割り当て申請フォーム
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
*本文書について*
本文書は、特殊用途用プロバイダ非依存アドレス(以下「特殊用途用IP
アドレス」)を用いてネットワークの運用を行いたい組織が、特殊用途
用IPアドレス割り当て申請をする際に利用するフォームについてについ
て解説したものです。
特殊用途用IPアドレスの割り当て申請フォームの記入にあたっては、本
文書をよく読み、誤りのないようにしてください。
*目次*
1. 申請の流れについて
2. 記入にあたっての注意
3. 特殊用途用IPアドレス申請フォーム
3.1 申請窓口
3.2 各項目の説明
4. 公開項目
5. 問い合わせ
6. 申請フォームの記入例
1. 申請の流れについて
特殊用途用IPアドレスの割り当て申請にともなう処理の流れなどについ
ては、以下の文書を参照してください。
『特殊用途用プロバイダ非依存アドレス割り当て/変更/返却申請手続き
について』
2. 記入にあたっての注意
JPNICデータベースで使用することができる文字種等の制限等は、以下の
文書で解説されています。あわせて参照してください。
『JPNIC データベース 登録・変更ガイド』
3. 特殊用途用IPアドレス申請フォーム
----------------------------------------------------------------------
# ASSIGN USER TEMPLATE V 1.1 #
Network Information: [ネットワーク情報]
a. [IPネットワークアドレス]
b. [ネットワーク名]
f. [組織名]
g. [Organization]
h. [郵便番号]
i. [住所]
j. [Address]
m. [運用責任者]
n. [技術連絡担当者]
p. [ネームサーバ]
p. [ネームサーバ]
y. [通知アドレス]
B. [network-plan]
B. [network-plan]
D. [old-network]
D. [old-network]
[備考]
(1)ネットワーク不正利用に対応する電子メールアドレス:
(2)申請するアドレスのタイプ:
(3)1~3のうち該当する用途のみ記述してください。
(3-1)マルチホーム
接続先-1
[組織名<Organization>]
[AS名]
[AS番号]
[担当者名<Last, First>]
[メールアドレス]
[電話番号]
[接続時期]
接続先-2
[組織名<Organization>]
[AS名]
[AS番号]
[担当者名<Last, First>]
[メールアドレス]
[電話番号]
[接続時期]
(複数記述可)
[返却するアドレス]
アドレス:
返却時期:
(3-2)インターネットエクスチェンジポイント
サービス開始時期:
接続組織:
接続先-1
[組織名<Organization>]
[AS番号]
[担当者名<Last, First>]
[メールアドレス]
[電話番号]
(複数記述可)
IXP ポリシー:
(3-3)クリティカルインフラストラクチャー
URL:
クリティカルカテゴリ:
4. その他
上で述べた以外の申請の正当性を主張するために役立つと思われるその
他の任意の詳細情報を記入することができます。
特に、ネットワークトポロジを表す図表や、アドレス空間利用およびサ
ブネット計画の根拠を示す詳しい説明があれば、JPNICにおいて何らか
の疑問点が生じたとしても、接続組織のネットワークに関する必要条件
を理解しやすくなるため、それだけ早期に要求が処理されることになり
ます。
なお、本文への記述が難しい場合、MS Office系やPDFファイルなどのアプリ
ケーションにて作成された資料も受け付けております。
--------------------------------------------------------------------------------
3.1 申請窓口
割り当て申請は、「特殊用途用プロバイダ非依存アドレス割り当て申請
フォーム」の提出によって行われます。申請書は、電子メールにて送って
ください。FAXおよび郵送での申請は受け付けていません。
電子メール new-register@nic.ad.jp
3.2 各項目の説明
a. [IPネットワークアドレス] *必須*
申請するアドレス数をプライベートアドレスで記述してください。
例)192.0.3.0/24
この項目は複数の記述が可能です。
b. [ネットワーク名] *必須*
このネットワークを表す、意味のある任意の文字列を記入します。
ネットワーク名は、インターネットレジストリの整合性チェックなど、
主として管理目的に使用されます。
ネットワーク名には、ネットワークが割り当てられる組織に関連のある
名前を使用するようにしてください。
また、英大文字, 数字, "-" (ハイフン) のみを用いて 12 文字以内で
記述してください。
複数のネットワークアドレスが同じネットワーク名を持つことも可能です。
f. [組織名] *必須*
g. [Organization] *必須*
ネットワークを運用する会社、組織、などの正式名称を記入してくださ
い。
h. [郵便番号] *必須*
i. [住所] *必須*
j. [Address] *必須*
組織が所在する住所を記述してください。
m. [運用責任者] *必須*
ネットワークの運用責任者のJPNICハンドルを記述してください。
運用責任者は、割り当てられたIPアドレスを使用する組織の責任者です。
申請する組織の役員、構成員または従業員の中から選任してください。
運用責任者は、割り当てられたIPアドレスの使用その他JPNICとの関係に
係わる一切の事項に関して、組織を代表し、または代理する責任がある
ものとします。
JPNICハンドルが割り当てられていない人が担当者の場合には、あらかじ
め取得のうえ申請してください。
『JPNIC データベース 登録・変更ガイド』
「特殊用途用プロバイダ非依存アドレス割り当てサービス契約申込書」
に記載する申込書の運用責任者と同一の方にしてください。
n. [技術連絡担当者] *必須*
ネットワークの技術担当者のJPNICハンドルを記述してください。
技術連絡担当者は、割り当てられたIPアドレスを使用するネットワーク
に関する技術的、事務的等の全般的な問い合わせに対応する人です。
技術連絡担当者は、割り当てられたネットワークの日常的な運用に責任
を持つ人物でなければなりませんが、そのネットワークの所在地に必ず
しも物理的に居る必要はありません。
また、その組織の構成員ではないプロバイダの技術担当者であってもか
まいません。
技術連絡担当者はもし可能であれば2名以上登録してください。
JPNICハンドルが割り当てられていない人が担当者の場合には、あらかじ
め取得のうえ申請してください。
この項目は複数の記述が可能です。
p. [ネームサーバ]
ネットワークが参照するネームサーバを記述してください。
記入内容は、DNS の設定内容に反映されます。記入にあたっては、十分
注意してください。
p. [ネームサーバ]は、(もしあるならば) 原則として最低 2つ必要です。
なお、割り当て時に登録せず、割り当て後に登録する場合は、「特殊用
途用プロバイダ非依存アドレス割り当て情報変更申請フォーム」を利用
して、p. [ネームサーバ] の登録の手続きをしてください。
以下の文書も参考にしてください。
「ドメインネームサーバの設定手続きについて(プロバイダ非依存アド
レス利用者用)」
本サービスにおいては、上記ドキュメントに記載されている申請先と、
窓口はことなりますので、ご注意ください。
この項目は複数の記述が可能です。
y. [通知アドレス]
[ネットワーク情報]が変更登録された場合に通知すべき電子メールアド
レスを記述してください。
通知すべき電子メールアドレスがない場合には、空欄としてください。
この項目は複数の記述が可能です。
B. [network-plan] *必須*
新規に構築するネットワークの詳細情報をサブネット毎に以下のフォー
マットで記入してください。要素中および要素間には改行を含めないで
ください。
ただし、プライベートアドレスを用いて構築する部分については記入し
ないでください。
[network-plan] address mask connect n0/n1/n2 remark[division,purpose]
address : ネットワークアドレス
申請時に割り当てるアドレスが確定していない場合には、
代わりに10.0.0.0 からを使用して記入してください。
mask : サブネットマスク
connect : YES、NO または PART
YES : インターネット接続する
NO : インターネット接続しない
PART: パートタイム接続(たとえばダイヤルアップ接続
など)の場合
n0 : そのサブネットの直後のホスト数
n1 : そのサブネットの6カ月後のホスト数
n2 : そのサブネットの1年後のホスト数
remark : ネットワークの使用組織、用途(目的)を記入してください。
日本語(全角)、英語(半角)表記が可能です。
例)
・division:組織 本社,支社、販売、情報システム
・purpose :目的 ダイヤルアップ、サーバ、
ネットワーク
この項目は、すべての要素の記述が必要です。
この項目は複数の記述が可能です。
D. [old-network]
現在、割り当てを受けているアドレスで構築しているネットワークの構
成をサブネット毎に記入してください。要素中および要素間には改行を
含めないでください。
ただし、プライベートアドレスを用いて構築している部分については記
入しないでください。
[old-network] address mask connect n0/n1/n2 remark[division,purpose]
address : ネットワークアドレス
mask : サブネットマスク
connect : YES、NO または PART
YES : インターネット接続する
NO : インターネット接続しない
PART: パートタイム接続(たとえばダイヤルアップ接続
など)の場合
n0 : そのサブネットの直後のホスト数
n1 : そのサブネットの6カ月後のホスト数
n2 : そのサブネットの1年後のホスト数
remark : ネットワークの使用組織、用途(目的)を記入してください。
日本語(全角)、英語(半角)表記が可能です。
例)
・division:組織 本社,支社、販売、情報システム
・purpose :目的 ダイヤルアップ、サーバ、
ネットワーク
この項目を記述する場合、すべての要素の記述が必要です。
この項目は複数の記述が可能です。
[備考欄]
ネットワーク不正利用に対応する電子メールアドレス: *必須*
ネットワーク不正利用に対応する電子メールアドレスを記述してくだ
さい。このアドレスは、APNICのwhoisで公開されます。
申請するアドレスのタイプ: *必須*
申請するアドレスのタイプを以下のいずれかから記述してください。
・マルチホーム
・インターネットエクスチェンジポイントのトランジットLAN
・クリティカルインフラストラクチャー
1~3のうち該当する用途のみ記述してください。
1.マルチホーム
接続先-1 *必須*
マルチホーム接続(予定)している接続先について、2つ以上記述して
ください。
[組織名<Organization>] *必須*
接続先ASのネットワークを運用する会社、組織などの正式名称を半角
100 文字(全角 50 文字)以内で記入してください。
[AS名] *必須*
接続先 AS の名称を半角英数字とハイフンで記入してください。
例:JPNIC
[AS番号] *必須*
接続先ASのグローバルAS番号を記入してください。
[担当者名<Last, First>] *必須*
接続先ASの担当者名を記入してください。
例:JPNIC 太郎 <JPNIC Taro>
[メールアドレス] *必須*
接続先ASの担当者の電子メールアドレスを記入してください。
例:ichiro@nic.ad.jp
[電話番号] *必須*
接続先ASの電話番号を記入してください。市外局番から始めて半角
文字のみで記入してください。日本国外の電話番号を登録する際は、
+国番号 から始めてください。内線番号を記入する場合は、"ext."
ないしは "x" を使用してください。
例: 03-3333-3333 03-3333-3333ext.52 03-3333-3333x52
+81-3-1111-1111
[接続時期] *必須*
接続先ASとBGP(Border Gateway Protocol)を利用して接続される(予定)
時期について記述してください。
例: 2003年7月1日
[返却するアドレス]
この申請によりアドレスの割り当てを受けたら返却する予定アドレス空間
がありましたら、そのアドレス空間とその返却先をプリフィクス形式で記
述してください。
例: 192.168.0.0/24 JPNIC
返却時期:
上記アドレス空間の返却時期について記述してください。
例: 2003年7月1日
2.インターネットエクスチェンジポイント
no-route: *必須*
割り当てられたアドレスレンジの経路広告をしない場合は、Yes
する場合は、No と記述してください。
サービス開始時期: *必須*
割り当てられたアドレスでのIXサービス開始時期について記述してください。
例: 20030701
接続組織:
現在IXに接続している組織が使用しているAS番号の情報を記載してくだ
さい。もし、まだサービスを開始しておらず、接続組織がない場合は、
この項目は空欄でかまいません。
この項目は複数記述が可能です。
この項目の記載方法については、1.マルチホームの申請時の記載方法を
参照してください。
IXPポリシー: *必須*
他のISPが参加するための、明確でオープンなポリシーがあることを確認
するために、申請組織のIXのサービスポリシーが公開されているURLを記述
してください。
もし、該当するURLがない場合は、該当文書を申請書に添付してください。
3. クリティカルインフラストラクチャー
URL: *必須*
申請組織がクリティカルインフラストラクチャーを運用する組織かを確認する
ため、申請組織のURLを記述してください。
クリティカルカテゴリ: *必須*
申請するクリティカルインフラストラクチャーのカテゴリを記述してくだ
さい。
root-dns : Root domain name system (DNS) server
global-tld : Global top level domain (gTLD) DNS server
cc-tld : Country code TLD (ccTLDs) DNS server
4. 公開項目
提出されたフォームのうち、以下の項目はAPNIC/JPNICのwhoisで公開されます。
------------------------------------------------------------------------
Network Information: [ネットワーク情報]
a. [IPネットワークアドレス] ◎
b. [ネットワーク名] ◎
f. [組織名] ○
g. [Organization] △
h. [郵便番号] ※
i. [住所] ※
j. [Address] △
m. [運用責任者] ○
n. [技術連絡担当者] ○
p. [ネームサーバ] ○
p. [ネームサーバ] ○
y. [通知アドレス] ○
B. [network-plan] ※
B. [network-plan] ※
D. [old-network] ※
D. [old-network] ※
------------------------------------------------------------------------
◎ JPNIC/APNICのwhoisで公開される項目
○ JPNIC のwhoisで公開される項目
△ APNICのwhoisで公開される項目
※ JPNIC/APNICのwhoisでの非公開項目
なお、JPNICハンドルの公開項目、非公開項目は以下のページで確認
してください。
「公開・開示対象情報一覧」
http://www.nic.ad.jp/doc/jpnic-00820.html
5. 問い合わせ
手続きを進める上で、不明な点がある場合には、下記の電子メールアド
レスに送ってください。
電子メール : query@ip.nic.ad.jp
6. 申請フォームの記入例
以下に申請フォームの記載例を記述します。
Network Information: [ネットワーク情報]
a. [IPネットワークアドレス] 10.0.0.0/24
b. [ネットワーク名] ABC-DUP-NET
f. [組織名] 学術ネット協議会
g. [Organization] Science Council Net Conference
h. [郵便番号] 101-0047
i. [住所] 東京都 千代田区 内神田2-3-4
j. [Address] 2-3-4, Uchikanda, Chiyoda-ku,
Tokyo 101-0047, Japan
m. [運用責任者] JG000JP
n. [技術連絡担当者] JG000JP
p. [ネームサーバ] ns.xxx.nic.ad.jp
p. [ネームサーバ] ns2.xxx.nic.ad.jp
y. [通知アドレス] jiro@nic.ad.jp
B. [network-plan] 10.0.0.0 255.255.255.248 YES 5/ 5/ 5 Gateway Segment
B. [network-plan] 10.0.0.8 255.255.255.248 YES 3/ 3/ 4 NOC
B. [network-plan] 10.0.0.16 255.255.255.240 YES 5/ 7/12 小川町サーバ
B. [network-plan] 10.0.0.32 255.255.255.224 YES 23/30/30 小川町デモ
B. [network-plan] 10.0.0.64 255.255.255.192 YES 52/52/52 小川町試験室
B. [network-plan] 10.0.0.128 255.255.255.248 YES 4/ 4/ 4 小川町Firewall
B. [network-plan] 10.0.0.136 255.255.255.248 YES 3/ 3/ 4 お茶の水Firewall
B. [network-plan] 10.0.0.144 255.255.255.240 YES 6/10/12 お茶の水実験用
B. [network-plan] 10.0.0.160 255.255.255.224 YES 24/24/24 品川Firewall+サーバー郡
B. [network-plan] 10.0.0.192 255.255.255.192 YES 45/45/45 品川デモ用
D. [old-network]
D. [old-network]
[備考欄]
ネットワーク不正利用に対応する電子メールアドレス: xxx@nic.ad.jp
申請するアドレスのタイプ: マルチホーム
…
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以上
*関連文書*
『特殊用途用プロバイダ非依存アドレス割り当て/変更/返却申請手続きについて』
『JPNIC データベース 登録・変更ガイド』
『担当者情報登録ガイド』
『ドメインネームサーバの設定手続きについて(プロバイダ非依存アドレス利用者用)』
『特殊用途用プロバイダ非依存アドレス割り当て情報変更申請フォーム』
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