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NETmundialとは

NETmundial(ネットムンディアル)とは、 ブラジル政府の主催で、 ブラジル・サンパウロで2014年4月23日~24日の2日間にかけて開催された、 インターネットガバナンスに関する原則および今後のあり方について議論を行った会議の名称です。 ポルトガル語で「世界/世界的(World, Worldwide)」を意味する「mundial」を含む「NETmundial」はこのイベントの愛称で、 正式名称は「今後のインターネットガバナンスに関するグローバルマルチステークホルダー会合(Global Multistakeholder Meeting on the Future of Internet Governance)」となります。

ブラジルのジルマ・ルセフ大統領によって、 2013年10月に開催の意向が発表されたことをきっかけに、 インターネットガバナンスに関する単発のイベントとして開催されました。

各国政府代表を含むマルチステークホルダー会合として、 インターネットガバナンスの原則論や今後の変化に向けたロードマップについて、 成果文書をまとめることが目的として挙げられています。

会議に向けて180を超える寄書が提出され、これらを元に、 政府、市民社会、アカデミア、民間企業、 技術コミュニティといったあらゆる関係者が合意できる原則および今後の枠組みを議論し、 最終的には「NETmundial Multistakeholder Statement (NETmundialマルチステークホルダー声明)」としてまとめられました。 またWebサイトでは、会議の動画も参照可能です。

誰にでも門戸が開かれたオープンで、 ボトムアップにまとめられた文書は「non-biding outcome(拘束しない結果)」と位置付けられ、 今後のインターネットガバナンスに関する議論に役立てられることが念頭に置かれています。

JPNIC News & Views vol.1196(2014年5月15日発行)より

【追記】
2015年2月、NETmundial Multistakeholder Statementの和訳を作成公開しました。
 サンパウロNETmundialマルチステークホルダー声明(日本語訳)
【追記】
NETmundial会議開催後、NETmundial Initiativeと名付けられた活動が後を引き継きましたが、 2016年7月のNETmundial Initiative宣言の公表をもって、事実上活動を終了しました。
 NETmundial Initiative宣言の公表および活動の終了について

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