メインコンテンツへジャンプする

JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

ロゴ:JPNIC

WHOIS 検索 サイト内検索 WHOISとは? JPNIC WHOIS Gateway
WHOIS検索 サイト内検索

BGPとは

「Border Gateway Protocol」の略。現在のインターネットにおいて、ISPなどの相互接続時にお互いの経路情報をやり取りするために使われる経路制御プロトコルです。

相互接続されるネットワークは自律システム(Autonomous System:以下AS)と呼ばれ、それぞれのASが内部に持っているネットワークに関する経路情報は、それらを個別に扱わず、連続するネットワークブロックをひとかたまりにして他のASに広告されます。これを経路集成(あるいはアグリゲーション:aggregation)と呼びます。

BGPは一般的に二つ以上のASに接続される場合に必要となります。この場合、インターネット上のいろいろな対地に対して、どの隣接ASを通じてトラフィックを到達させるかに関する方針 = ルーティングポリシーを立てる必要があります。このルーティングポリシーに従った経路制御をポリシールーティングと呼びます。

BGPはこのポリシールーティングを実現するために、経路情報にいくつかの属性パラメータ(パス属性値と呼ばれる)を付加することができます。このパラメータを調整して経路情報を広告すること、あるいはこのパラメータに従って経路情報の優先制御を行うことで、ポリシールーティングを実現します。

JPNIC News & Views vol.171(2004年5月14日発行)より

このページを評価してください

このWebページは役に立ちましたか?
よろしければ回答の理由をご記入ください

それ以外にも、ページの改良点等がございましたら自由にご記入ください。

回答が必要な場合は、お問い合わせ先をご利用ください。

ロゴ:JPNIC

Copyright© 1996-2024 Japan Network Information Center. All Rights Reserved.