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ICANNの会議種別とは

ドメイン名やIPアドレス、プロトコル、ポート番号といったインターネットに関わる資源について、 グローバルに管理・調整を行っているICANN (Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)では、 世界各地で年3回会議を開催しています。 会議には三つの種別があり、それぞれ以下のような特徴があります。

○コミュニティフォーラム(Community Forum)

2015年10月に開催された第54回ダブリン会議まで続いていた、 従来のICANN会議のフォーマットを引き継いだ形態での会議です。 年3回のうちの1回目、毎年2~3月に6日間の会期で開催される中規模の会議で、 会期の3日目と6日目にパブリックフォーラムと呼ばれる、 会議の参加者であれば誰でもICANNの活動に関するどんな発言でもできる場があることが特徴です。

○ポリシーフォーラム (Policy Forum)

毎年6月に4日間の会期で開催される小規模な会合です。 ポリシー検討とコミュニティ間の交流に重点を置き、実践的でコンパクトな構成となっています。 そのため、各部会によるポリシー策定およびアウトリーチを目的とした構成となっていて、 オープニングセレモニーや公開理事会などのセレモニー的な要素が省かれていることが特徴です。

○年次会合(Annual General Meeting)

毎年10~11月にかけて7日間の会期で開催されます。 コミュニティフォーラムと同様に3日目と6日目にパブリックフォーラムが開催されるほか、 ICANNの活動を他のコミュニティに紹介することを重視した構成で、 三つの種別の中で最も大規模な会合です。近年では理事の任期終了時期が、 この年次会合の最終日に開催される、公開理事会に揃えられてきています。

これら三つの会議種別は、ICANNの新会議戦略に基づいて新たに設定され、 2016年3月の第55回マラケシュ会議から導入されました。 ただし、同会合は従来のフォーマットを踏襲したコミュニティフォーラムだったため、 開催形態が大きく変わったのはポリシーフォーラムとして開催された、 2016年6月の第56回ヘルシンキ会議からです。

なお、2019年3月に開催される第64回ICANN神戸会議は、 6日間の会期であるコミュニティフォーラムでの開催が予定されています。

第64回ICANN会議(2019年3月)の日本での開催が決定
https://www.nic.ad.jp/ja/topics/2017/20170628-01.html

■参考

Current Meeting Strategy | ICANN Public Meetings
https://meetings.icann.org/en/future-meeting-strategy

JPNIC News & Views vol.1629(2018年10月15日発行)より

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