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ODP (Operational Design Phase)とは

ODPは、「Operational Design Phase」の略で、 JPNICでは「運用設計フェーズ」と訳しています。

ICANNのgTLDに関するポリシーは、 GNSO (Generic Names Supporting Organization,分野別ドメイン名支持組織)が、 ポリシー策定プロセスを経て承認したポリシー勧告群を理事会に具申し、 理事会が承認することによってポリシーとして固まり、以降その実施準備が始まります。

例えば、gTLD募集次回ラウンド(gTLD Subsequent Procedure: SubPro)のようなポリシーの場合、 ポリシーの実施によってICANNの業務が大きく変化したり、 大きな投資が発生したりすることがあります。 そのため、ポリシー勧告群の承認には、具体的な実施準備検討をある程度進めた上で、 必要な費用、リソースなどを含めた、実装準備の詳細が必要となります。

これらの実装準備の詳細はこれまでも、 Consensus Policy Implementation Framework (CPIF)と呼ばれる枠組みで実施されていましたが、 この枠組みを発展させ、GNSOからのオブザーバーを置き意見聴取を行うなど、 事務局による詳細情報収集のための評価作業の透明性を確保して策定されたのが、ODPです。

ICANN理事会は、GNSOからのポリシー勧告群を受領した後、 必要と考える場合にはODPの基本方針を定めた上で、ODP開始を決定します。 事務局は、この基本方針に従って検討を行い、 その結果をOperational Design Assessment Report(運用設計評価レポート)として理事会に提出します。 理事会は、このレポートを含む関連情報を基に検討の上、ポリシー勧告群を承認します。

ODPの詳細については、ICANNのODPページをご覧ください。 経緯や関連情報が集積されています。

■参考

JPNIC News & Views vol.1885 (2021年11月15日発行)より

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