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「.日本」に寄せられたご意見12

2010年3月24日

選定基準に関して

「IDNテーブルが規定されていること」や 「正規化の方法と実装が規定されていること」などは、 言い換えればICANNのIDNガイドラインやIDN admin、IDN関連のRFC等、 IDNの各種標準に準拠することと同義だと思いますので、 これが必須項目でないのには違和感があります。

また、 技術的な安定性に関する項目に必須項目が集中している感がありますが、 ドメイン名構造に関する項目や、組織の安定性、 ドメイン名の公共性を意識した運用がなされることは、 ある意味技術的な安定性以上に、 ユーザが安心してドメイン名を利用するための前提条件になり得ると思います。 それらの項目について、 現行の基準ではさほど重点が置かれていないような危惧を覚えます。

「.日本」に関して

需要があるのか無いのか、また需要がある場合も、 どのような運用がなされることが、 日本のコミュニティとそこにいるユーザにとって最も幸せな展開になるのかという、 そういう視点での検討が欠けているように思います。

一般的なユーザから見た場合、「.com」と「.jp」で料金が違ったり、 運用ポリシーが異なったり、各種申請方法が異なったりしている時点で、 既に十分混乱を招いています。 そこに、同じ日本に割り当てられたccTLDでありながら、 「.jp」と「.日本」で異なる点が色々と出てくるのは、 決してユーザのためにならないと思いますし、 ひいては「.日本」普及の妨げにもなると思います。

「.jp」と「.日本」を同一視する場合もしない場合も、 「.jp」と「.日本」の管理運営事業者が異なる場合もそうでない場合も、 「.jp」と「.日本」の連携を十分に図って、 ユーザが混乱しないような、 日本のコミュニティにとって「.日本」 を導入することがメリットと感じられるような、 そういう方針で導入検討を進めていただければと思います。

また、導入による混乱を上回るメリットが (事業者ではなくユーザが)享受できない、 また混乱自体が許容できないと判断される場合には、 思い切って「.日本」の導入自体を取りやめるという決断も重要かと思います。

どちらにしても、 「まず導入ありき」や「事業者視点」で物事を進めるのではなく、 ユーザの視点に立って検討を進めていただければと思います。

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