------------------------------------------------------------------------
ICANNローマ会議:GNSO 評議会(Council)
日時:2004年3月3日(水)16:00~17:45
会場:Melia Roma Aurelia Antica Hotel(イタリア・ローマ)
司会:Bruce Tonkin(GNSO Councilチェア)
出席者:Councilメンバ20名+聴衆約20名
内容: 1. 議事の承認
2. 前回の議事録承認
3. Whoisタスクフォースからの報告
4. gTLDレジストリ(サービス)変更の承認プロセスについて
5. 2004年のGNSO活動計画について
6. その他
#決議事項なし
------------------------------------------------------------------------
<詳細記録>
■1. 議事の承認
■2. 前回の議事録承認
■3. Whoisタスクフォースからの報告
タスクフォースのチェアが、本日のワークショップ開催報告と、その他活動
状況報告を行った。
○タスクフォース1
- 質問表への回答を募集
- Port43 vs ウェブアクセス の違い、段階的アクセスや認証についても議論
した
○タスクフォース2
- 質問表へのGACからの回答期限を延長した
- 当初のスケジュールから10日ほど遅れているが、7月のクアラルンプール(KL)
会議での理事会承認には間に合うと思う
○タスクフォース3
- 質問表への回答はまだ少ない
- 今日のワークショップで、CIRAにデータの確認プロセスなどについて報告して
もらった
○今後のスケジュール:
3/19---各部会からのコメントをもらう
4/ 9---暫定報告書作成
5/20---最終報告書作成
■4. gTLDレジストリ(サービス)変更の承認プロセスについて
- 本日のワークショップ開催報告
- 今後の予定:今後数週間でフローチャートを作成し、その後初期報告書作成
■5. 2004年のGNSO活動計画について
○Paul Verhoef(ICANN副事務総長/ポリシー策定支援担当)からの報告
重要活動事項:
- DNSの安定性とIANA機能の向上
- セキュリティの問題
- ICANNへの訴訟問題
- ICANN運営サイドの国際化
- 世界情報社会サミット(WSIS)におけるインターネット関連問題
[議論]
- TLDスペースにおけるIDNについて、ポリシーなどの検討を行うべき(Cade)
→この議論はGNSOとccNSO双方で検討すべき。KLで合同会合を開いてはどうか
(Bruce Tonkin)
- UDRPについて。WIPO IIプロセスの問題がまだ未検討(Sheppard)
- 今後12~18ヶ月でIDNについて検討(Tonkin)
- IDN、Sitefinder、UDRPなどについて、なにを部会レベルで検討し、なにを
このフォーラムで検討すべきか考えるべき(Amadeu)
■6. その他
- Wait Listing Service(WLS)について。2002年7月に、当時のCouncilは
「ICANN理事会はVeriSignからのWLS導入要請を却下すべき」という勧告を
支持。これを再度理事会に対し主張すべき
→当時と今ではCouncilのメンバが異なるので、2年前の決議を再度言及する
のは望ましくない
- 明日からのPublic Forumでは、各部会が決議事項を発表したり、個人レベル
で意見を述べることは問題ない(Tonkin)
- 今回でICANNから離れるElisabeth Portneuveへの謝辞を決議に含めることを
提案(Cade)
------------------------------------------------------------------------