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各位

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

Approved Board Resolutions
翻訳文

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター
最終更新2011年7月6日

この文書は、 シンガポールにて開催された第41回ICANN会議の第2日 (2011年6月20日)に開催されたICANN理事会の決議文全文(同日に公開)
http://www.icann.org/en/minutes/resolutions-20jun11-en.htm
を翻訳したものです。
JPNICはこの翻訳を参考のために提供しますが、その品質に責任を負いません。


ICANN理事会(2011年6月20日開催)決議全文

前文

 2005年11月28日、GNSO評議会は全会一致で、 新gTLD導入のポリシー策定プロセスを開始することを決議した。

 GNSOの新gTLD導入に関する委員会は、技術、業務、法務、経済、 ポリシーと、多岐に渡る難しい問題に取り掛かり、 ポリシー策定プロセスを通じて広範な議論参加と公募意見を集めてきた。

 2007年9月6日、GNSO評議会は圧倒的過半数で、 19の勧告を支持する提案を可決した。 この19の勧告は「新gTLDの導入に関するICANN理事会に対するICANN GNSOの最終報告書」として示されたものである。
  http://gnso.icann.org/issues/new-gtlds/pdp-dec05-fr-parta-08aug07.htm

 理事会は事務局に、 このGNSO勧告を吟味して事務局がこれを実装可能か判断し、 国際、技術、運用、 法務の各専門家にこのポリシー勧告の実装を支援するよう依頼(engage)し、 このGNSOポリシー勧告の実装計画を立案するように、指示した。

 2008年6月26日、理事会は、 新gTLD導入に関するGNSOポリシー勧告を採択し、 事務局にさらに作業を進めて詳細実装計画立案を完了するとともに、 準備作業に関してコミュニティとのコミュニケーションを続行して、 新gTLD申請プロセス開始前に、理事会とコミュニティが承認できるよう、 実装提案の最終バージョンを理事会に提示するよう、事務局に指示した。
  http://www.icann.org/en/minutes/resolutions-26jun08.htm#_Toc76113171

 事務局は、gTLD申請者ガイドブックのドラフト、および補足資料の形で、 実装の詳細を公開し、広く議論とコメントを募ってきた。

 申請者ガイドブックの第1版は2008年10月23日に公開され、 以降ガイドブックはステークホルダーからの意見を元に、 継続的に大きな改版を重ねてきた。

 理事会は政府諮問委員会(GAC)との間で(2011年2月ブリュッセル、 2011年3月サンフランシスコ、2011年5月電話会議、 2011年6月19日シンガポール)集中討議を重ね、 GACが示した広範な問題群に対して本質的な合意に至ったため、 理事会は申請者ガイドブックに対してこれらの合意を反映するべく、 改版を指示した。

 ICANNは米国商務省および欧州委員会から、 レジストリ・レジストラ相互所有の問題に関する書簡を受け取り、 理事会はそれに表明された懸念を検討した。 理事会は、 著しい市場支配力が悪用される可能性が重大な懸念であることに同意し、 競争政策当局との討議を続けていく。

 ICANNはGACとの協議によって、 ポリシーの実装がGAC勧告に矛盾する領域で、 相互に受諾可能な解決策を探り、また付属定款の定めによって、 それが不可欠な場合、 特定の領域においてGAC勧告を汲み入れない理由を明らかにした。
参照先:http://www.icann.org/en/minutes/rationale-gac-response-new-gtld-20jun11-en.pdf[103KB]

 ICANNコミュニティは、 さまざまな実装上の問題の検討と吟味に数え切れない時間を費やし、 意見募集への意見提出、 作業部会への参加を初めとする意見聴取の機会に参加していただいた。

 理事会は実装プロセスを通じて、 支持組織や諮問委員会を含むコミュニティから寄せられた意見を聞いてきた。

 責務の確認(Affirmation of Commitments: AoC)における義務を注意深く分析し、 かつ実装プロセスを通じて検討した結果、 ICANNはAoC (http://www.icann.org/en/documents/affirmation-of-commitments-30sep09-en.htm) に詳述されている責務を果たしていることが示された。

 2011年5月30日に公開された申請者ガイドブック (http://www.icann.org/en/topics/new-gtlds/comments-7-en.htm) は、 意見募集に寄せられた意見と最近のGAC勧告を反映したものである。

 新gTLDコミュニケーション計画案 (http://www.icann.org/en/topics/new-gtlds/new-gtlds-communications-plan-30may11-en.pdf[486KB]) は、ICANNの各区分地域におけるプログラム実施を先導する、 グローバルなアウトリーチ活動、教育活動の原則を示している。

 2012年度事業計画・予算案 (http://www.icann.org/en/announcements/announcement-17may11-en.htm) には新gTLDプログラム開始が織り込まれており、 理事会は事業計画・予算案の第7章に含まれる支出を承認する準備がある。

 理事会は、新gTLDプログラムの包括性と多様性を確保するため、 申請者支援プログラムに関して検討し、 発展途上国からの申請しようとしている人々を支援するモデルを実装するために作業を指示した。

 理事会危機管理委員会は新gTLDプログラムの実装に関連した包括的なリスク評価と、 特定されたリスクを軽減するための明確化された戦略を吟味した。 今後プログラム開始に向けたリスク対策を吟味する。

 理事会はICANNにおける実施準備とプログラム管理に関する現況と計画を吟味した。

主文

(2011.06.20.01) 理事会は事務総長に対して新gTLDプログラムの実装を承認する。 この承認は、以下の項目を含む。

  1. 申請者ガイドブックの2011年5月30日版 (http://www.icann.org/en/topics/new-gtlds/comments-7-en.htm) に、 2011年6月19日にGACとの間で合意された改版を含むもの。 改版は以下の点を含む。
    1. 今後の早期警告あるいは早期勧告が、特定の情報を含む、または特定の形式に従わなければならないとするリファレンスの削除を求めるGAC勧告に掛かる、モジュール3のテキスト削除
    2. 最初の申請ラウンド中に限って、特に要請のある赤十字およびIOC(国際オリンピック委員会)の名称をトップレベルで保護することを示すテキストの挿入
    3. 単一の登録者による(26に替わり)15以上のドメイン名に関する申し立てに適用する、URSにおける「敗者払い」規定の変更
    理事会は事務局に、申請者ガイドブックに、 必要に応じた改版と変更を加えることを承認する。 これには申請プロセスの過程において採用され得る、 新たな技術標準、参照文書やポリシーによるものも含み、 これらの変更に関して明確に告知を行うものとする。
  2. http://www.icann.org/en/topics/new-gtlds/new-gtlds-communications-plan-30may11-en.pdf[486KB] で公表した新gTLDコミュニケーション計画案。 これは、必要に応じて改版、改良され得る。
  3. 申請プロセスを開始するための業務準備活動
  4. 発展途上国からの申請者の支援を確保するプログラム。 姿態、構造、 プロセスは今後理事会がステークホルダーとの協議で決定するが、 以下を含む。
    1. 185,000米ドルの審査料の76%に相当する費用免除に関するGAC勧告の勘案
    2. 合同申請者支援(JAS)作業部会の設立母体としての、ALACおよびGNSO勧告の勘案
    3. 原資として2百万米ドルまでの予算指定と、マッチングファンドを提供する第三者への機会提供
    4. 更なるコミュニティからの意見、ALACからの勧告、JAS作業部会からの最終報告書受領後のGNSOからの勧告(2011年10月ダカール会議における理事会検討向けに事務局が作成する実装計画に間に合うことが求められる)
    本件、持続可能な申請者支援機構を、 申請受付が始まる前に準備することを目的としている。
  5. 既存のgTLDオペレーターで、 新gTLDプログラムに参加したい者に関する相互所有制限条項の撤廃要求の取り扱いプロセス。 これはコメント http://www.icann.org/en/tlds/process-cross-ownership-gtlds-en.htm に従って変更された 「既存gTLDに対する相互所有制限条項の撤廃要求の取り扱いプロセス (http://www.icann.org/en/announcements/announcement-02may11-en.htm)」 を基にしたものである。 また、 既存gTLDの運営に関する相互所有の容認を実現する既存協定の変更検討は、 競争政策当局との更なる協議を待って実施される。 (本文書の前版からの修正履歴入り版は http://www.icann.org/en/minutes/process-cross-ownership-restrictions-gtlds-20jun11-en.pdf[97KB] で提供される)
  6. 2012年度事業計画・予算案 (http://www.icann.org/en/announcements/announcement-17may11-en.htm) の第7章に示される新gTLDプログラムに関する支出
  7. http://www.icann.org/en/minutes/timeline-new-gtld-program-20jun11.pdf[167KB] の添付図表で提示された線表。 この中で、新gTLDコミュニケーション計画は即座に始まり、 新gTLD申請期間は2012年1月12日に始まり、 2012年4月12日に終わるとされている。

(2011.06.20.02) 理事会とGACは、ICANN付属定款11章2.j項に従って、 誠意ある協議を適時的効率的に完了した。 理事会とGACが、 残余課題に対して相互に受諾可能な解決策に至らなかったことから、 ICANN付属定款11章2.k項に従って、理事会は、 ICANN理事会とGACの見解が異なる残余領域を記述した文書 http://www.icann.org/en/minutes/rationale-gac-response-new-gtld-20jun11-en.pdf[103KB] に記載の通り、GAC勧告に従わなかった理由を示す。 理事会の声明は、公共政策に関するGACメンバーの権限や義務が、 彼らの責任下にあることを損なうものではない。

(2011.06.20.03) 理事会は、 GACメンバーを含むICANNコミュニティに対して、 新gTLDプログラムを作り上げるために並外れた労力を投入し、 結果ICANNの使命と基本理念を推し進めたことに対して、 深い感謝を表明したい。

決議 2011.06.20.01から2011.06.20.03 の根拠

Rationale for Approval of the Launch of the New gTLD Program (原文[624KB])

以上

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