メインコンテンツへジャンプする

JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

ロゴ:JPNIC

WHOIS 検索 サイト内検索 WHOISとは? JPNIC WHOIS Gateway
WHOIS検索 サイト内検索

各位

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

ICANN通常理事会(2014年3月27日開催)決議概要

1. 英領ヴァージン諸島を示す.VGドメインの再委任

ccTLD .VGの管理者を現在の管理者であるAdamsNames Ltd.より英領バージン諸島電気通信規制委員会(Telecommunications Regulatory Commission of the British Virgin Islands)に変更すべき(=ccTLDの再委任を行うべき)との申請を評価および審査しました。 申請者が提出した書類には適切な手順が明示されている、 としています。

再委任の決議や暫定の報告書に含まれる内容で公開に適さないものは、 契約の定めにより公開可とされるまでは公開しない、としました。

2. ザンビア共和国を示す.ZMドメインの再委任

ccTLD .ZMの管理者をZambia Information and CommunicationsTechnology Authorityに変更すべき(ccTLDの再委任を行うべき)との申請を評価および審査し、 申請者が提出した書類には適切な手順が明示されている、としています。

3. 名前衝突に関するSAC062勧告

理事会はSSACによる、 名前衝突リスクの軽減に関する勧告(SAC062)を採択し、 ICANNの事務総長兼CEOまたはその指定する者にSAC062において勧告されている内容(以下)を実施するよう指示しました。

  • 勧告1:プライベートな名前空間向け予約文字列について
  • 勧告2:試験的な委任についての質問(試験の目的、試験の実施主体、緊急時の切り戻し、試験中止の基準)
  • 勧告3:どのような状況下での委任停止が適切なのかについての検討

4.理事会・政府諮問委員会合同勧告実装作業部会

理事会は、 第1次説明責任と透明性評価チーム(ATRT)からの政府諮問委員会(GAC)関連の勧告の実施に関して設立された、 理事会・GAC合同勧告実装作業部会の会期を延長することを承認しました。

5.指名委員会に関する理事会作業部会(BWG-NomCom)の構成と目的

理事会は改訂されたBWG-NomComのチャーターを採択しました。 改訂されたチャーターでは、 評価確定作業部会による指名委員会(NomCom)の人数や構成に関する勧告を実施することがBWG-NomComの目的であることを明確化するとともに、 NomComメンバー候補者の勧誘および選定をBWG-NomComの活動目的としています。 理事会はまた、George Sadowsky(議長)、Ram Mohan、Ray PlzakおよびMike SilberをBWG-NomComのメンバーに指名しました。

6.第2次説明責任と透明性評価チーム(ATRT2)による最終勧告

理事会はICANNの説明責任と透明性を向上させるためのATRT2による作業に謝意を表明し、 ICANNの説明責任および透明性に関するATRT2による勧告について、 各勧告について理事会としての方針(案)および可能であれば作業計画案と予算案を進捗報告と併せて提示するよう、 事務総長およびCEOに要請しました。

理事会はまた、 勧告に対し2014年6月30日までに回答する意向を表明しました。

7. 競争、消費者からの信頼、および選択の自由に関する将来のAoCのレビューに役立てるための新gTLDプログラム向け評価指標の収集

ICANN理事会は実装勧告グループ(IAG)による暫定勧告に謝意を表明し、 IAGによる作業の完了と、 追加のフィードバックを待つこととしています。

事務総長兼CEOまたはその指名する者は、 勧告を精査および調査を設計し、 直ちに消費者の信頼および消費者の選択について基準の洗い出しのために調査会社を利用して調査を行うこととし、 また調査会社を利用してDNSにおける競争の新gTLDへの影響を調査することとしています。 本決議内の特定の事項は交渉の目的のため、 事務総長兼CEOが開示を許可しない会議においては非開示とされました。

8. グローバル化に関する助言グループの解散

理事会はグローバル化に関する助言グループを解散することとしました。 同グループが対象としていたAoC、ポリシー、法的機能、 ルートサーバシステムおよびIANAにおけるマルチステークホルダーによる説明責任に関する機能は、 最近開始されたグローバルマルチステークホルダーにおける議論の一部となり、 DNSの技術的な調整またはIANA機能における責務の委譲およびAOCの言う説明責任の委譲のためのメカニズムに寄与することになります。

同グループのインターネットガバナンスを対象とする機能はインターネットガバナンスにおけるコミュニティ横断作業部会に引き継がれる作業の一部となります。

他の決議事項を含めた詳しい内容は、以下の原文をご覧ください。
Approved Board Resolutions | Regular Meeting of the ICANN Board

以上

このページを評価してください

このWebページは役に立ちましたか?
よろしければ回答の理由をご記入ください

それ以外にも、ページの改良点等がございましたら自由にご記入ください。

回答が必要な場合は、お問い合わせ先をご利用ください。

ロゴ:JPNIC

Copyright© 1996-2024 Japan Network Information Center. All Rights Reserved.