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2018年5月15日

各位

一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

ICANN臨時理事会(2018年5月13日開催)決議概要

  1. セキュリティと安定性に関する諮問委員会(SSAC)委員へのAndrey Kolesnikovの任命
  2. 付属定款中、GNSO非商用ユーザー部会(NCUC)関係部分の改定の承認
  3. 移管後のEmpowered Communityにおける決定権を有する参加者であるGNSOの責務のためのGNSO新投票閾値に関するICANN付属定款改定案
  4. Thick WHOISに関するポリシー実装への移行の延期について
  5. レジストラデータエスクローエージェント契約の承認
  6. 新KSKロールオーバー計画に関する追加情報
  7. レジストリ関係者グループ(RySG)からの、レジストリによるRPM/TMCH利用料の返金要請対応
  8. gTLD登録者データの暫定の仕様について(GDPR遵守暫定モデルの実装)
  9. 再検討要求17-5の検討

1. セキュリティと安定性に関する諮問委員会(SSAC)委員へのAndrey Kolesnikovの任命

理事会は、Andrey KolesnikovをSSACメンバーに任命しました。 任期は、理事会による承認時より2020年12月31日までとなります。

2. 付属定款中、GNSO非商用ユーザー部会(NCUC)関係部分の改定の承認

理事会は、NCUCのチャーターの改定を承認しました。

理事会は、事務総長兼CEOまたはその指名する者に対して、 この承認内容をNCUCのリーダーに伝えるよう指示しました。 また、NCUCとICANN事務総長兼CEOまたはその指名する者に対して、 ICANNとNCUCのページ上の適切なところから更新されたNCUCのチャーターに直接アクセスできるようにするよう、 指示しました。

3. 移管後のEmpowered Communityにおける決定権を有する参加者であるGNSOの責務のためのGNSO新投票閾値に関するICANN付属定款改定案

理事会は、ICANN付属定款第11条11.3.i項の改定案を承認しました。 この改定には、契約者会議および非契約者会議における現在の単純多数の投票閾値を変更する改定も含まれています。 Empowered Communityにおける決定権を有する参加者であるGNSOの新たな/追加の権利と責務のすべての網羅のためにレジストリ関係者グループが提案した改定です。

4. Thick WHOISに関するポリシー実装への移行の延期について

理事会は、 Thick WHOISに関するポリシーの実装に際してレジストラおよびVerisign間で契約書の改定について合意に至るまでに時間が必要なため、 ポリシー遵守の実施をそれぞれ2018年11月30日、 2019年4月30日および2020年1月31日まで延期するよう、 事務総長兼CEOまたはその指名する者に指示しました。

5. レジストラデータエスクローエージェント契約の承認

理事会は事務総長兼CEOまたはその指名する者に対して、 DENIC eGと契約期間を36ヶ月とする新たな契約を締結し、 [金額は非開示]を超えない金額以内で必要な支払いを行うよう、指示しました。

この決議のうち特定の項目については、 交渉事項であることを理由にICANN付属定款第3条第3.5項(b)および(d)に従い、 事務総長が開示を決定するまでは公開しないことが承認されました。

6. 新KSKロールオーバー計画に関する追加情報

理事会は、RSSAC/SSAC/RZERCに対して、 『Updated Plan for Continuing the Root KSK Rollover』および計画に関連する文書へのアドバイスを求め、 可能であれば2018年8月10日までの理事会への返答を要請しました。

7. レジストリ関係者グループ(RySG)からの、レジストリによるRPM/TMCH利用料の返金要請対応

理事会は事務総長兼CEOまたはその指名する者に対して、 契約関係にあるレジストリまたはレジストリ運用者がレジストリ契約のSection 6.4に基づき1回限りの手数料としてICANNに支払った5000米ドルを、 これらの者に返金するよう、指示しました。 返金対象者には、既に契約を終了した者、または、 TLDの委任が廃止されているレジストリまたはレジストリ運用者も含まれます。

8. gTLD登録者データの暫定の仕様について(GDPR遵守暫定モデルの実装)

理事会は、 暫定ポリシーの策定に伴うレジストリ契約およびレジストラ認定契約に基づくgTLD登録者データの暫定仕様案を5月17日または5月17日頃に承認する予定について承認しました。 理事会は、承認前に暫定仕様案に適切な変更が組み込まれていることを確認するために残りの時間を充てる予定です。 承認された場合、暫定仕様案は2018年5月25日より90日間有効となります。 その後は90日ごとに仕様案の暫定的な採用について再確認し、 ただし、合計で1年を超えないものとすることが承認されました。

暫定仕様案に関する理事会の最初の検討は、以下の2点に集中しました、

  1. 暫定仕様案が示す、 登録者データにおける個人のデータの扱いに関する既存の要件に対する変更は認められるべきものなのか否か、 また、暫定仕様案を急ぎ用意することはレジストラサービス/レジストリサービス/DNSまたはインターネットの安定性や安全性を維持するために必要なのか否か。
  2. 暫定仕様案は、 レジストラサービス/レジストリサービス/DNSまたはインターネットの安定性や安全性維持の目的を達成するために、 可能な限り最小限のものとなっているか否か。

理事会は、GDPRの発効時、 gTLD登録者データについて規定する統一のポリシーの実施によってグローバルな公共の利益がもたらされることを確認しました。

理事会はICANN事務総長兼CEOまたはその指名する者に対して、 暫定仕様案の検討以前からICANNコミュニティで行われていた改定に関する議論において今後も理事会をサポートするよう、指示しました。 また事務総長兼CEOまたはその指名する者に対して、 これまでの理事会の検討結果である暫定仕様案について、 ICANNコミュニティに最新情報を伝えるよう、指示しました。

9. 再検討要求17-5の検討

理事会は、再検討要求17-5に関する、 理事会説明責任メカニズム委員会(BAMC)からの勧告の受け入れを承認しました。

他の決議事項を含めた詳しい内容は、以下の原文をご覧ください。
Approved Board Resolutions | Special Meeting of the ICANN Board

以上

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