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歴史的経緯を持つプロバイダ非依存アドレス
(歴史的PIアドレス)について

歴史的経緯を持つプロバイダ非依存アドレスとは

 JPNICで定義する歴史的経緯を持つプロバイダ非依存アドレス (以下「歴史的PIアドレス*1」とします)とは、 過去CIDR(Classless Inter-Domain Routing)導入以前に、 プロバイダなどを介さずに、 国際的なIPアドレス割り当て機関から直接割り当てを受けた IPアドレスのことです。 これには以下のようなIPアドレスが含まれます。

  1. InterNICなどの国際的なIPアドレス割り当て機関から直接割り当てられたIPアドレス
  2. ネットワークアドレス調整委員会*2を経由して、InterNIC から割り当てられたIPアドレス
  3. IPアドレス管理指定事業者制度(旧:業務委任会員制度)が設けられる以前に、当センターもしくは当センターの前身のJNICから割り当てられたIPアドレス

*1 PI = Provider Independentの略
*2 1992年6月にネットワークアドレス調整委員会からJPNICへIPアドレス割り当て管理業務が引き継がれました。

歴史的PIアドレスができた経緯

 インターネットは、 当初大学や企業の研究者を中心に静かに世界に広まっていましたが、 やがて商用プロバイダが設立されると、 一般ユーザーへの普及がはじまりました。 その後もインターネット利用者は急速に拡大し、 現在では情報基盤として多くの方が日常的に使用するものとなっています。

 このような急速な発展にともない、 JPNICではIPアドレスの効率的な利用の方策として、 プロバイダを経由したCIDR割り当ての推進、 IPアドレスの割り当て業務の委任 (業務委任会員<現:IPアドレス管理指定事業者>)制度を開始し、 アドレス管理ポリシーを含めた管理体系*3を整えてまいりました。

 しかし、 IPアドレスの管理体系が整備される以前に当センターや他の IPアドレス割り当て機関から直接割り当てられたアドレスに関しては、 JPNICを含む割り当て機関と割り当て先の組織との関係が整理されない状態が長く続いてきました。

*3 現在のIPアドレス管理体系については、「IPアドレス管理の基礎知識」をご覧ください。

歴史的PIアドレスを取り巻く課題

 歴史的PIアドレスの一部には、 WHOISデータベースで公開されている情報が適切に更新されておらず、 割り当て先が不明確になってしまっているものや、 ネットワークトラブル時に連絡がとれないものがあります。 また、情報が更新されていない歴史的PIアドレスが、 ハイジャックされたり、 スパムや不正利用の踏み台とされるケースも報告されています。

課題の解決に向けた取り組み

 上記の問題を解消するために、 JPNICでは2004年度から2008年度まで、 当センターが管理する歴史的PIアドレス空間に対し、 管理体制を強化するための取り組みを進めました。

割り当て先組織の再確認

 個々の歴史的PIアドレス割り当て先組織へJPNICから連絡をし、 今後も当該アドレスを使用されるかどうか確認しました。 今後も使用される場合には、 割り当て先組織でアドレス管理ポリシーと規約に従ってアドレス管理していただく旨の書類をご提出いただき、 また使用しない場合には、アドレスを返却していただきました。

登録情報更新時の申請者認証の強化

 以後もアドレスを使用される組織へは、必要書類ご提出後、 JPNICからID/パスワードを発行しました。 以後の登録情報の更新は、 このID/パスワードを用いて割り当て先組織自身が行っています。

 また、 期間中に継続使用または返却の手続きが行われなかった歴史的PIアドレスは、 2009年3月11日をもって回収しました。

参考:2009年3月11日アナウンス
歴史的PIアドレス割り当て先組織明確化完了のお知らせ

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