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JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

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    /P▲          ◆ JPNIC News & Views vol.380【定期号】2006.8.15 ◆
  _/NIC
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◆ News & Views vol.380 です
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インターネットを支える仕組みのひとつとして欠くことの出来ないWHOISサー
ビスですが、従来からある正確性の向上についての問題だけではなく、最近
は個人情報保護などの観点も踏まえ、そのあるべき姿についての議論が行われ
ることが多くなってきています。

今回の特集では、WHOISサービスが生まれた経緯やその目的、インターネット
の発展に果たしてきたその役割とそれと同時に出てくるようになった問題点、
それらを巡って行われている議論の動向についてご紹介させていただきます。


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◆ 目次
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【 1 】特集 「Whoisを巡る最近の議論について」
【 2 】News & Views Column 
       「DSとインターネット」
        NTTコミュニケーションズ株式会社 濱田泰幸氏
【 3 】インターネット用語1分解説  
       「P2Pとは」
【 4 】統計資料
         1. JPドメイン名
         2. IPアドレス
         3. 会員数
         4. 指定事業者数
【 5 】イベントカレンダー


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【 1 】特集 「Whoisを巡る最近の議論について」
              JPNIC インターネットガバナンス・DRP分野担当理事 丸山直昌
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Whois(「ふーいず」と読みます)とは、ドメイン名やIPアドレスなど、いわゆ
るインターネット名前・番号資源の登録関連情報を、インターネット内で閲覧
可能とするために、インターネットの初期から採用されていた仕組みです。
UNIX系のコンピュータではwhoisというコマンドを使ってこれらの情報を閲覧
することができますが、最近ではドメイン名登録機関のWebページにwhois情報
を検索するための入力用窓が設けられていて、whoisコマンドを使わなくても
whois情報を見ることができるようになっている場合が多くあります。

Whoisは、インターネット上で技術的なトラブルが発生した場合に、トラブル
発生元の担当者を調べ、その人への連絡方法を知るために利用できます。
"whois"(「誰が」)という名前はこれに由来します。このような使い方がwhois
の当初の設計意図であったと思われ、実際インターネットが研究者間のネット
ワークであった十数年前には、「whois情報はネットワークの管理目的にのみ
使用すること」というような簡単な約束でさほどの問題も生じませんでした。
しかし、インターネットの発展に伴い、いろいろな問題が生じてきました。
ひとつはwhois情報がダイレクトメールや迷惑メールに利用され、プライバ
シーの侵害とも言える事態を生じたことです。他方では、消費者を騙すなどの
悪徳サイトが出現すると、その運営者を特定するために役立つという面も出て
きました。そのほか、いわゆるサイバースクワッターを特定するためにも有効
利用されてきました。さらに、whois情報の中にはかなりの虚偽が含まれてい
るという点も指摘されました。このようにwhois情報提供の功罪がいろいろ出
てきたため、ICANNではgTLDにおけるwhois情報の在り方についての議論が数年
前から始められました。

ICANNでは当初、これまでwhoisで提供されている情報のうち、どれをどのよう
に表示するか、という議論に多くの時間をかけましたが、堂々巡りの議論で決
着がつきませんでした。その経過を簡単に総括しますと、プライバシー保護を
重視する立場と情報公開を重視する立場の間で、「表示の方法」という表面的
な問題だけを話し合っても妥協点は見つからなかった、と言えるでしょう。
このため、2005年中頃になり、「whoisの目的は何か」という根本問題に戻っ
て議論をやり直そう、という機運が出てきました。数か月の議論の後、これに
ついて二つの定式化が候補として示されました。

1. DNSデータの設定にかかわる諸問題を解決できる人(組織)に連絡を取るため
   に充分な情報を提供する

2. 当該ドメイン名の登録と使用にかかわる諸問題を解決できる人(組織)に連
   絡を取るために充分な情報を提供する

1の方が2に比べて提供される情報量は少なくなると考えられ、従ってプライバ
シー保護に対してはより配慮したものになることが予想されますが、1では当
該ドメイン名登録が引き起こす社会的な問題に対しては配慮しないということ
になると思われます。また、ドメイン名のレジストラはICANNとの契約により
自己の顧客情報をデータとして第三者に有料で提供する(「バルクアクセス」
という)ことが禁止されておらず、従って1の方が営業上有利だという事情があ
ります。

GNSO評議会の中でも1と2は支持が拮抗していましたが、結局2006年4月12日の
投票により1を採択しました。ところが、これに対してはGAC(政府諮問委員会)
を中心として異論が噴出しました。犯罪捜査や消費者保護の観点から、1では
困る、という主張です。これを受けて、GNSO評議会は「これはあくまでも登録
情報の一部を一般へ情報公開する目的であって、登録者から情報を収集する目
的ではない。法律上の要請や知的財産権保護の必要による場合には非公開情報
でも適切な閲覧者に提供する」との補足的な説明を行いましたが、いかにも後
付で歯切れが悪いものでした。さらに「登録機関が登録者から収集する個人情
報については、その目的や利用方法などに関して別途検討する」という決定を
行って、事態の進展を図っています。

このようにwhoisについては、いまだに議論は混沌としており、今後もプライ
バシー保護と情報公開という二つの価値観の間で、活発な議論が続くものと思
われます。



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【 2 】News & Views Column
       「DSとインターネット」
                             NTTコミュニケーションズ株式会社 濱田泰幸
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このコラムのvol.341で松本存史さんが「PSPとインターネット」を書いてます。
その続きというわけでもありませんが、ニンテンドーDSでOperaベースのブラ
ウザが発売されましたので、それについて思うところを書いていきたいと思い
ます。

私には小学生の子供が2人おりますが、ご多分に漏れずテレビゲームが大好き
で、ニンテンドーDSも持っております。

このDSの特徴でもあるのですがWi-Fi通信が出来るので、購入してすぐうちの
ブロードバンドルータでもWi-Fiの設定を入れてみましたが、わりとあっさり
と設定が出来ました。当たり前といえば当たり前なのですが、MACアドレスが
見えたり、DHCPの払い出しが見えたりしたときにはちょっと驚きました。

私もちょうど彼らと同じ年頃、エポック社のカセットビジョンのインベーダー
で初めてゲーム機に触れて四半世紀が経つわけですが、この間、ゲームの画面
も音も内容も格段に良くなっていきます。その中で、携帯用ゲーム機としてゲー
ムボーイが発売されたのは1989年のことでした。当然私もハマッていたわけで
すが、まさか当時はそれがゲーム以外に使われること、例えばテレビを見ると
か、音楽を再生するなどと夢にも思っていませんでした。

さて、DSの話に戻します。このDS、全世界で1300万台以上、国内だけでも600
万台以上を販売したそうです。そのうち国内でWi-Fi通信を行ったのは90万台。
この90万人、国内のDS所有者の約1/6は、基本的にはゲームのために接続を行っ
たと思うのですが、これがブラウザが使えることにより潜在的なインターネッ
ト人口になっていくわけです。

総務省が2006年5月19日に発表した携帯電話経由でのインターネット接続がPC
経由のそれを追い越したというニュースは記憶に新しいと思います。日本に限っ
たことですが、携帯電話から7000万人がインターネット接続し、PCからも6600 
万人が接続しています。(携帯電話からがインターネットに接続と言うか?に
ついては微妙ではありますが……)

私の時代のゲームボーイですが、発売から3年で全世界で1億8000万台以上売れ
たそうです。現代のDSはブラウザもあわせても2万円弱でインターネット環境
が手に入ります。このDSがゲームボーイのようになるとは限りませんが、1億8
000万台が売れ、その1/6の3000万台がネットにつながるとすると……

昨今IPv4アドレスの枯渇についての話をよく聞きます。携帯電話は今のところ
IPアドレスは使っていませんが、PC、携帯ゲームを考えると、アドレス消費傾
向はますます強くなっていくように思えます。携帯電話もPDA的な機能を盛り
込むことで、いずれはIPアドレスを必要とするようになるかもしれません。セ
キュリティの問題も気になるところです。

このような状況はネットワークエンジニアとしては頭が痛いところですが、逆
に言えば腕の見せ所でもあります。これからの通信インフラを担うものとして
は「ドンと来い!」という気持ちで、彼らからの接続を受け止めていきたいと
思っています。



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【 3 】インターネット用語1分解説
         「P2Pとは」
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P2Pとはpeer-to-peerの略です。インターネットにおいて一般的に用いられる
クライアント・サーバ型モデルでは、データを保持し提供するサーバとそれに
対してデータを要求・アクセスするクライアントという2つの立場が固定され
ているのに対し、P2Pは各ピア(*1)がデータを保持し、他のピアに対して対等
にデータの提供および要求・アクセスを行う自律分散型のネットワークモデル
であり、サーバまたはクライアントのそれぞれの立場に固定されることがあり
ません。

P2Pの分類として、データの所在を一括保持するサーバを持つハイブリッド
P2P、そのようなサーバを持たないピュアP2P、処理能力の高いノードが自発的
にデータの所在を探索・保持するスーパーノード型P2Pがあります。

P2Pモデルで通信を行うファイル共有ソフトが、トラフィックを増加させた
り、自分が著作権を持たないファイルを違法に交換することに使われたり、共
有されているファイルなどを不用意に開いてしまい、それが原因でウィルスな
どに感染してしまった結果、情報漏洩などを引き起こしてしまうなどといった
負の影響がよく知られています。その一方、サーバーへのトラフィックおよび
負荷集中を避けられる、単一障害点がない(ピュアP2Pの場合のみ)などの利点
のため、ファイル交換だけではなくVoIP (Voice over IP)、IM(Instant 
Messaging)、グループウェアなどファイル交換を主としない用途でも使われて
います。

  (*1)ピア (peer):対等の立場で通信を行うノード、または通信相手のこと
      を指します。



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【 4 】統計資料
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1.JPドメイン名

o 登録ドメイン数(2006年3月~2006年8月) 
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日付|JP AD  AC    CO    GO   OR    NE    GR   ED   LG  GEO   GA     GJ   TOTAL
--------------------------------------------------------------------------------
 3/1|0 298 3271 286231 839 21287 17308 8884 4410 2447 3737 334835 118450 801997
 4/1|0 297 3279 288151 835 21467 17306 8868 4454 2318 3686 341368 119580 811609
 5/1|0 294 3286 289729 837 21581 17306 8851 4472 2300 3637 347754 120302 820349
 6/1|0 294 3290 291141 836 21648 17340 8799 4467 2254 3585 353096 122660 829410
 7/1|0 294 3306 292816 836 21758 17333 8749 4461 2236 3524 359253 123396 837962
 8/1|0 293 3312 294237 841 21845 17324 8721 4460 2234 3475 364915 123946 845603
--------------------------------------------------------------------------------

 GA:汎用ドメイン名 ASCII(英数字)
 GJ:汎用ドメイン名 日本語 


2.IPアドレス

o JPNICからの割り振りとJPNICへの返却ホスト数(2006年2月~2006年7月)
------------------------------------------
  月 |   割振   |   返却   | 現在の総量 
------------------------------------------
   2 |   970752 |    24576 |   35074334
   3 |   638976 |    10240 |   35703070
   4 |   661504 |        0 |   36364574
   5 |   290816 |        0 |   36655390
   6 |   376832 |     4096 |   37028126
   7 |  2154496 |        0 |   39182622
------------------------------------------


□統計情報に関する詳細は → http://www.nic.ad.jp/ja/stat/


3.会員数  ※2006年8月7日 現在

 ---------------------
  会員分類  | 会員数 |
 ---------------------
  S会員     |      3 |
  A会員     |      2 |
  B会員     |      6 |
  C会員     |      6 |
  D会員     |    154 |
  非営利会員|     14 |
  個人推薦  |     39 |
  賛助会員  |     40 |
 ---------------------
  合計      |    264 |
 ---------------------

□会員についての詳細は → http://www.nic.ad.jp/ja/member/list/


4.指定事業者数  ※2006年8月10日 現在

  IPアドレス管理指定事業者数           381


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【 5 】イベントカレンダー 
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  2006.9.5(火)~8(金)        22nd APNIC Open Policy Meeting (Taiwan) 
  2006.9.                    APTLD Meeting (場所未定) 
  2006.9.                    Global IPv6 Summit in Manilla 
                             (Manilla, Philippine) 
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  2006.10.2(月)~6(金)       RIPE 53 (Amsterdam, Netherlands) 
  2006.10.8(日)~10(火)      NANOG 38 (St. Louis, Missouri, USA) 
  2006.10.10(火)             CENTR 31 (Toronto, Canada) 
  2006.10.11(水)~13(金)     ARIN XVIII (St. Louis, Missouri, USA) 
  2006.10.30(月)~11.02(木)  IGF Greece 2006 (Athens, Greece)
  --------------------------------------------------------------------
  2006.11.01(水)             シンポジウム
                             「ドメイン名紛争のガバナンス~JP-DRPの
                               現状と課題~」(仮)
                             (キャンパス・イノベーションセンター 
                              国際会議室)
  2006.11.5(日)~10(金)      67th IETF (San Diego, CA, USA)
  2006.11.27(月)~12.1(金)   AfriNIC-V (Mauritius)


     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
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