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    /P▲          ◆ JPNIC News & Views vol.392【臨時号】2006.10.5 ◆
  _/NIC
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◆ News & Views vol.392 です
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本号から4回にわたり、第22回APNICオープンミーティングでの議論の内容につ
いて、各テーマ別にご報告していく予定です。

本号では、IPv6における割り当てポリシーの変更に関する議論の動向について
お届けいたします。

なお、第22回APNICオープンポリシーミーティングの全体概要については、先
にお届けした9月定期号(vol.387)をご覧ください。
http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2006/vol387.html

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◆IPv6における割り当てポリシーの変更について
 ~第22回APNICオープンポリシーミーティングでの議論~
                                                 JPNIC IP事業部 奥谷泉
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APNIC22の概要については、JPNIC News & Views vol.387で簡単にご報告しま
したが、本号と次号では、国内からの意見を多くいただいた、または提案に向
けて議論が進められていた、以下2つの提案にフォーカスして、詳しい議論の
様子をお伝えいたします。

  prop-033-v001  IPv6における割り当てポリシーの変更について
  prop-035-v001  マルチホームネットワークへのIPv6 PIアドレスの新設
                 について

この号では、「IPv6における割り当てポリシーの変更について」の提案におい
て、コンセンサスに至るまでの議論の内容をご紹介します。

これまでのIPv6ポリシーでは、エンドサイトへの割り当てサイズについては、
基本的に一律/48として運用されていましたが、この提案は、割り当てサイズ
に柔軟性を持たせ、サイズの判断はLIRに一任することを明らかにしたもので
す。

・エンドサイトへの割り当てサイズ/48に限定せず、LIRの判断に委ねる。
・追加割り振りにおける利用率の計算は/48の割り当てではなく、/56ベースに
  変更する。

APNICのGeoff Huston氏、IIJのRandy Bush氏により提出されたこの提案は、上
記の文面を文字通りに解釈すると、実質的な影響は無いと考えられます。

しかし、この提案に至るまでの過去1年間はIPv6においても効率的な分配が必
要であるとの議論が展開されてきたため、これが施行された場合、今後IPv4と
同じく、効率的な分配を目指した方向に進むのではないかとの懸念が国内の事
業者から表明されていました。

もちろん、「効率的な分配」の考えは、それ自体決して悪いものではありません
が、IPv4と同じく程度に求められることになった場合、その膨大なアドレス空間
によるIPv6特有のメリットが失われてしまいます。

実際、LIRの「判断」が完全にLIRに一任されるものなのか、それともIPv4にお
けるアサインメントウィンドウ内の割り当てと同じく、効率的な割り当てを考
慮した上で判断することが求められるのかによって意味合いが異なってきま
す。

そして、もしも効率的な分配を意識した上での判断が求められる場合、現在
/48ベースでサービスを提供している事業者に影響があることが確認されてい
ました。これら事業者の中では/48での割り当ての継続が認められなかった場
合、1,000万円以上の対応コストが発生する事業者も、複数存在することが
JPNICの調査では明らかになっています。

一方、ここにあげた影響が無いことが確認された前提で、個人ユーザと法人
ユーザへの割り当てサイズを分けることによるサービスの差別化、柔軟な割り
当てサイズによる追加割り振り申請のタイミング調整等が、提案が施行された
場合のメリットとしてあげられていました。

それでも一部の方からはどういう形であれ、提案の施行に反対とのご意見も表
明されていましたが、

・/48がIPv4における65,536アドレスに該当するほど大きなサイズであるこ
  と。
・/48の割り当てについては、IPv6アドレスの施行時に、ある程度運用を進め
 てみてから再度割り当てサイズの見直しを行うことを前提に合意されたこ
  と。

を考慮すると、既存の事業者への影響を及ぼさないこと、現在以上に審議が厳
しくならないことが確認できれば、提案そのものに反対する強い理由は無いと
JPNICは判断しました。

そして、この他国内からいただいたすべてのご意見は、JPNICのスタンスと異
なるもの含めて、プレゼンテーションにまとめ、ミーティングで発表を行いま
した。また、国内からあげられた懸念についても、提案の施行によって影響さ
れるものではないことを、公式なセッション場だけでなく、事前に個別に話し
合ったときにも提案者に確認することができました。

既存のサービスには影響を及ぼさずに、事業者が希望すれば、/48より小さな
割り当てについても選択の幅が広がったことを考えると妥当な結果だったので
はないかと思います。

なお、大筋の方針について、ミーティングでの賛同は得られましたが、具体的
な実装にあたっては

・割り当てサイズに関するガイドライン策定の必要性。
・初回割り振り基準への影響。
・データベース登録単位。

などについて、APNICとも確認をとりながら今後明確にしていく予定です。
 
それでは次回は「マルチホームネットワークへのIPv6 PIアドレスの新設につ
いて」の提案が、コンセンサスに至るまでの検討や議論の様子についてご紹介
したいと思います。


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       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
            http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
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 JPNIC News & Views vol.392 【臨時号】

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