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JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

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    /P▲          ◆ JPNIC News & Views vol.459【定期号】2007.6.19 ◆
  _/NIC
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◆Windows VistaもWiiも日本語JPドメイン名に対応済み!!

 登録数も13万件を突破し、「わかりやすい」「覚えやすい」
 日本語JPドメイン名はさらに身近に
                               株式会社日本レジストリサービス(JPRS) ◆
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◆ News & Views vol.459 です
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JPNICは、2007年6月15日に開催された第32回通常総会において、「インター
ネットレジストリにおけるIPv4アドレスの在庫枯渇に関して」と題する姿勢表
明を行いました。本号では、総会に出席されたみなさま以外にも、広くこの問
題を知っていただきたく、姿勢表明の全文をご紹介いたします。

ご存知の通り、最近10年間における急激なインターネットの発展によって、現
在インターネットで利用されているIPv4アドレスについて、地域インターネッ
トレジストリにおける未分配IPv4アドレスの在庫が、2010年には無くなると予
測されています。この在庫が枯渇しても、既存のインターネットが使えなくな
るわけではありませんが、中長期的にインターネットを拡張、発展させると
いった視点から考えると大きな制約となり、時間が経過するほど問題は深刻に
なることは確実かつ不可避な状況です。

こうした状況を鑑み、JPNICではIPv4アドレスの在庫枯渇予測に関する的確な
情報提供、在庫枯渇時期に対応した分配ポリシーの検討、調整に着手します。
さらに、IPv6への移行をはじめとした、IPv4アドレス在庫枯渇の克服策に関す
る技術的方法論の検討、並びにビジネスインパクトの精査を目的として、有識
者による検討会を開始します。この検討会において、2007年末までを目処に、
各課題への対応策についての提言をまとめます。

これらの取り組みを皆様と協調しながら進めることにより、2010年と予測され
ているIPv4アドレスの在庫枯渇期を円滑に乗り越え、インターネットの継続的
な発展と安定運用の維持していくよう努めてまいります。

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◆ 目次
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【 1 】姿勢表明 「インターネットレジストリにおけるIPv4アドレスの在庫枯
                  渇に関して」
【 2 】News & Views Column 
       「コミュニケーションの本質から企業Webを見直す」
        クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社 雨宮和弘氏
【 3 】インターネット用語1分解説  
       「IPv4/IPv6デュアルスタックとは」
【 4 】統計資料
         1. JPドメイン名
         2. IPアドレス
         3. 会員数
         4. 指定事業者数
【 5 】イベントカレンダー


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【 1 】姿勢表明
   「インターネットレジストリにおけるIPv4アドレスの在庫枯渇に関して」
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                                                         2007年6月15日
                    社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

   インターネットレジストリにおけるIPv4アドレスの在庫枯渇に関して


最近10年間の急激なインターネットの発展によって、現在インターネットで利
用されているIPv4アドレスについて、地域インターネットレジストリ(*1)が分
配可能なIPv4アドレスが残り少なくなってきています。本件に関して最も信頼
されている枯渇時期予測(*2)によると、地域インターネットレジストリにおけ
る未分配IPv4アドレスの在庫は2010年に無くなるとされています。

この在庫が無くなり、地域インターネットレジストリに新たなIPv4アドレスが
供給されなくなった場合にも、既存のインターネットが使えなくなるわけでは
ありません。しかし、中長期的なインターネットの拡張、発展を考えた場合、
分配可能なIPv4アドレスの枯渇(以下「IPv4アドレス枯渇」と呼ぶ)は大きな
制約になり、時間が経過すればするほど問題は深刻になることは確実、かつ、
不可避な状況です。


IPv4アドレス枯渇を乗り越え、インターネットの拡張、発展を今後も持続させ
るための根本的な解決方法は、IPv6(*3)を基礎とするインターネットに移行す
ることです。また、既存のIPv4を基礎とするインターネットの機能を保持し、
移行プロセスを円滑に遂行するために、未使用IPv4アドレスの回収再利用を推
進することも重要です。


インターネットは既に企業活動や市民生活に欠かせない基盤となっています。
IPv4アドレス枯渇を乗り越え、インターネットを円滑に運営し続けるために
は、インターネットのあらゆる関係者が連携し、解決策を有効に実行すること
が不可欠です。


JPNICは、IPv4アドレス枯渇問題の解決に積極的に取り組んでまいります。
具体的には、まず以下の二つの作業に着手します。

  i)  日本における国別インターネットレジストリ(*4)として、IPv4アドレス
      枯渇に適切に対応するIPアドレス管理ルールの制定に向け、国内でイン
      ターネットに関係するあらゆる方々の声を反映した検討を行うととも
      に、国際的な調整を行います。

 ii)  インターネットの円滑な運営に寄与する公益法人として、インターネッ
      トの円滑な運営の維持を実現するべく、国内外の関係者・関係団体と連
      携して、IPv6の利用による対応施策の検討と実施を促進するとともに、
      的確な情報提供を行います。

                                                                以上


(*1) 世界を五つの地域に分け、IPアドレスの管理を行っている団体です。

(*2) Geoff Huston氏による枯渇時期予測です。 
     http://ipv4.potaroo.net/

(*3) IPv6は、アドレス領域の大幅な拡張を中心に、IPv4に対していくつかの
     改善を加えて開発された、新しいバージョンのインターネットプロトコ
     ル(IP)です。開発着手から既に10年以上が経過し、多数の機器で利用可
     能となっています。

(*4) JPNICは、日本国内においてIPアドレス管理を行う、国別インターネット
     レジストリです。


本日、JPNICでは本件に関連したプレスリリースを行うと同時に、IPv4アドレ
スの在庫枯渇に関するWebページを開設いたしましたので、こちらもあわせて
ご覧ください。

 □IPv4アドレスの在庫枯渇に関して
  http://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv4pool/


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【 2 】News & Views Column
       「コミュニケーションの本質から企業Webを見直す」
             クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社 雨宮和弘
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インターネットに初めて触れたのは90年代初頭。まだ日本では商用利用前だっ
たのですが、当時外資系企業で工業デザイナーだった私は、自社の衛星回線を
使ったグローバルネットワークを利用して、マックで作ったデザイン画像や
CAD図面のデータをDOSバイナリーに変換、スクリプトベースのFTPで米国本社
やヨーロッパへファイル転送していました。

その後、モザイクナビゲーターのベータ版を落としては、社内のサーバーで勝
手なデータサイトを作っていた記憶があります。商用利用が開始されるや否
や、「まだ誰もやったことがないから」と発起して、米国本社のWebサイトが
立つ半年前に「日本初の」企業採用ページを作りました。当時はまだWeb制作
会社なんてありませんでしたので結局、このサイト(約20ページ)と日本支社の
Webサイト(約250ページ)は全て自分でHTMLを手組みしました。

悪い(笑)うわさが広まるのは早く、「勝手なことをやっている奴が日本にい
る」ということで、すぐに本社のWeb開発チームから呼び出しを食らったので
すが、そこで行われていた「企業Web開発プロジェクト」のプロセスと考え方
が先進的で、今の私の仕事の根幹になったのです。

そのプロジェクトチームのオーナー(トップマネージャー)はいわゆるCIOや技
術系の方ではなく、企業コミュニケーション担当の取締役だったのです。チー
ムメンバーにはもちろん技術、マーケティング、法務のメンバーも含まれてい
ますが、そのテーマは、「『企業コミュニケーション』の観点から、恒常的に
この新しいメディアをどう活用していくか」というものでした。

このチームに加わり、いわゆる企業Webサイトのマネジメントを学んだ後、別
の外資系企業に転職しましたが、ここでもやっていることはほとんど同じでし
た。独立後もずっと企業Webサイトのベンチマークを続けていますが、多くの
欧米企業は企業コミュニケーションの観点から全体視しているため、数年ごと
の大きな技術革新にもあまり左右されることなく、ステークホルダーとの関係
構築を続けているように見受けられます。

一方、多くの日本企業では、このような考え方の芯がないまま、製品プロモー
ションや人材採用サイトなど、部門単位のコンテンツの積み上げでWebサイト
ができあがっていることが多く、トップページはまるでその企業の勢力の縮図
のような企業もあります。まだ多くの日本企業には、自社のコミュニケーショ
ン戦略を反映する意思と権限を持ったWebチームや担当者がほとんどおらず、
きちんとしたコミュニケーション人材教育も行われていない状況ですので、リ
ニューアルをやっても3年ぐらいで飽きてスクラップする、という繰り返しの
ような気がします。

私も独立後、数多くの大手企業のコミュニケーションプロジェクトに関わって
きましたが、もう単なるWebのリニューアルにはあまり興味が湧かなくなりま
した。どんなにデザインを洗練させ、機能やコンテンツを増やしても、結局
「人」がいなければ継続的なステークホルダーとの関係は紡ぐことができない
からです。

コミュニケーションの語源は、ラテン語のコミュニカレ(communicare:共
有・分かち合う)から来ていると言われています。すなわちコミュニケーショ
ンは「伝える・投げかける」では不十分、相手の理解が得られ「共有・分かち
合う」ことができてはじめて目的が達成されたことになる、というわけです。

一般的に私達がインターネットを使うようになってまだたったの10余年です
が、その間の技術革新のインパクトは本当にすさまじいものがあります。仕事
のやり方もガラッと変わり、ビジネスチャンスも飛躍的に広がりました。だか
らこそもう一度、「コミュニケーション」の基本に立ち返って、そこに関わる
多くの企業担当者、経営者の方たちをサポートしていきたいと思います。

■ 著者略歴

雨宮和弘

大手外資企業における企業広報およびオンラインコミュニケーション実務経験
を基に独立。クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社を立ち上げ、数
多くの企業ウェブサイトの調査評価、企画、再構築に関わるほか、オンライン
コミュニケーションに関わる人材育成を目指し、日本経団連、日本PR協会等で
講演やセミナーを多数行っている。

http://www.crossmedia.co.jp/


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【 3 】インターネット用語1分解説
         「IPv4/IPv6デュアルスタックとは」
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「IPv4/IPv6デュアルスタック」(以下、デュアルスタック)とは、単一機器に
IPv4とIPv6という仕様の異なるプロトコルスタックを共存させる仕組みです。
この仕組みを利用することで、状況に応じてIPv4またはIPv6の利用を選択でき
るようになります。ここ最近では、標準でデュアルスタックに対応する機器は
増えており、今後も普及が進むものと思われます。

IPv4環境とIPv6環境の共存を可能にする仕組みとしては、この他にもデュアル
スタック化が困難な機器を対象とする、IPv4とIPv6相互のプロトコル変換を目
的とした「IPv6/IPv4トランスレータ」と、IPv6のパケットをIPv4でカプセル
化して転送する「IPv6 over IPv4トンネリング」があります。


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【 4 】統計資料
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1.JPドメイン名

o 登録ドメイン数(2007年1月~2007年6月) 
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日付|  AD  AC    CO    GO   OR    NE    GR   ED   LG  GEO   GA     GJ   TOTAL
--------------------------------------------------------------------------------
 1/1│ 289 3335 300899 870 22368 17414 8592 4451 2225 3325 394404 124153 882325
 2/1│ 289 3341 301711 872 22437 17386 8554 4436 2221 3296 399546 125367 889456
 3/1| 290 3350 303142 876 22527 17418 8537 4450 2223 3289 405938 126761 898801
 4/1| 291 3368 305042 884 22703 17435 8513 4447 2213 3265 412502 127666 908329
 5/1| 290 3380 306555 889 22834 17443 8480 4463 2207 3244 418024 129493 917302
 6/1| 293 3380 307886 890 22931 17440 8467 4478 2169 3225 422835 131248 925242
--------------------------------------------------------------------------------

 GA:汎用ドメイン名 ASCII(英数字)
 GJ:汎用ドメイン名 日本語 


2.IPアドレス

o JPNICからの割り振りとJPNICへの返却ホスト数(2006年12月~2007年5月)
------------------------------------------
  月 |   割振   |   返却   | 現在の総量
------------------------------------------
  12 |   573440 |     4096 |   41779486
   1 |   634880 |    40960 |   42373406
   2 |    77824 |        0 |   42451230
   3 |   907264 |   202752 |   43155742
   4 |    30720 |    17408 |   43169054
   5 |   964608 |        0 |   44133662
------------------------------------------


□統計情報に関する詳細は → http://www.nic.ad.jp/ja/stat/


3.会員数  ※2007年6月19日 現在

 ---------------------
  会員分類  | 会員数 |
 ---------------------
  S会員     |      3 |
  A会員     |      2 |
  B会員     |      4 |
  C会員     |      5 |
  D会員     |    146 |
  非営利会員|     13 |
  個人推薦  |     39 |
  賛助会員  |     37 |
 ---------------------
  合計      |    249 |
 ---------------------

□会員についての詳細は → http://www.nic.ad.jp/ja/member/list/


4.指定事業者数  ※2007年6月7日 現在

  IPアドレス管理指定事業者数           379


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【 5 】イベントカレンダー 
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  2007.6.22(金)              IPアドレス管理指定事業者定例説明会
  2007.6.25(月)~29(金)      ICANN (San Juan, Puerto Rico)
  --------------------------------------------------------------------
  2007.7.11(木)~13(金)      JANOG 20 (北海道、とかちプラザ) 
  2007.7.17(火)              第12回JPNICオープンポリシーミーティング 
                             (東京、日本教育会館)
  2007.7.22(日)~27(金)      69th IETF (Chicago, IL, USA)
  --------------------------------------------------------------------
  2007.8.27(月)~29(水)      9th APNG Camp 2007 (Xi'an, China)
  2007.8.27(月)~31(金)      24th APAN (Xi'An, China)
  2007.8.29(水)~9.7(金)     SANOG X (New Delhi, India)
  2007.8.29(水)~9.7(金)     APNIC 24 (New Delhi, India)


     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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 JPNIC News & Views vol.459 【定期号】 

 @ 発行         社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター
                 101-0047 東京都千代田区内神田2-3-4 国際興業神田ビル6F 
 @ 問い合わせ先   jpnic-news@nic.ad.jp
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登録・削除・変更   http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/


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