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    /P▲         ◆ JPNIC News & Views vol.523【臨時号】2008.3.7 ◆
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◆ News & Views vol.523 です
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2008年3月26日から、.asiaの先願登録申請が受け付け開始されます。この
.asiaは、アジア太平洋地域用として2006年に新しく承認されたTLDです。

本号では、DotAsia Organisation理事の遠藤氏に、.asiaの概要と今後の予定
を紹介していただきます。

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◆ .asiaの登録申請の受け付けが始まる ~from.Asia/for.Asia~
       DotAsia Organisation 理事/株式会社日本レジストリサービス 遠藤淳
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◆トップレベルドメイン、".asia"とは?

.asiaは2006年12月にICANNと.asiaのレジストリであるDotAsia Organisation 
Limited(以下、DotAsia)との間で交わされた契約に基づいて提供される、アジ
ア太平洋地域用のトップレベルドメイン(TLD)です。現在、地域コミュニティ
用のTLDとしては、他に、.eu(ヨーロッパ)、.cat(スペイン・カタロニア地方)
が存在しています。

アジア太平洋地域向けTLDの創設は、アジア太平洋地域で開催されたインター
ネット関連の国際会議で、2000年頃に開始された議論が出発点です。数年にわ
たる検討の後、2004年にICANNが実施した新TLD創設プロセスに応募したという
経緯から、.asiaは、アジア太平洋地域のインターネットコミュニティによ
る、アジア太平洋地域のインターネットコミュニティのためのTLDということ
ができます。DotAsiaはこの理念を重視しており、「from.Asia/for.Asia」と
いう標語を掲げて、日々の活動を行っています。

DotAsiaは、JPRS等のアジア太平洋地域のccTLDレジストリと、APNIC等の地域
団体が共同で設立した香港の非営利法人です。会員から選ばれた私、遠藤を含
む10名の理事に、CEOを加えた計11名によって理事会が構成されています。
DotAsiaの日常業務は、香港を拠点とするスタッフ達が担っています。また、
.asiaの登録料収入によって得られた剰余金は、人材育成支援などのコミュニ
ティ貢献施策に用いられることになっています。

◆.asiaの登録申請(1):サンライズ(優先登録)

.asiaの登録は他のgTLDと同様に、ICANN公認レジストラまたは公認レジストラ
の代理店を通じて行います。DotAsiaは、一般登録希望者からの登録申請受け
付けに先立ち、2007年10月9日から、商標権者などを対象とした優先登録申請
(サンライズ)の受け付けを開始し、2008年1月31日にこれを締め切りました。
期間中、合計で約3万件の申請がありました。この3万件という申請数は、サン
ライズ実施が一般化した以降に新設されたTLDの中で、.infoに次ぐ大きな規模
の申請数となります。現在のところ、異議申し立ては1件もありません。これ
は、DotAsiaがポリシー策定時から商標権者コミュニティと連携を重ねてきた
成果と考えられます。

◆.asiaの登録申請(2):ランドラッシュ(同時登録)とゴーライブ(先願登録)

通常のドメイン名登録方法である先願登録申請の受け付けに先立ち、期間内に
あった全ての申請を同一のタイミングの申請として扱う同時登録申請(ランド
ラッシュ)を、2008年2月20日から2008年3月12日までの日程で設けています。
ランドラッシュは、自分の希望する文字列を有利に登録する最初で最後のチャ
ンスであることもあり、2月20日の受け付け初日だけで約26万7千件の登録申請
がありました。この申請数は、.asiaに対するコミュニティからの強い関心の
表れということができます。ランドラッシュ終了後の2008年3月26日からは、
いよいよ、先願登録申請(ゴーライブ)の受け付けが開始される予定です。

◆.asiaのサンライズおよびランドラッシュにおける特徴

.asiaのサンライズおよびランドラッシュにおいては、同一の文字列に対する
申請が二つ以上あった場合の登録者決定方法として、申請者同士によるオーク
ションを採用しています。オークションは、DotAsiaと提携したオークション
プロバイダが提供するWebサイト上で実施され、最も高い金額を提示した登録
申請者が、申請したドメイン名を登録する権利を得ることになります。申請者
は他の申請者に関する情報を得た上で、オークションに臨むかどうかの判断を
行います。オークションというプロセスの導入によって、紛争を可能な限り事
前に防ぐと同時に、本当に登録を希望する申請者による.asiaドメイン名の登
録を可能としています。

◆今後のDotAsia Organisationの取り組み

2008年3月26日からの先願登録申請(ゴーライブ)の受け付け開始で、.asiaの
サービス立ち上げは一区切りとなる予定です。今後、DotAsiaは、.asiaのサー
ビスの安定的な提供、.asiaのドメイン名としての一層の価値向上、認知度向
上に努めると同時に、.asiaを創設した目的である、アジア太平洋地域のイン
ターネットの発展に貢献するための、取り組みの具体化を行っていきます。

   □ DotAsia Organisation Limited
      http://www.registry.asia/


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 JPNIC News & Views vol.523 【臨時号】

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