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    /P▲         ◆ JPNIC News & Views vol.694【特別号】2009.11.12 ◆
  _/NIC
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   ┃        JPNICはIPv4在庫枯渇の問題に取り組んでいます         ┃
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   ┃★Webサイト:「IPv4アドレスの在庫枯渇に関して」             ┃
   ┃  http://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv4pool/                      ┃
   ┃                                                            ┃
   ┃★バックナンバー:                                          ┃
   ┃  http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/          ┃
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◆ IPv4アドレス在庫枯渇関連レポート [第26回]
   ~ICANN事務総長の発言が残した余波などに感じる時間の流れ~
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ICANN事務総長であるRod Beckstrom氏が、2009年10月最終週のICANNソウル会
合前に東京に立ち寄った際、記者団に対し、「IPv4アドレスの新規割り振り
は、2010年10月に終了する」と発言したようです。それが、一部メディアで取
り上げられました。このBeckstrom氏によって述べられたIPv4アドレス割り振
り終了時期の予想が、実務を行うレジストリ関係者らが行っている予想時期と
比べて、約1年も早いものであったことから、事務総長の発言意図や、それが
そのまま報道された経緯をめぐり、関係者の間では、ちょっとした騒ぎになっ
たということがありました。

日本の関係者が事実確認に奔走した結果、その後、Beckstrom氏本人がTwitter
上で発言を訂正したため、事態は収束しましたが、インターネットの資源管理
の頂点に立つICANN事務総長が、突然そのような発言をしたことは、「有効な
対策などをきちんと提示しないまま、むやみに不安をあおることは好ましくな
い」と、慎重に物事を進めてきた日本の関係者に、少なからぬ動揺を与えたこ
とは事実です。

しかしながら、この一連の騒動でもたらされた効果が、ネガティブなものばか
りであったのかと言えば、全体的にはそうとも言い切れないのかもしれません。

時期はともかく、IPv4アドレスの在庫が枯渇するという事実が、いわゆる一般
紙に掲載されたことで、一連の騒動からしばらく、個人のブログ等をはじめと
するネット上でも、「本当にIPv4アドレスの在庫がなくなるのだ」という主旨
の書き込みが頻繁に見られるようになりました。今まで本件にほとんど関心の
なかった人々の興味を少なからず引き、変化させたという事実は、多くの関係
者をもってしても、今まで簡単には成しえなかったことであり、そういう意味
で、けがの功名も多少はあったのではないかと感じています。

また最近、このような人々の意識の変化は、徐々にですが、他のところでも見
られるようになってきているのではないでしょうか。

アドレス在庫枯渇に関わる普及啓発を行う「IPv4アドレス枯渇対応タスク
フォース」では、通信事業者らへの情報提供は一段落ついたと判断し、ソフト
ウェア開発者や通信機器ベンダー、システムインテグレータなど、他レイヤへ
の働き掛けに、活動の軸を移しつつあります。

10月30日にその一環として、アプリケーション開発者が多く集まる「オープン
ソースカンファレンス2009 Tokyo/Fall」の場で、在庫枯渇に関する情報提供
のセッションを持たせていただきました。このセッションで、どの程度開発者
の関心を引けるのか、未知数なまま準備をし始めたものの、当日を待たず、事
前申し込みの段階でセッションは満員となり、また質疑応答でも、「検証用
に、Large Scale NATのテストベットを早く作って欲しい」「アプリケー
ション側でのチェックリストの作成に協力していきたい」などの意見も活発に
述べられ、ネットワークの事業者とはまた別の熱を持って、この問題に対峙し
ようとする姿勢を、身をもって感じることができました。

JPNICが11月24日から開催する「Internet Week 2009」においても、IPv4アド
レス在庫枯渇対応やIPv6アドレスへの移行に関する一連のプログラムは、昨年
とは趣を変えています。昨年は「まずは情報共有」「先駆者として、事例やテ
ストベットを提供しよう」という色が濃かったですが、今年のプログラムを見
ると、

  ○IPv6「再」入門
  ○IPv6のセキュリティ総点検!
  ○v4枯渇時代のシステムインテグレーション

と、情報共有のフェーズは既に終了し、リアルに「本当に対応できるの?ここ
はチェックした?」と一歩進んだ内容に変化していることが感じられると思い
ます。時間は着実に進んでいることを踏まえ、新たな時代を迎えるにあたっ
て、本気度の高いものとしています。

このレポートを読まれている方は、ネットワーク関係者が多いと思いますが、
もし、ご自身の管理する、または設計するネットワークに少しでも不安を感じ
られるようなことがあれば、以下の紹介ならびにInternet WeekのWebページも
ご覧いただき、この機に、Internet Weekのプログラムをご利用ください。

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○IPv6「再」入門                   https://internetweek.jp/program/h2/
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  - 日時: 2009年11月24日(火) 9:30~12:30
 
  - 内容: IPv4アドレスの在庫がなくなっていくにつれ、 IPv6導入の機運が
          高まっています。 IPv6も、実運用する組織が増えてきており、
          種々のフィードバックや、変更提案が実施され、 設計当初から姿
          を変えてきています。

          本セッションでは、IPv6標準化当初、および、 IPv6の導入初期か
          らの変更点を特に強調し、IPv6の基本仕様/関連アドレスポリシー
          の詳細解説を実施します。また、最新の標準化動向や、 国内外の
          ディプロイメント状況についても紹介します。

          (1) IPv6 「再」入門
          (2) IPv6 ネットワーク構築基礎
          (3) IPv6アドレス ~どうやって配られているの?~
          (4) IPv6標準化最新動向
          (5) APNIC地域におけるIPv6実装状況

  - 対象者: IPv4の知識は前提で、
           ・IPv6を一度見限ったが、再度いじってみようと思う方。また、
             いじることになってしまった方
           ・IPv6に関して、基礎から知りたい方
           ・IPv6の最新プロトコル仕様等を知りたい方

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○点検!IPv6のセキュリティ         https://internetweek.jp/program/h5/
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  - 日時: 2009年11月24日(火) 14:00~17:00 

  - 内容: IPv6は要素技術やその実装は充実してきたものの、大規模なシステ
          ム適用は、まだまだの段階です。 セキュリティは、システム全体
          で考える必要があるため、IPv6の展開の上で非常に重要な考慮要素
          となるでしょう。本プログラムでは、IPv6のセキュリティ要素を、
          通信局面毎に総ざらいして整理することで、ネットワーク・システ
          ム管理者のIPv6対応計画の基礎となる事項を点検します。

          (1) 点検!IPv6のセキュリティ
          (2) 点検!プロトコル 
          (3) 点検!ホームネットワーク
          (4) 点検!サービスのセキュリティ 
          (5) 点検!DNSとアプリケーション 
          (6) 点検!セキュリティ対策製品

  - 対象者: IPv4アドレス在庫枯渇に向けて、IPv6対応を迫られるネットワー
            クシステム管理の設計担当者、マネージャ

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○v4枯渇時代のシステムインテグレーション
                                   https://internetweek.jp/program/h7/
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  - 日時: 2009年11月25日(水) 9:30~12:30

  - 内容: IPv4アドレス在庫枯渇に対応するためのアプリケーション、サーバ
          システムにおける対応、システムインテグレータの要注意事項など
          を、事例紹介を交えて整理します。

          (1) コンテンツ事業者・データセンター事業者におけるIPv4アドレ
              ス枯渇対応
          (2) システムインテグレータにおけるIPv4アドレス在庫枯渇に向け
              た取り組み
          (3) IPv4アドレス在庫枯渇に向けたアプリケーション・チェック
              リスト
          (4) Q&Aとミニパネル -v4枯渇時代のシステムインテグレーション

  - 対象者: IPv4アドレス在庫枯渇に向けて、IPv6対応を迫られるサーバ・ア
            プリケーションシステムの設計担当者、システムインテグレータ


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       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
            http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html

        IPv4アドレス在庫枯渇関連のQ&Aは特集ページをご覧ください。
            http://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv4pool/
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 JPNIC News & Views vol.694 【特別号】

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 @ 問い合わせ先   jpnic-news@nic.ad.jp
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