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    /P▲         ◆ JPNIC News & Views vol.820【特別号】2011.2.10 ◆
  _/NIC
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   ┃        JPNICはIPv4在庫枯渇の問題に取り組んでいます         ┃
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   ┃★Webサイト:「IPv4アドレスの在庫枯渇に関して」             ┃
   ┃  http://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv4pool/                      ┃
   ┃                                                            ┃
   ┃★バックナンバー:                                          ┃
   ┃  http://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/          ┃
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◆ IPv4アドレス在庫枯渇関連レポート [第34回]
   ~IANA中央在庫は既に枯渇、アジア太平洋地域の在庫枯渇は2011年中盤~
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■IANAのIPv4アドレス中央在庫が、ついに枯渇しました
  ~2月3日にNRO/ICANN/ISOC/IABの合同で式典が実施されました~

関係各社のご協力のもと、JPNICで提供した、日本語での同時通訳中継をリ
アルタイムでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、日本時間2011
年2月3日(木)午後11時30分(現地時間2月3日(木)午前9時30分)から、米国の
マイアミにて、NRO(*1)、ICANN(*2)、ISOC(*3)、IAB(*4)により、合同式典
とプレス向けカンファレンス(*5)が行われました。

ICANNでIANA部門を管轄するVice PresidentのElise Gerich氏から、世界に
五つあるRIRそれぞれの代表者である、Adiel Akplogan氏(AfriNIC)、Paul
Wilson氏(APNIC)、John Curran氏(ARIN)、Raul Echeberria氏(LACNIC)、
Axel Pawlik 氏(RIPE NCC)に対して、その場で最後のアドレスブロックの割
り振り証書が手渡されました。これは、「IPv4アドレスの残りが/8ブロック
5個となった際、それらは五つある各RIRに一つずつ分配される」というポリ
シーに基づき実施されたもので、この式典中にIANAのデータベースは書き換
えられ、IANAが持つIPv4アドレス中央在庫は枯渇しました。

IANAから各RIRへ割り振られた、記念すべき最後の/8アドレスブロックは、
次の通りです。

  102/8   AfriNIC
  103/8   APNIC
  104/8   ARIN
  179/8   LACNIC
  185/8   RIPE NCC

APNICの事務局長であるPaul Wilson氏からは、この式典の際に、「APNIC地
域は、世界の全人口の半分を持ち、全アドレスの半分を占めるアドレスが消
費されている状況です。かかる状況下で、IPv4においてもIPv6においても正
しいアドレス管理というものが求められており、これをどう保持するかが地
域にとっても重要な課題です。本日は2月3日ということで、日本においては
節分であり、悪を払って、新しい春が始まります。皆さんで協力していきま
しょう」という旨のスピーチがありました。

また、日本語の同時通訳中継を行っている会場(東京、JPNIC会議室)では、
IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース代表の江崎浩氏、JPNICインターネッ
ト推進部の前村昌紀が、式典のスピーチや、その後の記者会見の内容につい
て解説を行い、平均約1,200ユーザーが中継を視聴していました。


■APNIC/JPNIC地域の在庫枯渇と、その時期の前倒し変更について

IANAの中央在庫は枯渇しましたが、今後も、各地域のRIRは、自らの地域在
庫からIPv4アドレスの分配を継続していきます。

なお、各RIRの在庫枯渇時期は、RIRごとに異なります。JPNICでは現在、独
自の在庫は持たずに、APNICの在庫からIPアドレス管理指定事業者(以下「指
定事業者」)への割り振りを行っているため、APNICの在庫枯渇は、そのまま
JPNICにおける在庫枯渇となります。このAPNIC/JPNICの在庫枯渇時期は、
本メールマガジンの発行時である2011年2月10日時点では、「IANA在庫枯渇
から約3~6ヶ月後」になる見込みとAPNICは発表しており、JPNICでも同様も
しくは「2011年中盤」という表現を併用してお知らせしています。ちなみに、
APNIC/JPNIC地域においての「枯渇」ですが、IPv4アドレスの在庫が/8サイ
ズで残り1ブロックになった時点が、実質的な「枯渇」となります。(なぜ、
全部を割り振らずに、/8サイズを1ブロック残すのかについては後述します。)

このAPNIC/JPNIC地域の在庫枯渇時期については、つい最近までAPNICでは
「2011年第4四半期」、JPNICでは「2011年後半」と予測していました。しか
し、今回IANAの中央在庫枯渇の際に発表したリリースでは、これまでより数ヶ
月前倒しした時期を発表いたしました。この時期の変更は、これまでの枯渇
予想が、IPv4アドレス全空間の割り振り実績に基づき数学的な予測をしてい
たのに比べ、今回からはAPNICへの申請の傾向に基づく、担当部署による予
測へと変更したことによるものです。


■今後のアドレス分配について

APNIC/JPNIC地域の実質的な枯渇までは、APNIC/JPNICともに、現行のアドレ
スポリシーに従い、今まで通りの基準で割り振りを継続していきます。

なお、前述した通り、APNIC/JPNICにおいては、IPv4アドレスの在庫が/8サ
イズで残り1ブロックになった時点が、実質的な「枯渇」です。その後は、
その/8ブロックを利用し、「1指定事業者(新規および既存)につき、/22
(1,024アドレス)を1ブロック」という、限定された割り振りを実施していき
ます。これは言い換えると、APNIC/JPNIC地域の枯渇後も、1指定事業者あた
り/22ブロックの分配を一度に限り、申請をすれば受けられるということで
す。

この/22ブロックの割り振りについては、通常の顧客拡張用ではなく、NATや
トランスレータなどの機器が、IPv4インターネットへの接続を維持しながら、
枯渇後の状況に備えるために必要とされる分のアドレスとして想定されてい
ます。そのため、APNIC/JPNICにおけるIPv4アドレス在庫枯渇後も、所定の
要件を満たすことで、一度に限って割り振りが受けられます。しかし、逆に
言えば、これは「1,024個のアドレスを一度しかもらえなくなる」というこ
とです。この割り振りを受けるための手続き等については、今後あらためて
ご案内する予定ですが、関連各位、特に事業者各位におかれましては、こう
した分配状況になることを事前にご理解いただき、APNIC/JPNICにおける
IPv4アドレス在庫枯渇の前に、準備と対応を進めていただきたいと考えてお
ります。

また、一般ユーザーの皆様については、今のインターネットがすぐに使えな
くなるわけではないため、ご自身がご利用になられているISPなどの今後の
対応状況を、注視していただければと思います。

JPNICは、今後も皆様との情報共有を図り、また寄せられる申請についても、
適切に取り扱ってまいります。

(*1) NRO(Number Resource Organization):
     APNIC、ARIN、LACNIC、RIPE NCC、AfriNICの五つのRIR(Regional
     Internet Registry、地域インターネットレジストリ)により2003年10
     月24日に設立された非営利組織。RIR全体として外部組織との調整が必
     要な場合に、全RIRを代表する組織。
     http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-kz.html#03-nro
     http://www.nro.net/

(*2) ICANN(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers):
     http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ij.html#02-ICANN

(*3) ISOC(Internet Society):
     http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ij.html#02-ISOC

(*4) IAB(Internet Architecture Board):
     http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glos-ij.html#02-IAB

(*5) "Webcast Archive of Ceremony and Press Conference. 3 February
     2011"
     http://www.nro.net/media-center/video-archive-3-february-2011


     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
      わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
            http://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html

       IPv4アドレス在庫枯渇関連のQ&Aは特集ページをご覧ください。
            http://www.nic.ad.jp/ja/ip/ipv4pool/
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 JPNIC News & Views vol.820 【特別号】

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