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    /P▲         ◆ JPNIC News & Views vol.936【臨時号】2012.2.16 ◆
  _/NIC
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◆ News & Views vol.936 です
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2012年1月19日(木)~20日(金)の2日間にわたり、和歌山県和歌山市でJANOG29
ミーティングが開催されました。この会議の開催準備から当日までの様子、
そしてJANOGの魅力について、JANOG29ミーティング実行委員長からご寄稿い
ただきました。前後編の2号に分けてお届けします。

前編となる本号では、ミーティング開催直前までの準備の様子をご紹介いた
だきます。

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◆ JANOGの魅力とは ~JANOG29ミーティングを終えて~[前編]
                                       ソフトバンクBB株式会社 平井則輔
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■はじめに
 
2012年1月19日~20日の2日間にわたって和歌山県和歌山市で開催された
JANOG29ミーティングが終わり、早くも半月が経ちました。私達JANOG29実行
委員会も、今やその大方の責務を果たし、最終のスタッフミーティングを残
すのみとなっています。その最終スタッフミーティングを前にJANOG29実行委
員会を代表し、実行委員長の平井則輔と三ツ木絹子が、半年間の実行委員会
の歩みを通じ、みなさまにJANOG29ミーティング、そしてJANOGの魅力をお伝
えしたく、筆を執りました。

「レポート」というよりも、むしろ「エッセー」という形に近いかもしれま
せん。JANOGミーティングは、多くのボランティアメンバーにより準備がなさ
れ、その半年間の取り組み、そして、その想いが本番の2日間につながってい
る―そのことを前後編の2回にわたって、紐解いていきたいと思います。

前編となる本稿では、JANOG29実行委員会結成からJANOG29ミーティングの前
日までを私平井が、後編はJANOG29ミーティング初日から実行委員会解散まで
を三ツ木さんが、それぞれの視点から筆を進めていきます。

■JANOGとは

その紐を解く前に、JANOGそのものについて少し触れましょう。

JANOGとはJApan Network Operators' Groupを意味し、インターネットに於け
る技術的事項、および、それにまつわるオペレーションに関する事項を議論、
検討、紹介することにより日本のインターネット技術者、および、利用者に
貢献することを目的としたグループです。(JANOG Comment1より引用)

その活動はメーリングリスト(ML)での議論を中心に、年に2回程度
Face-To-Faceのミーティングが開催されます。JANOGは現時点でML登録も、延
べ6,000名を越え、ネットワークエンジニアに限らずレイヤ1~7までさまざま
なセグメントのエンジニアが参加しています。そのディスカッショントピッ
クも多岐にわたり、日本語というマイノリティ言語を基調としていながらも、
その内容は世界からも注目を浴びるほどになっています。

また、MLやJANOGミーティングを円滑に運営するため、JANOG会長を中心とし
た常設の運営委員会も組織されています。

■JANOG29実行委員会の始まり

JANOG29実行委員会の始まりは、今から半年以上も前の2011年7月にさかのぼ
ります。まだJANOG28ミーティング実行委員会が解散する前、静かにその産声
をあげました。

常設の運営委員会が、JANOG29ミーティングの実行委員会を統括する実行委員
長(SC co-Chairs:Steering Committee co-Chairs)と、JANOGの目玉であるプ
ログラムを作り上げるプログラム委員長(PC co-Chairs:Program Committee
co-Chairs)をそれぞれ2名ずつに打診。さらに、JANOG29Webの運用やプロモー
ション・懇親会の企画を行う企画編成委員長(ORG co-Chairs:Organization
Committee co-Chairs)、会場ネットワークやストリーミング配信・会場設営
を一手に引き受ける会場運営委員長(LA co-Chairs:Local Arrangement
Committee co-Chairs)各々2名を加え、JANOG29実行委員会を引っ張るチェア
8名の陣容が整いました。実行委員会の半年を越える長い歩みのスタートです。

■テーマは「オープン」と「継続」

JANOG29チェア陣の最初の仕事は、JANOG28実行委員会最後のスタッフミーティ
ングに参加することでした。そこで、JANOG28の振り返り、良くできたこと、
こうしたらもっと良かったことなど、さまざまなノウハウ、何よりもJANOG28
実行委員会が半年間で培ったその熱い想いを受け継ぐこと。そこから始まり
ました。

規模もその内容も充実したJANOG28。東日本大震災、World IPv6 Dayと、否が
応でも注目せざるを得ないイベントトピックも満載。そんなJANOG28の後に今
回JANOG29は何ができるのだろうかと不安に苛まれたことを、今でもよく覚え
ています。

JANOG29のテーマをどうすべきか?もう一人の実行委員長三ツ木さんと話し合
い、ふと出てきたのが、「オープン」と「継続」というフレーズでした。あ
まりに漠然とした言葉ですが、「オープン」にすると、きっといいことある
よね。それを信じて、オープンにしていこう。そして、良いところは、しっ
かり次のJANOGに「継続」していきたいね。そんな想いを込めたテーマでした。

また、プログラム委員(PC)、企画編成委員(ORG)、会場設営委員(LA)もそれぞ
れコンセプトを掲げていました。

  ・PC :「オープン」な発表・議論 / 新たな知見を啓く(=オープン)
  ・ORG:小さなつながりを大きな力に
  ・LA :JANOGらしく、和歌山らしく

どれも各チェアの個性が表れている素敵なコンセプトです。私は各チェアが
掲げたコンセプトを非常に気に入っていて、このチェア陣であればJANOG29を
共に成功に導くことができる、そう信じ、不安を消し去ることができました。

■本格始動!JANOG29実行委員会

JANOG29として「オープン」「継続」というテーマを掲げ、プログラムとス
タッフの募集を行いました。その結果、フルスタッフの陣容が整い、本格始
動です!幸運にも、経験者と初スタッフがちょうど半々。まさに次に「継続」
していく、絶妙なバランスだったと思います。

第1回のスタッフミーティングが2011年10月14日。初顔合わせ。まだ少し緊張
感が漂っていました。全体と各担当でコンセプトとスケジュールの確認をし、
各スタッフの役割分担を行いました。2時間超の真剣なスタッフミーティング
が終われば、懇親会です。本番まで長い時間を共にする仲間と飲むお酒は格
別です。すべてのスタッフミーティングで懇親会を企画しました。少しずつ
緊張がほぐれ、一つのチームとしてのまとまりが回を重ねるごとによくなっ
ていきました。熱い想いを語ったり、興味のある技術を論じたり、振り返る
とずいぶんといろいろな話をしました。そんな場が終わろうとしていること
を思うと、少しセンチメンタルな気分になります。

■JANOGer 400名+αをうならせるために

今やJANOGミーティングは参加者が400名を超えます。スタッフのそのタスク
は想像を絶するほどに大変です。400名をうならせるプログラムの選定・作り
こみ、400名にリーチするような広報・懇親会の企画、400名が心地よく過ご
せるための現地案内・会場作り。(さらにインターネットストリーミング配信
も行っており、プラスαですね。)それらをボランティアで淡々とこなすだけ
で、十分賞賛に値すると思いますが、さらに多くのチャレンジも行いました。
目に見えるところでは、会場にIPv6 OnlyネットワークやDNSSEC対応キャッ
シュDNSサーバを構築、懇親会でのラウンドテーブル企画・実施。見えないと
ころでは、スタッフの負荷低減を目的とした、チケットによるタスク管理、
Web更新のreST(*1)化などもろもろのチャレンジを行いました。

(*1)reStructuredTextの略。軽量マークアップ言語の一つであり、ソースコー
    ドの状態で高い可読性を持つように設計されている。

良い結果が得られたものは、次回も「継続」していってもらいたいと思いま
す。

■プログラムこそはすべて(All You Need Is Program)
 
JANOGミーティング参加される方にとって、最終的にプログラムこそはすべて
だと思います。(もちろん、それ以外を主目的に参加される方もいらっしゃる
と思いますが。)

その分、PCにかかる期待は大きいと思います。応募があったプログラムに対
し、一つ一つプログラム委員がじっくり吟味して選考を行います。JANOG29
では、12プログラム、九つのライトニングトークが選定されました。参加す
るJANOGerをうならせるため、選定後もスピーカと打ち合わせを重ね、オンラ
イン・オフラインで連絡を取りながら、作りこみを行います。スピーカにとっ
て、担当PCはいわゆる編集者となり、一緒に作り上げるサポータ・良き助言
者ともなります。プログラムが出来上がり、本番で大きなインパクトを与え
るプログラムともなれば、担当したPCはスピーカとともに喜びを分かち合え
ます。それもJANOGスタッフの醍醐味の一つですし、何よりも、発表ができ上
がっていく過程に立ち会えるだけでも、大きな経験となります。

■JANOG29本番2週間前 ~4th Staff ミーティング~

JANOG29ミーティングは本番を2012年1月19~20日に控え、その約2週間前1月
6日(営業日的には1週間前!)、本番前最後のスタッフミーティングを行いま
した。準備万端!あとは本番を迎えるだけ!というステータスで臨みたいと
ころですが、年末年始を挟んでいるため、積み残しのタスクもいくつかあり
ました。しかし、このころにはスタッフ内の連携・士気は高まり、本番前の
焦りというよりもむしろ武者震いに近い感覚でそのタスクも必ずこなせるだ
ろうと自信を持っていました。ミーティング後恒例の懇親会も、非常に盛り
上がったのを、よく覚えています。

■JANOG29本番前日 ~会場設営、そして前夜祭~

本番前日、昼にはJANOG29実行委員会スタッフは会場入りし、設営を行いまし
た。会場ネットワークの構築を中心に、ストリーミングリハーサル、発表舞
台の設営、受付準備、配布物の仕分けなど、400名以上も集まるミーティング
だけあって作業ボリュームも膨大。あっという間に時間は過ぎていきました。
それでも、18時には設営は完了し、JANOG29ミーティングのファシリティ準備
万端。あとは、本番に向け士気をさらに高めるだけです。

前夜祭。もうスタッフは勝手知ったる仲。あとは、おいしいお酒と食事に舌
鼓を打つだけ。明日への期待に心躍り、スタッフの士気が最高潮を迎えた最
初の時でした。

そして、JANOG29ミーティング初日の朝を迎えます。
                                                       (後編へつづく)


     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
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 JPNIC News & Views vol.936 【臨時号】

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