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    /P▲        ◆ JPNIC News & Views vol.1447【臨時号】2016.11.8 ◆
  _/NIC
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◆ News & Views vol.1447 です
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2016年11月3日からインド・ハイデラバードにて第57回ICANN会議が開催され
ていますが、本日11月8日の理事会で、当センターの前村昌紀がICANN理事に
就任いたしました。この理事就任は、ICANN理事会におけるアドレス支持組織
(ASO)選出の理事として、ASOのアドレス評議会(AC)による指名を受けてのも
のです。

  前村昌紀が2016年11月よりICANN理事に
  https://www.nic.ad.jp/ja/topics/2016/20160621-01.html

前村は、本ハイデラバード会議終了直後から3年間、2019年の年次総会まで
ICANN理事を務めることになりますが、本号ではICANN理事就任にあたっての、
前村からのメッセージをお届けします。

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◆ ICANN理事就任にあたって
                                   JPNIC インターネット推進部 前村昌紀
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2016年6月に選任が決まってから約4ヶ月が経ちましたが、ようやく任期開始
を迎え、これから3年間ICANNの理事を務めてまいります。

ICANNは、RIRsやIETFに比べて、圧倒的にマルチステークホルダーによる組織
です。さまざまな、時に相反する考え方のステークホルダーを抱えるコミュ
ニティに対して示す理事会の判断は、時に極めて難しいこともあり得ます。
グローバルな公益とは何かという、ICANN設立以来一貫した問いかけも存在し
ます。これらは、ICANNが安定的な運営とサービス提供を行えるようになって
いる今日でも、いまだ実験的な取り組みと言えるのではないかと思うほどで
す。

JPNICからもお伝えしてきた通り、2016年10月1日、インターネットの黎明か
ら一貫して米国が担ってきたIANAに対する監督権限が、グローバルなインター
ネットコミュニティに移管されました。2014年以来2年半にわたって検討して
準備をしてきた、純粋にコミュニティがリードする新たなインターネットの
運営体制が、ちょうど始まったところです。その要所を占めるICANNでは、
IANA部局を子会社化するとともに、IANA監督権限移管に最低限必要とされた、
新たな説明責任機構が施行されたばかりです。このような時代の転換点で、
要所の運営に関与することにわくわくするとともに、責任の重大さを感じず
には入られません。

実は、6月に選任が決まった直後に理事会議長であるSteve Crocker氏から連
絡があり、6月最終週に開催されたICANNヘルシンキ会議の理事会活動に招待
されました。ヘルシンキ会議の場で必要な手続きを整えて、議決権をはじめ
とする権能は持たないまま、いわば「見習い」として、今まで理事会の活動
に参加してきました。ヘルシンキ会議とハイデラバード会議の間には、9月に
ブリュッセルで開催された理事会合宿会合もありました。これらの会合以外
にも、メーリングリストなどでのやり取りも日常的に行っています。

また、理事会の定員は20名ですが、このたび私と同時に理事に就任する5名を
加え、メンバーは一時的に25名となっています。この25人は、黎明期からイ
ンターネットに関わっている技術者、ICANNのそれぞれの事業分野に精通した
専門家、組織経営に長年の経験を持つエグゼクティブなど、それぞれに非常
に高い専門性を持つ人々が集まっており、なおかつ、礼儀を踏まえながら、
実に闊達な手加減のない議論が繰り広げられます。従って、新参者として学
ばなければならないことがたくさんあることのプレッシャーよりも、刺激と
充実感の方が勝るという感じがしています。

これからの任期3年間、責任を全うするとともに、ICANNがもっとよくなるこ
とに少しでも貢献できるよう、全力で取り組んでまいります。同時に、この
務めを通じて知ったことは(守秘義務を負う部分は話せませんが)、できるだ
け皆さまと共有していくとともに、皆さまからのご意見もぜひともたくさん
伺ってまいりたいと思います。

これからも、皆さまからのご指導ご鞭撻とご高配のほど、よろしくお願い
いたします。


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       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
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 JPNIC News & Views vol.1447 【臨時号】

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