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JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

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    /P▲        ◆ JPNIC News & Views vol.1469【定期号】2017.1.16 ◆
  _/NIC
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◆ News & Views vol.1469 です
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先週末は今季で一番となる寒気が日本列島を襲い、記録的な大雪となった地
域もあるようです。年が改まり早くも2週間ほどが過ぎましたが、みなさまい
かがお過ごしでしょうか。

さて、2017年最初のJPNIC News & Views定期号となる本号では、新年恒例の
企画として、JPNIC役員による「2017年のインターネットキーワード」をお届
けします。今回は、過去最も多くのキーワードが並びました。2017年を見通
す上で、ここで取り上げた内容がみなさまのお役に立てれば幸いです。

JPNIC News & Viewsも今年の8月で16年目を迎えます。これからも読者のみな
さまのお役に立てるよう、タイムリーで充実した情報発信を心がけてまいり
ますので、引き続き本年もよろしくお願いいたします。

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◆ 目次
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【 1 】特集 「2017年のインターネットキーワード」
【 2 】インターネット用語1分解説
       「NTPとは」
【 3 】統計資料
         1. JPドメイン名
         2. IPアドレス
         3. 会員数
         4. 指定事業者数
【 4 】イベントカレンダー

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【 1 】特集 「2017年のインターネットキーワード」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

インターネットにおいては、技術やユーザーの利用方法が刻々と変化するた
め、それを取り巻く社会環境も徐々に変わっていくのが特長です。

毎年1月に発行する、JPNIC News & Views 新年号恒例の企画「2017年のイン
ターネットキーワード」ですが、少し前までなら「インターネット」という
文脈では出てこなかったようなキーワードが並んでいます。これもまた、イ
ンターネットが実社会の中に取り込まれることで、従来関係の薄かった事柄
との関わりが、クローズアップされるようになってきたということなのかも
しれません。

このような状況において、2017年はどこに注目して日々を過ごしていくべき
なのでしょうか。JPNIC理事/監事であり、インターネットの最先端で活躍さ
れている15名の方に、ポイントとなるキーワードとそれを選んだ理由を挙げ
てもらいました。

                  ◇              ◇              ◇

┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:後藤 滋樹 (JPNIC理事長/早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部
                     情報理工学科 教授)

  ◆2017年のInternet Keyword:「すでに人工知能に負けている人類」

  [理由]
    いずれ人工知能(AI)が人類を凌駕するという説がある(singularity)。私
    の見立ては、すでに人間は多くの領域(domain)で人工知能に負けている。
    何しろコンピュータは疲れを知らない。インターネットの発展で膨大な
    データから学習できる。これからの世の中では人工知能を使いながらも、
    自然な人間の特性を生かすように仕組まなくてはならない。これは難し
    い課題のように見えるが、ようやくコンピュータが登場したときの夢が
    実現する。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:江崎 浩 (JPNIC副理事長/東京大学大学院 情報理工学系研究科
                   教授)

  ◆2017年のInternet Keyword:「Cyber First」

  [理由]
    インターネットは、Web(第1の波)、情報検索(第2の波)という二つの大き
    な波に続き、IoTやビッグデータなどの第3の波を経験しつつある。この
    インターネットの第3の波では、サイバー空間と実空間が統合されるわけ
    であるが、その統合化のプロセスでは、実空間に由来するのでは無く、
    まず実空間がサイバー空間でほぼ完全に再現される「Cyber Twin」が、
    さらには初めからサイバー空間で統合空間が生み出されることを前提と
    して「Cyber First」が起こるであろうし、既に起こりつつある。これま
    では実空間が前提だったデジタル・トランスフォーメーションは、サイ
    バー・ネイティブな考え方を前提としたフェーズへと、急激に進化しよ
    うとしている。 まったく、新しいガバナンスが必要となると考えられ
    る。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:野村 純一 (JPNIC副理事長/株式会社ゲンザイ 代表取締役)

  ◆2017年のInternet Keyword:「サイバーテロ」

  [理由]
    現代を象徴する事象の一つとして無視できないことにテロリズムがあり
    ます。人間の思考と行動が共通化するよりも拡散する力の方が強くなっ
    て、組織ばかりでなく個人の想いに根差すような過激テロが急増してい
    ます。これはインターネットの世界でも例外ではなく、いやむしろ制御
    が非常に難しいと考えられ、サイバーテロの脅威は増すばかりです。こ
    の脅威にインターネットコミュニティはどのように対応するのしょうか。
    関係者全員に突きつけられている問題です。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:石田 慶樹 (JPNIC理事/日本ネットワークイネイブラー株式会社
                     代表取締役社長)

  ◆2017年のInternet Keyword:「壁」

  [理由]
    インターネットはICANNのスローガンにもあるように"One World, One
    Internet"がその理念とするところです。しかし、サイバー・セキュリ
    ティの脅威がそのまま国家のセキュリティの脅威となることが明らかに
    なった2016年を経て、インターネットに「壁」を作る動きがこれまでに
    なく大きなうねりとなって広まるのであろうと悲観的に考えています。
    「壁」のないインターネットをどのようにすれば守ることができるのか、
    あるいは「壁」だらけのインターネットがもたらすものは何かを見極め
    るべき1年となるのではないでしょうか。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:伊藤 公祐 (JPNIC理事/一般社団法人重要生活機器連携セキュリ
                     ティ協議会 専務理事・事務局長)

  ◆2017年のInternet Keyword:「ホワイトハッカー」

  [理由]
    2016年10月、米国デジタルミレニアム著作権法(DMCA)で例外規定が発効
    した。一般用および商用のIoTデバイスの制御ソフトウェアの保護を目的
    とした研究者によるハッキング行為を2年間の限定で許容するというも
    の。日本でも著作権法や不正アクセス禁止法が壁となり研究者による脆
    弱性調査の研究には制約が多いのが現状。同様の措置が取られれば、少
    し胸を張ってハッキング研究を進められる環境が整い、ホワイトハッカー
    と言われる人材も表舞台で活躍できるようにようになるし、セキュリティ
    人材育成は国策として進められているので、よりホワイトハッカーは一
    般化する年になるだろう。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:斎藤 重成 (JPNIC理事/KDDI株式会社)

  ◆2017年のInternet Keyword:「インターネットを取り巻く環境の集中と
                                分散」

  [理由]
    クラウドにより集中するネットワークアーキテクチャが進んでいますが、
    集中によるボトルネックを解消するためのフォグコンピューティング、
    IoTの進展による分散処理、集中管理から分散管理へシフトするブロック
    チェーンの活用などが進展していくと思います。

    インターネットを取り巻く環境は、これまでも集中と分散が繰り返され
    てきたと思いますが、今後、集中が進む一方で、領域によっては、分散
    処理が拡大していくのではないでしょうか。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:佐野 晋 (JPNIC理事/株式会社日本レジストリサービス 代表取締
                   役副社長)

  ◆2017年のInternet Keyword:「多様性」

  [理由]
    インターネットの特徴は、多様なコンポーネントが、自律分散で、基本
    的に集中管理を必要しないことであった。しかし、最近のインターネッ
    トは、情報の集中、管理の集中、特定のサービスやソフトウェアの依存
    が高まってきて、その多様性が失われつつある。このことが、最近のセ
    キュリティを含む諸問題の一つの原因になっている。インターネットの
    多様性をいかに確保するか、重要な課題である。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:橋川 和利 (JPNIC理事/株式会社STNet)

  ◆2017年のInternet Keyword:「AI普及への加速」

  [理由]
    AI(人工知能)を取り入れようと自動運転車、医療等のさまざまな分野で
    動きがある。膨大な情報の解析や判断を瞬時にできる非常に便利な世界
    を想像しています。人に代わって安全かつ確実にできることが一番大事
    なところであり、セキュリティ対策に十分に取り組んでほしいものです。
    人間の役割が変わっていくことについても考えていかねばなりませんね。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:長谷部 克幸 (JPNIC理事/NTTコミュニケーションズ株式会社)

  ◆2017年のInternet Keyword:「IPv6デフォルト化」

  [理由]
    Bob FinkがpTLAを割り当ててから20年目であった2016年は、全FTTHの約
    70%のユーザーを抱えるNTT東西のフレッツ光ネクストでのIPv6化率が20%
    を超えるなど、IPv6普及期の重要なマイルストーンとなる年となりまし
    た。2017年は、IPv6に関する検証技術の研究および検査ツールの開発を
    目的としたTAHI Projectがスタートしてから20年目の年になります。フ
    レッツ光ネクストでのさらなるIPv6化が加速され、そしてIPv6のデフォ
    ルト化がモバイル網でも始まります。

    Hyperscale cloudプレーヤーたちがIPv6化を進めていく中、アクセス網
    のIPv6デフォルト化により、コンテンツだけでなく、IoTなどのデバイス
    とクラウド間通信も相まって、IPv6トラフィックが飛躍的に伸びること
    で、社会インフラとしてのインターネットが大きく変革する年となるで
    しょう。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:馬場 聡 (JPNIC理事/北海道総合通信網株式会社)

  ◆2017年のInternet Keyword:「安心・安全をめざして」

  [理由]
    標的型攻撃、不正送金などますます高度化・巧妙化され、脅威が増しつ
    つあるなか、いかにしてInternetを安心・安全なものにしていくかがサー
    ビスプロバイダに問われているように感じています。そのためにもJPNIC
    会員をはじめとする全国のサービスプロバイダによる連携と協調が必要
    になってくると思われます。また、4G、Wi-FiやIoTの普及拡大により、
    エンドポイントセキュリティが重要視されてきます。ゆえ、情報発信源
    としての「地域」の役割も「安心・安全」においては重要になってくる
    と感じます。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:藤崎 智宏 (JPNIC理事/日本電信電話株式会社 ネットワーク基盤
                     技術研究所)

  ◆2017年のInternet Keyword:「続・グローバルインターネットのガバナ
                                ンス」

  [理由]
    昨今、世界はグローバル化と逆方向の保護主義化が力を増しているよう
    に見受けられます。これは、グローバルなネットワークであるインター
    ネットの運用管理においては、懸念すべき点です。また今年は、昨年実
    現したIANA監督権限移管後の体制が実働し、インターネットコミュニティ
    の実行力が問われる年でもあります。このような流れの中、昨年まで以
    上にグローバルインターネットのガバナンスに関し、各ステークホルダ
    の協力のもと、注力していく必要があると考えます。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:松崎 吉伸 (JPNIC理事/株式会社インターネットイニシアティブ
                     サービス基盤本部 インフラ企画部 技術企画課)

  ◆2017年のInternet Keyword:「続インターネットの爆発的普及」

  [理由]
    日本では既に広く利用されているインターネットですが、アジア諸国や
    発展途上国では、まさに今、爆発的な普及が進んでいます。これらの国々
    ではFTTHやモバイルの整備が進みつつあるため、個人や中小企業がよう
    やくインターネットに接続できる情況になりつつあります。各国でイン
    ターネット技術関連のワークショップを開催すると、以前はあまり見か
    けなかったラップトップPCやスマートフォンの所有率が上がり、ほぼす
    べての人が何らかのインターネットに接続できる機器を保有している状
    態になっています。つまり文化的、社会的、経済的に異なる背景を持つ
    多くの人々がインターネットに接続してきており、これからさらに新た
    な活用方法や接続形態が生まれる可能性もあります。

    これからもインターネットの健康的な発展に寄与できればと考えていま
    す。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:三膳 孝通 (JPNIC理事/株式会社インターネットイニシアティブ)

  ◆2017年のInternet Keyword:「インターネット・ファースト」

  [理由]
    これは決してユーザーとかのことを蔑ろにして、インターネットの技術
    とか事業者を優先しろ、ということではなくて。

    瞬く間に広くあまねく普及した情報流通インフラとしてのインターネッ
    トだけれども、当然社会や文化・技術・生活の変化によって、以前より
    使われ方も見え方も思われ方もかなり大きく変わってしまった。むしろ
    今は、なんでもかんでもITみたいなものは全部ひっくるめてしまったよ
    く判らない「インターネット」ってヘドロの塊みたいなものになってし
    まった感覚がある。

    もちろんそれはインターネットが普及し、社会のさまざまな良い面も悪
    い面も「インターネット」で起きてきたりしてきた、つまり当たり前の
    社会に当たり前に使われるようになってきたということだとは思うので、
    否定するべきことではない。むしろそれはインターネットが目指してき
    たことでもあるから。

    ただ逆に、いろんなものをどんどんそぎ落としていって、最後の最後
    「これがインターネットの本質」みたいなものってあるんじゃないかと
    いう気がする。それが真珠の一粒みたいに綺麗なものだったら嬉しいけ
    れど、ふにゃふにゃのこ汚いものだったとしてももちろん構わない。で
    も、良くも悪くもここまで受け入れられてきた、この今の「インターネッ
    ト」の本当の心(コア)みたいなものを見出してみたい、と思う。

    不確実な変化の時代だからこそ、きっとそこから見えてくるものもある
    んじゃないだろうか。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:青木 邦哲 (JPNIC監事/株式会社ASJ 専務取締役)

  ◆2017年のInternet Keyword:「AI(人工知能)」

  [理由]
    AIという言葉をネットなどでよく見かけるようになりました。AIは第3次
    ブームと言われています。英オックスフォード大学の見解では、AIの進
    化により、仕事の半分がAIに取って代わると予測されています。今年はAI
    が具体的に進化し、高度化するのではないかと考えております。AIがIoT
    (モノのインターネット化)のベースとなり、これまで考えたこともない
    発展に繋がる可能性もあると考えております。

    一方で、激変の時代は、勝ち組と負け組がハッキリすることを危惧して
    います。
└─────────────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────┐
  ◆氏名:岸川 徳幸 (JPNIC監事/ビッグローブ株式会社 技術主幹)

  ◆2017年のInternet Keyword:「ネットの中立性」

  [理由]
    ネットワークイネイブラーという形態が普及してきて、ネットワークの
    階層をまたがった事業者が増えてきた。そのなかで、モバイル系におい
    てはゼロレーティングを行う業者が出てきた。一方、固定系においては
    利用ごとのトラヒック差が大きくなっている。

    今年は、消費者、NW提供者、サービス提供者のそれぞれの立場のよりよ
    いバランスを目指して、コスト負担・利用の公平性を要求するネット中
    立性の議論がさらに進んでいくに違いない。
└─────────────────────────────────┘

                  ◇              ◇              ◇

いかがでしたでしょうか?インターネットと深く関わっている読者のみなさ
まにとって、これらのキーワードが何かしらの示唆になれば幸いです。


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 ┃     ◆◇◆◇◆  本特集のご感想をお聞かせください  ◆◇◆◇◆     ┃
 ┃良かった                                                          ┃
 ┃  http://feedback.nic.ad.jp/1469/14715e04574890c59d92c7db91448f61 ┃
 ┃                                                                  ┃
 ┃悪かった                                                          ┃
 ┃  http://feedback.nic.ad.jp/1469/6b9f20c7cc5cbb6d16cefcde96806d77 ┃
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【 2 】インターネット用語1分解説
         「NTPとは」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NTP (Network Time Protocol)とは、ネットワークに接続されたコンピュータ
や各種機器の時刻同期に用いられるプロトコルで、RFC 5905(*1)やRFC 7822
(*2)で標準化されています。NTPの歴史は古く、最初にRFC 958(*3)として標
準化されたのは1985年であり、DNS等と並んでインターネット上で長く使われ
ているプロトコルです。

NTPはネットワークを介して時刻同期を行います。単純に相手のサーバが通知
してきた時刻を信頼するだけでは、ネットワークの遅延により時刻のずれが
発生してしまいます。そのため、NTPではサーバ・クライアント間の通信にお
いて、NTPメッセージを送信した時刻、受信した時刻を、サーバ・クライアン
トそれぞれがメッセージの中に含めています。これにより、ネットワークで
の遅延時間を推測し、ずれの少ない時刻同期を図っています。

NTPでは、階層構造を用いて時刻源の構成を表現しています。階層構造の各層
をstratumと呼び、stratumは0を最上位として15まで階層があります。原子時
計、GPS等の非常に正確な時刻源を「reference clock」と呼び、階層構造の
最上位であるstratum 0としています。このstratum 0に接続されたNTPサーバ
をstratum 1、さらにstratum 1を参照するNTPサーバをstratum 2と、
reference clockから経由するNTPサーバの数が増加するにつれて、stratumの
数字が増えていきます。

つまり、NTPサーバは他のNTPサーバを時刻源として参照し、相手の持つ
stratumの数字を一つ増やし、自身がさらに他のクライアントに対して時刻情
報を提供することになります。こうした階層構造を利用することで、負荷分
散を図るとともに、stratumの数値によってどのくらい信頼できる時刻源であ
るかが判断できるようになっています。

また、1台のサーバだけではそのサーバが正確な時刻を保持しているかどうか
不明なため、通常NTPサーバは上位stratumのNTPサーバを複数台参照すること
で、時刻の正確さを高めることが行われています。

なお最近では、協定世界時の2016年12月31日(日本時間2017年1月1日)にうる
う秒が挿入されましたが、NTPのメッセージにはうるう秒の挿入・削除が行わ
れることをクライアントに伝える、"Leap Indicator(LI)"と呼ばれるフィー
ルドがあります。NTPのプロトコル上ではこのフィールドの利用が推奨されて
いますが、以前のうるう秒挿入時にさまざまな障害が発生したこともあり、
必ずしも利用しないNTPサーバ管理者もいるようです。

(*1) RFC 5905 "Network Time Protocol Version 4: Protocol and
     Algorithms Specification"
     https://tools.ietf.org/html/rfc5905

(*2) RFC 7822 "Network Time Protocol Version 4 (NTPv4) Extension
     Fields"
     https://tools.ietf.org/html/rfc7822

(*3) RFC 958 "Network Time Protocol (NTP)"
     https://tools.ietf.org/html/rfc958


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 3 】統計資料
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1. JPドメイン名

o 登録ドメイン数(2016年8月~2017年1月)
--------------------------------------------------------------------------------------------
日付|  AD  AC    CO    GO   OR    NE   GR   ED   LG   GEO   GA     GJ     PA   PJ   TOTAL
--------------------------------------------------------------------------------------------
 8/1|259  3569 386343 584 33327 14004 6487 5075 1875 2331 857469 112382  8804 2735 1435244
 9/1|259  3569 387171 584 33413 13978 6474 5079 1875 2327 860433 112404  8853 2588 1439007
 10/1|260 3566 388263 589 33546 13931 6455 5087 1876 2322 863174 114137  9007 2601 1444814
 11/1|260 3569 389234 589 33661 13876 6430 5106 1878 2320 865390 114203  9024 2617 1448157
 12/1|261 3575 390192 586 33780 13866 6414 5112 1878 2314 868279 114246  8835 2586 1451924
  1/1|261 3576 391089 585 33904 13821 6396 5124 1879 2312 870140 114130  8895 2524 1454636
--------------------------------------------------------------------------------------------

 GA:汎用ドメイン名 ASCII(英数字)
 GJ:汎用ドメイン名 日本語
 PA:都道府県型ドメイン名 ASCII(英数字)
 PJ:都道府県型ドメイン名 日本語


2. IPアドレス

o JPNICからのIPv4アドレス割り振りとJPNICへのIPv4アドレス返却ホスト数
  (2016年7月~2016年12月)
------------------------------------------
  月 |   割振   |   返却   | 現在の総量
------------------------------------------
   7 |     2048 |        0 |   93085640
   8 |    13568 |    11520 |   93087688
   9 |     2048 |        0 |   93089736
  10 |        0 |        0 |   93089736
  11 |     2560 |        0 |   93092296
  12 |    10240 |        0 |   93102536
------------------------------------------


□統計情報に関する詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/stat/


3. 会員数  ※2017年1月13日 現在

 ---------------------
  会員分類  | 会員数 |
 ---------------------
  S会員     |      3 |
  A会員     |      1 |
  B会員     |      2 |
  C会員     |      2 |
  D会員     |     97 |
  非営利会員|     10 |
  個人推薦  |     33 |
  賛助会員  |     39 |
 ---------------------
  合計      |    187 |
 ---------------------

□会員についての詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/member/list/


4. 指定事業者数  ※2017年1月13日 現在

   IPアドレス管理指定事業者数           417


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 4 】イベントカレンダー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2017.1.18(水)~20(金)        JANOG39 [協賛] (石川、金沢市文化ホール)
  2017.1.19(木)                第47回ICANN報告会(東京、JPNIC会議室)
  2017.1.23(月)~30(月)        SANOG 29 (Islamabad, Pakistan)
  2017.1.26(木)                IGF 2016に関する報告会
                               (東京、JPNIC会議室)
                               第17回日本インターネットガバナンス会議
                               (東京、JPNIC会議室)
  2017.1.28(土)                IPv6ハンズオンワークショップ
                               (広島、広島大学)
  2017.1.30(月)~31(火)        Security Days Fukuoka 2017 [後援]
                               (福岡、福岡国際会議場)
 ---------------------------------------------------------------------
  2017.2.6(月)~10(金)         JPNIC技術セミナー(東京、JPNIC会議室)
  2017.2.6(月)~8(水)          NANOG 69 (Washington, U.S.A.)
  2017.2.12(日)~17(金)        APAN 43 (New Delhi, India)
  2017.2.20(月)~3.2(木)       APRICOT 2017/APNIC 43
                               (Ho Chi Minh City, Vietnam)
  2017.2.23(木)                Security Days Nagoya 2017 [後援]
                               (愛知、JPタワー名古屋ホール&カンファ
                               レンス)
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  2017.3.2(木)~3(金)          APTLD71 Members Meeting & 2017 AGM
                               (Ho Chi Minh City, Vietnam)
  2017.3.8(水)~10(金)         Security Days Spring 2017 東京 [後援]
                               (東京、JPタワーホール&カンファレンス)
  2017.3.11(土)~16(木)        ICANN58 (Copenhagen, Danmark)
  2017.3.16(木)                Security Days Spring 2017 大阪 [後援]
                               (大阪、ナレッジキャピタル・カンファレ
                               ンスルーム)
  2017.3.26(日)~31(金)        IETF 98 (Chicago, U.S.A.)


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       わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
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 JPNIC News & Views vol.1469 【定期号】

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