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/P▲ ◆ JPNIC News & Views vol.2141【定期号】2025.2.17 ◆
_/NIC
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◆ News & Views vol.2141 です
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毎月15日(土日祝の場合はその翌営業日)に発行している定期号では、特集記
事のみならず、業界メンバーのコラムや用語解説、統計などもお届けしてい
ます。
本号の特集では、2025年1月中旬に開催された、JANOG55ミーティングについ
てご報告します。JPNICは、JANOG55開催をスポンサーとして応援し、またブー
ス出展やセッション登壇も行いました。JPNICがJANOG55でお伝えしたかった
ことを、本稿でもあらためてお伝えします。
News & Views Columnでは、サイバーセキュリティ分野で第一人者でいらっ
しゃる、トレンドマイクロ株式会社の門田英嗣さんのコラムをお届けします。
インターネットの発展と共に進化し続ける脅威にどう対抗し、明るい未来を
手に入れるか、そのポイントをお書きいただきました。
また、インターネット用語1分解説では、ドメイン名登録にまつわるトラブル
で登場する「ドメイナー」について解説しています。
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◆ 目次
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【 1 】特集 「JANOG55京都でJPNICが伝えたかったこと」
【 2 】News & Views Column
「知の共有とサイバーセキュリティ:夢のあるインターネットの発展
と共に」
トレンドマイクロ株式会社 門田英嗣氏
【 3 】インターネット用語1分解説
「ドメイナーとは」
【 4 】統計資料
1. JPドメイン名
2. IPアドレス
3. 会員数
4. 指定事業者数
【 5 】イベントカレンダー
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【 1 】特集 「JANOG55京都でJPNICが伝えたかったこと」
JPNIC 政策主幹 前村昌紀
JPNIC 技術部・インターネット推進部 木村泰司
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■ はじめに
2025年1月22日(水)から24日(金)にかけて、京都市勧業館みやこめっせでJANOG
55ミーティングが開催されました。JPNICはブースを出展するとともに、次の
二つのセッションに登壇しました。
- ROV導入を広げるために必要なことを議論するBoF
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog55/rpkibof/
- IPアドレス管理機構をイチから再考する:ICP-2 RIR認定要件の改定作業
で未来を紡ぐ
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog55/rir/
本稿では、JANOG55に参加することでJPNICが皆さまにお伝えしたかったこと
を、簡潔にまとめます。
■「ROV導入を広げるために必要なことを議論するBoF」について
本JANOG55では、 RPKIおよびROV (RouteOrigin Validation)(*1)の普及に向
けた取り組みについて議論が行われました。セッション「ROV導入を広げるた
めに必要なことを議論するBoF」です。
(*1) BGP経路におけるASの正しさを示すデータ"ROA (RouteOrigin
Authorization)"を用いた、BGP不正経路への対策となる設定。この設定
を行うにはBGPルータの対応とRPKIキャッシュサーバが必要となります。
2023年度から2024年度にかけて、国内のIX事業者においてRPKIキャッシュサー
バの提供が開始されました。ROVの導入にあたって必要となるこのRPKIキャッ
シュサーバの運用については、一部運用することに関する不安が指摘される
中、きちんと提供されるRPKIキャッシュサーバをISP事業者がどう受け止めて
いるかが気になる話題です。ROVの利用者が増えることで、BGPの経路セキュ
リティが強化され、不正な経路からの影響が抑えられることが期待されてい
ます。
しかし、日本国内ではROAのカバー率は70%を超えており(*2)高いものの、ROV
の普及率が低いとされており(*3)、不正経路への対策の観点で課題がありま
す。この状況を踏まえ、JANOG55のこの「ROV導入を広げるために必要なこと
を議論するBoF」で、ROVの導入促進のために必要な取り組みについて意見が
交わされたわけです。セッションの様子は動画で見ることができます(*4)。
(*2) Use of Route Object Validation for Japan
https://stats.labs.apnic.net/roa/JP
(*3) Use of RPKI Validation for Japan
https://stats.labs.apnic.net/rpki
(*4) JANOG55 ROV導入を広げるために必要なことを議論するBoF
https://www.youtube.com/watch?v=lBnztiKQ9gI
このBoFで、JPNICからは「日本のインターネットは守られているのか」とい
うテーマで発表を行い、総務省の事業の一環として実施している「ROVの効果
検証」について技術説明を行いました。
この"効果検証"は、ROVの普及によって国民生活に関わるサーバやサービスが
不正なBGP経路の影響を受けずに済んでいるかを確認することを目的としてい
ます。その一環として、rov-check(*5)というサイトを公開し、利用者が自身
のアクセス元ネットワークの安全性を確認できる仕組みを提供しています。
(*6)
(*5) rov-check
https://rov-check.nic.ad.jp/
(*6) ROVの効果検証 - 現在、ROVの効果検証で利用しているASは国内のAS
(JPNIC)であるため、国際的な視点での不正なBGP経路という観点では結
果は一部に留まるなど、課題はあります。
○ ROV普及状況に関する指摘(ライトニングトーク)
また、このBoFとは直接的にはつながっていないのですが、別のライトニング
トークのセッションで、APNICのSheryl Hermoso氏による「Why ROV?」(なぜ
ROVなのか)と題したプレゼンテーションが行われました。Hermoso氏が急遽来
日できなくなったため、JPNICの塩沢啓がHermoso氏の代わりにお話しをいた
しました。プレゼンテーションでは、日本におけるROVの普及率の低さについ
て指摘があり、日本はROAのカバー率こそ高いものの、不正なBGP経路からの
保護を強化するためには、ROVのさらなる導入が必要であるとの見解が示され
ました。
- LT - Why ROV? RPKI Deployment Status in Japan
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog55/lt/
○ 今後の展望
ROVの利用者が増えることで、BGPの経路セキュリティが強化され、不正な経
路による影響の抑制が期待されていますが、ROVの導入拡大には、技術的な導
入だけでなく、事業者間の協力や啓発活動も不可欠です。JPNICでは、引き続
きROVの効果検証を進め、ROAの作成だけでなくROVの運用までを含めて推進し
ていきます。
■ 「IPアドレス管理機構をイチから再考する:ICP-2 RIR認定要件の改定作
業で未来を紡ぐ」について
このセッションは3日目、1月24日(金)の11:15から、第3展示場Bで開催されま
した。登壇は私、前村に加えて、WIDEプロジェクトの白畑真さんの2名で、1
時間の時間をいただきました。
○ ICP-2改定とRIRの本質を考えるセッション
ICP-2 (Internet Coordination Policy 2) は、Criteria for Establishment
of New Regional Internet Registries(新たな地域インターネットレジスト
リ設立のための要件)という2001年に定められた文書で、これへの充足を根拠
に、LACNICとAFRINICが設立されました。会員企業との係争がもとで理事を選
出することができなくなり機能不全に陥っているAFRNICの状況に際して、こ
のICP-2にそもそも機能不全に陥った場合の定めが何もないことに対して対処
をするために、ASO ACが2024年1月から改定の検討を進めています。改定に向
けた原則案が2024年10月に公開され、意見聴取に掛かり、その集計が終わっ
たと公表されたのが2025年1月20日でした。ASO ACではこの結果を基に改定案
の検討に着手しており、改定案は完成次第、各RIRを始めとするコミュニティ
の意見聴取にかかる予定です。
- JPNICブログ - ICP-2 新RIR設立要件の改定作業:「原則案」に対する
意見募集が始まりました。(和訳付き)
https://blog.nic.ad.jp/2024/10159/
- ASO AC - Concluding the ICP-2 Principles Consultation
https://aso.icann.org/concluding-the-icp-2-principles-consultation/
提案者の私としては、ICP-2改定という、RIRという機構をイチから考える機
会を、JANOGに集まる皆さんにもお知らせしたいと考えていました。そしてこ
のセッションを1人ではなく掛け合いでやりたい、それにはどなたを相手とす
るのが良いか考えた結果、以前のJANOGでスプリンターネットに関するセッ
ションでご一緒した白畑さんにお願いし、セッションの内容を一緒に検討し
ました。白畑さんはインターネットに強い愛着をお持ちで、スプリンターネッ
トの時にはさまざまな事業者のビジネス上の判断などの状況を、素晴らしい
洞察とともに提供していただきましたが、今回も、インターネットの根幹を
担うRIRやNIRの重要性をどうやってJANOG参加者にお伝えするか、たくさん知
恵を出してくださいました。そして、ICP-2改定という話題そのものよりも、
そもそもIPアドレス管理という機能が具体的にどういう要素を持ち、それが
好ましく機能しないときにどのような影響があるのか、といったところに
主眼を置いていこう、ということになりました。いわば、ICP-2改定という話
題を利用して、RIRとは、NIRとは何なのかを議論することにしたのです。
○ セッションの展開
セッションでは、私が口火を切った後、RIR/NIRは何なのかという議論の部分
をすべて白畑さんにお願いすることになりました。白畑さんは、RIRがWHOIS/
RDAP、RPKI、IRR、逆引きDNSなどで分配されたIPアドレスに関する情報を提
供すること、そもそもIPアドレスの分配を責任を持って行った上でそれを管
理すること、として本質的な機能を説明し、その管理方針がコミュニティ主
導のポリシー策定プロセスによること、また、IETFなどがプロトコルを制定
してIPアドレス空間自体を規定していることを示し、いわば「定義」を明確
にした上で、「あったら怖いこんなNIC」として、コミカルな例も含めたいろ
いろな起こり得る問題を例示しました。また、gTLDを中心としたドメイン名
のレジストリの構造のIPアドレス管理との比較や、gTLD、RIR、ルートDNSサー
バシステム3者の運営機構の比較などを示し、機構拡充に関しては、ビジネス
競合や不正利用などに長年立ち向かい対策を先んじているgTLDの機構からは
学ぶものも多いのではと指摘した上で、インターネットの根幹的なインフラ
であるRIRを支えるのはインターネットコミュニティの役目であると強調し
て、ご発表を終えました。
○ フロアとの議論
この後15分ほど、フロアを交えた議論になりました。このセッションの司会
を、JANOG運営委員であり、APNICとJPNIC双方の理事である松崎吉伸さんが務
めてくださっていましたので、松崎さんにも質疑応答に積極的に参加してい
ただきました。冒頭私から、gTLDはレジストリ同士が競合してビジネスをし
ている一方でIPアドレスでは資源浪費につながる競合を排して公正を期して
いる、と補足説明しましたが、ドメイン名のようにRIR同士が競合するという
シナリオはあり得るのか、という質問が出て、現状から大きく異なる状況を
考えることで、RIR/NIRの本質に触れた議論となりました。この他に、今後ど
うやったら新しいRIRができるのか、APNICは新たなNIRの設立を正式に止めた
がなぜか、といった普段はご披露することがない事項に関しても、JANOG参加
者の皆さんにご紹介することができました。
○ 今後の展望
セッションが終わった後、担当プログラム委員からは「やはりこのようなセッ
ションは続けていくべきだ」と言っていただいたのは嬉しかったですし、自
分自身の感覚でも、JANOG参加者の皆さんにとって普段は縁遠いものの、イン
ターネットの根幹を支える重要な機能であるRIRやNIRに関して、本質的な議
論を行う機会を得られたことは、大変に意義深いと思いました。今後も積極
的に情報提供を続けていこうと考えています。
■ おわりに
出展したブースでは、セッションの内容に加え、以下のような取り組みを中
心に紹介しました。
- IPアドレスに関する相談会
- RPKIの効果を確かめるデモ
- JPNICの普及啓発事業の紹介(Internet Week、技術セミナーなど)
JPNICの活動をよくご存じの方からは、IPアドレスなどインターネットリソー
スホルダー向けの認証方式の変更や、RPKIのデモに関心が寄せられました。
また、JPNICの普及啓発事業に関連して、後進の人材育成に関する悩みも多く
聞かれました。一方で、インターネット基盤やJPNICの活動をあまり知らない
方にも、私たちの取り組みについて説明する良い機会となりました。
JANOGのような、多くのオペレーターやその関係者が集まる場で、JPNICとし
てインターネット基盤に関する考えを共有し、人材育成を含めた連携を深め
ていくことの重要性をあらためて感じました。今後もこうした交流を大切に
し、皆さまとともに歩んでいきたいと考えています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ◆◇◆◇◆ 本特集のご感想をお聞かせください ◆◇◆◇◆ ┃
┃良かった ┃
┃ https://feedback.nic.ad.jp/2141/19b0ee53ecf19441bec1aa72f9901cb5 ┃
┃ ┃
┃悪かった ┃
┃ https://feedback.nic.ad.jp/2141/df86dc7b52f616de4c5dc6d53a0be973 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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【 2 】News & Views Column
「知の共有とサイバーセキュリティ:夢のあるインターネットの発展
と共に」
トレンドマイクロ株式会社 門田英嗣
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20世紀末にインターネットと出会った時の衝撃は今でも鮮明です。距離と時
間の制約を超え、人々とつながり、生活を変える革命だと感じました。その
後、数年でインターネットはすさまじい速度でエンターテイメント、ビジネ
ス、ショッピング、金融などを支える社会インフラとなりました。
そして、インフラ化が進むと共に、サイバーセキュリティは社会インフラを
守る重要な責務となり、インターネットの成長と共に脅威も進化し続けてい
ます。個人的に、この今日の進化し続けるインターネットとその脅威に企業
が対抗するためには、以下の3点が重要だと考えています。
1. 攻撃者の手口/目的、戦略/戦術を知る
2. 経営層/現場双方が自分事として捉える
3. 「1.」を共有する
1点目については、インターネットは目に見えない世界のため難しく考えがち
ですが、物理的な犯罪や経営課題と同じ要素で考え、100%防ぐ手段がない攻
撃に対して、「どんな犯罪/攻撃があるのか?」「どんな目的か?」「どんな
手口か?」を知り、2点目としてそれを会社全体で自分事として捉え、リスク
マネジメントと認識し、リスク低減の対策をすることです。
そして、3点目としてインターネットと同じ速度で進化する攻撃に対抗するに
は、守る側が結束し集団の防御力を生かすことが必要だと感じています。具
体的には組織の垣根を越え、情報を共有し社会全体で対処する時代に来てい
ると感じます(もちろんそれが一番難しいことは身に染みていますが)。
インターネットは進化し続け、日々新しいサービスや価値を生み出し、社会
課題を新たな視点で解決しています。同時に、ネガティブな面であるサイバ
ー攻撃も進化し続けています。昨今では「認知戦」や「ナラティブ」という
言葉がよく聞かれ、情報操作/心理戦にまで利用される時代です。偽情報の信
憑性を少ない工数で効果的に上げるために、AIも活用され始めています。
このような進化に、私たちはお互いに協力し、情報を共有し、夢のあるイン
ターネットの発展を守り、そしてその未来を楽しみつつ安全なデジタル社会
を築いていければと思います。私もその志を持って、皆様と共にインターネ
ットの明るい未来を目指して尽力したいと思います。
■筆者略歴
門田 英嗣 (かどた ひでつぐ)
トレンドマイクロ株式会社 サイバーセキュリティ・イノベーション研究所勤
務。セキュリティアドバイス、リサーチ提供、啓発活動に従事。SIer経験を
活かし、セキュリティの正論ではなく、お客様と一緒に悩みながら、運用目
線で現場に寄り添ったセキュリティの提供を目指す。
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【 3 】インターネット用語1分解説
「ドメイナーとは」
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ドメイナー(Domainer)とは、金銭的な利益を得ることを目的として、ドメイ
ン名の登録や売買などを行う事業者や個人のことです。利益を得る手段とし
ては、アクセス数が見込めるドメイン名を利用して広告収益を得たり、登録
したドメイン名を他者に転売したりするなどの手法が利用されます。
元手となるドメイン名の入手にあたっては、既存のトップレベルドメイン
(TLD)のセカンドレベル(2LD/SLD)解放や、新gTLDプログラムによって新しく
作られたTLDの新規登録募集などの機会が利用されます。また、他者が登録し
ていた登録期限切れのドメイン名などをその対象としたり、オークションな
ども利用されたりしています。
登録したドメイン名の他者への移管や、登録期限切れのドメイン名を狙って
再登録を試みる行為(ドロップキャッチ)、オークションの利用などの行為は、
それ自体は、多くのTLDのルールでは禁止されていません。一方で、他者の権
利を侵害する登録については認められておらず、そのような登録はドメイン
名紛争処理方針(DRP)による紛争処理や裁判の対象となる可能性があります。
■ 参考
ドロップキャッチとは
https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/dropcatch.html
ドメイン名紛争処理方針(DRP)
https://www.nic.ad.jp/ja/drp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 4 】統計資料
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. JPドメイン名
o 登録ドメイン数(2024年9月~2025年2月)
--------------------------------------------------------------------------------------------
日付| AD AC CO GO OR NE GR ED LG GEO GA GJ PA PJ TOTAL
--------------------------------------------------------------------------------------------
9/1 | 254 3861 483855 832 40861 12705 5264 6421 1915 2040 1116588 81805 9008 1337 1766746
10/1 | 254 3863 484609 835 40935 12658 5260 6430 1916 2038 1116959 81630 9019 1335 1767741
11/1 | 254 3853 485492 839 40980 12615 5248 6423 1917 2036 1117583 81475 9056 1335 1769106
12/1 | 254 3852 485932 837 41009 12582 5239 6429 1919 2036 1121410 81389 9037 1342 1773267
1/1 | 255 3858 487196 837 41095 12574 5235 6448 1920 2034 1125460 81304 9264 1343 1778823
2/1 | 255 3857 487248 838 41093 12562 5227 6454 1920 2032 1129793 81331 9309 1347 1783266
--------------------------------------------------------------------------------------------
GA:汎用ドメイン名 ASCII(英数字)
GJ:汎用ドメイン名 日本語
PA:都道府県型ドメイン名 ASCII(英数字)
PJ:都道府県型ドメイン名 日本語
2. IPアドレス
o JPNICからのIPv4アドレス割り振りとJPNICへのIPv4アドレス返却ホスト数
(2024年8月~2025年1月)
------------------------------------------
月 | 割振 | 返却 | 現在の総量
------------------------------------------
8 | 0 | 0 | 91919496
9 | 332800 | 0 | 92252296
10 | 14848 | 14336 | 92252808
11 | 0 | 0 | 92252808
12 | 0 | 0 | 92252808
1 | 512 | 0 | 92253320
------------------------------------------
□統計情報に関する詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/stat/
3. 会員数 ※2025年2月14日 現在
---------------------
会員分類 | 会員数 |
---------------------
S会員 | 3 |
A会員 | 0 |
B会員 | 1 |
C会員 | 4 |
D会員 | 91 |
非営利会員| 9 |
個人推薦 | 28 |
賛助会員 | 37 |
---------------------
合計 | 173 |
---------------------
□会員についての詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/member/list/
4. 指定事業者数 ※2025年2月5日 現在
IPアドレス管理指定事業者数 523
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 5 】イベントカレンダー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2025.2.19(水)~27(木) APRICOT 2025/APNIC 59 (Petaling Jaya,
Malaysia)
2025.2.21(金) JPNIC技術セミナー (東京都、JPNIC会議
室 + オンライン)
---------------------------------------------------------------------
2025.3.3(月)~7(金) APAN59 (神奈川県、パシフィコ横浜)
2025.3.5(水) Security Days Sprin 2025 (愛知県、
ウインクあいち)
2025.3.8(土)~13(木) ICANN82 (Seattle, U.S.A.)
2025.3.11(火)~14(金) Security Days Spring 2025 (東京都、
JPタワー ホール&カンファレンス)
2025.3.13(木)~16(日) APNG CAMP 17 [協賛](福岡県、九州工業
大学)
2025.3.15(土)~21(金) IETF 122 (Bangkok, The Kingdom of
Thailand)
2025.3.19(水) Security Days Spring 2025 (大阪府、ナ
レッジキャピタルカンファレンスルーム)
---------------------------------------------------------------------
2025.4.27(日)~30(水) ARIN 55 (Charlotte, U.S.A.)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
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