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    /P▲        ◆ JPNIC News & Views vol.2231【定期号】2026.4.15 ◆
  _/NIC
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◆ News & Views vol.2231 です
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毎月15日(土日祝の場合はその翌営業日)に発行している定期号では、特集記
事のみならず、業界メンバーのコラムや用語解説、統計などもお届けしてい
ます。

本号の特集では、2026年3月にインド・ムンバイで開催された、第85回ICANN会
議(ICANN85)を取り上げます。JPNIC政策主幹の前村がASO ACメンバーとして精
力的に関わっているICP-2 (RIR設立認定要件文書)の改定作業を中心に、ICANN
85の概要やその他の話題をご紹介します。

News & Views Columnでは、2026年7月に愛媛県で開催されるJANOG58で実行委
員長を務める、シスコシステムズ 高橋翔氏のコラムをお届けします。学生時
代の原体験を交え、一般ユーザーがいる「緊張感のある現場」が若手育成に
与える意義や、その後の育成の循環についてお書きいただきました。

また、インターネット用語1分解説では、ソフトウェア間で情報をやり取りす
る時の決まりごとや窓口である、APIについて解説しています。

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◆ 目次
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【 1 】特集 「第85回ICANNムンバイ会議報告」
【 2 】News & Views Column
       「若手育成を考えるときに思い出すこと」
         シスコシステムズ合同会社 高橋翔氏
【 3 】インターネット用語1分解説
       「APIとは」
【 4 】統計資料
         1. JPドメイン名
         2. IPアドレス
         3. 会員数
         4. 指定事業者数
【 5 】イベントカレンダー

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【 1 】特集 「第85回ICANNムンバイ会議報告」>
                                               JPNIC 政策主幹 前村昌紀
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第85回ICANN会議(以下、ICANN85)は2026年3月7日(土)から12日(木)まで、イ
ンドのムンバイで開催されました。

事務総長のKurtis Lindqvist氏が閉会後に公開した会議振り返りブログ記事
(*1)によると、ICANN85には1,500名ほどの現地参加者、700名近くの遠隔参加
者を得たとのことで、現地参加者のうち300人以上が初参加だったようです。

(*1) A Look Back at ICANN85
     https://www.icann.org/en/blogs/details/a-look-back-at-icann85-26-03-2026-en

毎年3月のICANN会議は、コミュニティフォーラムと呼ばれる中規模のフォー
マットです。新gTLDプログラム次回ラウンドに向けた準備が着々と進み、つ
いに申請開始日が2026年4月30日に決まりました。2012年ラウンドの経験を踏
まえ、実施準備は整然と進んでいるように見受けられます。事務局からの実
施準備状況報告のセッションが一つ、支持組織(SO)や諮問委員会(AC)で応募
開始に当たる課題を議論するセッションが三つほど見られた他は、既に新
gTLDプログラム次回ラウンド以外のさまざまな課題に取り組んでいる印象で
す。

私は現在、アドレス支持組織(ASO)のアドレス評議会(AC)の評議員を仰せつ
かっています。ICANN85では、ASO ACはほとんどすべてのセッションに、現在
取り組んでいるICP-2(新地域インターネットレジストリ設立認定要件)の改定
関連作業を割り当てたため、それ以外のセッションにあまり参加できません
でした。そのため、本稿の報告内容もそれを反映したものになっています。
悪しからずご了承ください。


■ オープニングセレモニーのコミュニティエクセレンスアワード授賞

コミュニティフォーラムのオープニングセレモニーでは、毎年ICANNコミュニ
ティエクセレンスアワードの受賞者が発表されます。今年のコミュニティエ
クセレンスアワードは、Amrita Choudhury氏に授賞されました。Choudhury氏
はインド人の市民社会活動家で、長らくICANNコミュニティで活躍し、ICANN
ではAPRALO(アジア太平洋地域At-Large組織)のチェア、IGFではMAG (マルチ
ステークホルダー諮問グループ)をはじめとする数々の要職をこれまでに務め
てきました。私もICANN会議などの機会にお会いしたり一緒にパネルディス
カッションに登壇したりしたことなどが何度もありますが、優しい人柄なが
ら常に理知的な議論をなさる方です。このオープニングセレモニーでは、司
会進行を務めたICANN事務局のアジア太平洋地域責任者のSamiran Gupta氏、
冒頭で挨拶した理事会議長Tripti Sinha氏、コミュニティエクセレンスアワー
ド選考委員長のRam Mohan氏、そしてChoudhury氏と、インド人、インド系ア
メリカ人が顔を揃える結果となり、インド開催のICANN会議に花を添える形と
なりました。


■ ASO ACのICP-2改定関連作業

ASO ACは、通常の年でも3月のICANNコミュニティフォーラムで対面の会議を
行うようにしていますが、現在はICP-2改定作業で言わば特別進行となってい
ます。コミュニティフォーラムでは、会期の土曜日から木曜日までの6日間、
毎日5セッション、合計30セッションが設定可能ですが、このうちの10セッ
ションを改定作業、8セッションを他のステークホルダーのエンゲージメント
に充てました。前述のように、オープニングセレモニーや公開理事会など一
部のプレナリーセッション以外は、ほとんどASO ACのセッションに費やされ
た印象になっています。

2024年が明けて本格化した改定作業は、2024年10月に原則案、2025年4月に草
案初版、2025年8月に草案第2版を公開し、それぞれ意見聴取を行いました。
2025年11月にウルグアイ・モンテビデオのLACNICオフィスに集結して、草案
第2版に対して寄せられた意見を分析して課題を分類、最終案の執筆に入れる
もの(Editing)とさらに検討が必要なもの(In Progress)に分けました。今回
ICANN85での作業は、このさらに検討が必要な数点に関する集中検討となりま
した。以下のような項目が、このカテゴリに属しています。

・新RIR設立が既存RIRで否決された場合の再検討プロセス
・新RIR設立に関する議決に要する既存RIRによる賛成票数
・既存RIRの認定取り消しと臨時監査に要する要請票数の要件
・緊急代替事業者プロセスの諸要件

また、エンゲージメントセッションではいろいろなSOやACに出向いて、ICP-2
改定に関する状況を説明し、質問に答えました。実施した順番に、GAC、パブ
リック(誰でも参加可能)、ALAC、RSSAC、理事会、ISPCPです。AC議長のHerve
Clement氏、副議長の Amy Potter氏とEsteban Lescano氏が各グループにまっ
たく同じ説明をするのですが、それに対する反応はさまざまで、前提知識や
背景から説明が必要なところ、プロセスに懐疑的な意見が出るところ、よく
改定作業を理解していて建設的な意見と励ましをくれるところと、それぞれ
の色が出ていたのが印象的でした。また、パブリックセッションでは若い女
性の参加者が、原稿を用意した上で、改定プロセス全体を振り返りながら批
判的な長文の意見を述べました。それは、いかにもAIで書き出されたものの
ように思えました。これには2026年NROのチェアを務めるAPNICの事務局長、
Jia-Rong Low氏が、コミュニティプロセスの重要性と困難をとうとうと語っ
て理解を求めました。オープンセッションでは今後、このような意見表出も
少なくないだろうと考えられます。

ASO ACにおけるICP-2改定に関して、パブリックセッションで使用されたスラ
イドを以下に示します。現況にご関心がある方はご覧ください。

  RIR Governance Document Version 2 Update
  (ICP-2 Review Process Update)
  https://hosted-files.sched.co/icann85/94/RIR+Gov+Doc+ICANN+85_PublicSession_2_090326++-++Read-Only.pdf?_gl=1*6icol6*_gcl_au*MTk2OTg5MTM4LjE3NzU0Njg1MjE.*FPAU*MTk2OTg5MTM4LjE3NzU0Njg1MjE


■ CCG Review of Reviews も各ステークホルダーに意見聴取

CCG RoR (Cross Community Group Review of Reviews)に関しては、前回
ICANN84の報告でもご案内しました。各SO、ACからの代表者によるグループで、
ICANNが定款で定めるテーマ別と各組織のレビューを再検討する活動です。
CCG RoRはパブリックセッションを木曜に持った他、各SO、ACを回って共同
セッションを持ち、意見聴取を行いました。私はASO ACの指名でCCG RoRに参
加していながら、ASOのセッションのため他のSO、ACとのセッションには参加
できませんでしたが、ASOの共同セッションでは司会のような役回りを仰せつ
かりました。そもそもASO ACのメンバーはRIRコミュニティで活動しているた
め、ICANNのプロセスは縁遠いものなのですが、今回共同セッションを持つに
あたって、私はCCG RoRの背景として、ICANNのレビューの機構とその再検討
の必要性といった背景と、CCG RoRに関する情報をまとめた資料をASO ACメン
バー向けに作って備えました。

共同セッションでは、CCG RoRの共同議長の1人であるChris Disspain氏が現
況の説明を行いました。CCG RoRは4フェーズで活動が設計されており、前回
ICANN84ではCCG設立動機からコミュニティの意見を聴取し、それに従った初
期草案をもとに意見聴取するのが今回のICANN85とのことです。今後報告書案
を書き進めて、次回ICANN86で意見聴取、その後最終化して各SO、ACの承認を
得て、理事会に提出するというスケジュールです。検討内容に関しては、以
下の五つの領域に分けられています。

・説明責任と透明性(いわゆるATRT)
・継続改善プログラム(CIP)の評価
・組織構造レビュー
・レビューに関するレビュー
・オンデマンドレビュー

Disspain氏の説明はこれらを網羅して、必要に応じて背景や例示によって説
明を深める形で非常に分かりやすいもので、私自身も理解の整理ができまし
た。

ASOとその母体であるNRO、RIRでは、現在ICP-2改定という大きな事業を進め
ているところで、ICANNから試行を要請されたCIPに関しても、ICP-2改定作業
が完了するまでの間これに取り組まないことを明確にしています。それに加
え、本項冒頭で述べたようにASOのICANNプロセスに対する関与度の低さから、
レビュー作業の負担過多を懸念するコメントがASO側から出ることもありまし
た。これに関してDisspain氏からは、自身がccNSOに長年関与している立場か
ら、ccTLD運営者の集まりとしてのccNSOもICANNからの距離があることに言及
しました。GNSOは紛れもなくICANNが主戦場とも言えるグループで、At-Large
コミュニティはICANNプロセスに自発的に関与しているグループながら、それ
以外は必ずしもICANNが主戦場と言えない、ということは、ASOとしてのICANN
の諸検討への参画を考える上で、新たな発見となりました。

CCG RoRの活動に参加する身としては、未だ言葉の定義や枠組みの捉え方など、
基本的な議論が多いので、今後の検討も多難だと思うところですが、真摯に
取り組んでいきたいと思います。


■ インターネット堅牢性に関するプレナリーセッション

この他に参加することができた、印象深いセッションを一つ紹介します。

オープニングセレモニーの直後に持たれたのが、"From Stability to
Survivability: ICANN's Role in the Future Of Internet Resilience" (安
定性から生き残りへ:インターネット堅牢性の未来における ICANNの役割)と
いうプレナリーセッションです。インターネット堅牢性に関するプロジェク
トは、米国マルコーニソサエティが数年前から展開しており、IGF 2025でも
セッションが持たれていました。インターネットは元々、ネットワーク自体
は単純に作って、それにつながるエンドシステムがネットワークで起こる遅
延やパケットロスを補正するという思想で作られています。それが情報社会
のインフラとなっている今、インターネットというものの堅牢性を確保する
ためにどうするべきなのか、という問題に関する探究プロジェクトです。

  The Marconi Society Internet Resilience Institute
  https://marconisociety.org/internet-resilience-institute/

これがICANN会議に持ち込まれたのはとても印象的ですが、DNSの堅牢性はイ
ンターネットが動き続ける上での前提条件であるのと同時に、ICANNの責務に
含まれています。このセッションでは、電力供給やクラウド事業者における
コンピューティングリソースやサービスの提供に対する依存という問題の他
に、DNSの堅牢性に関する議論にもおよびました。DNS堅牢性に関しては、2025
年9月にSSACがSAC132 "The Domain Name System Runs on Free and Open
Source Software (FOSS)" (ドメインネームシステムは無料のオープンソース
ソフトウェア(FOSS)で機能している)という勧告を公開しています。そこで
は、あらゆるシステム運用者で共有されているBINDなどのDNSソフトウェア
が、契約に基づかない利用のために利用者の全体像がつかめないこと、一つ
の脆弱性が広範なシステムに影響することなど、問題を引き起こすことを指
摘しています。ICANNにおけるインターネット堅牢性の議論として、DNSの問
題を提起しながらも、インターネットを動かすために不可欠な電力供給やク
ラウドシステムも含めた連関で捉える必要がある、といった論調で議論は進
み、大局観のあるセッションでした。


  From Stability to Survivability: ICANN's Role in the Future Of
  Internet Resilience
  https://icann85.sched.com/event/2GwkI/from-stability-to-survivability-icanns-role-in-the-future-of-internet-resilience


■ 最後に

ICANN85が開催されたムンバイのJio World Convention Centreは、ショッピ
ングモールなどを含むJio World Plazaに併設された会議場で、ICANN会議の
スケールを十分収容できる大きな会議場でした。私はムンバイを訪れたのは
初めてでしたが、インドの西岸に位置しており海産物を主体とした料理は、
どれもおいしいもので日本食が恋しくなることはありませんでした。

ICANN85の内容、スケジュール、資料、録画などは、ICANN Webサイトの以下
のページからご覧いただけます。

  ICANN85 Mumbai Community Forum
  https://meetings.icann.org/en/meetings/icann85/


ICANN85ムンバイ会議の報告会は、2026年4月23日(木)に実施します。日本か
ら参加した皆さんのご発表、本稿の内容を含む私の発表など、ICANN85の内容
に関して詳細がご案内されます。ぜひともご参加ください。

  第75回ICANN報告会開催のご案内
  https://www.nic.ad.jp/ja/topics/2026/20260402-01.html

報告会当日の資料、録画は、後日以下に掲出します。また、報告会の模様は
本メールマガジンでも後日レポートをお届けする予定です。

  ICANN報告会資料
  https://www.nic.ad.jp/ja/materials/icann-report/

次回ICANN86ポリシーフォーラムは、スペインのセビリアで、2026年6月8日
(月)から11日(木)まで開催されます。遠隔参加も可能で、その場合にも参加
登録が必要です。

  ICANN86 Seville Policy Forum
  https://meetings.icann.org/en/meetings/icann86/


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 ┃     ◆◇◆◇◆  本特集のご感想をお聞かせください  ◆◇◆◇◆     ┃
 ┃良かった                                                          ┃
 ┃ https://feedback.nic.ad.jp/2231/c4fe88ebe23021740d36f6063a7dd863 ┃
 ┃                                                                  ┃
 ┃悪かった                                                          ┃
 ┃ https://feedback.nic.ad.jp/2231/2a7aec76842e97803c80b5a650ed9da2 ┃
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【 2 】News & Views Column
       「若手育成を考えるときに思い出すこと」
                                       シスコシステムズ合同会社 高橋翔
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

若手育成を考えるとき、私が思い出すのは、約10年前に私の地元・福岡で開
催されたAPRICOT-APAN 2015です。APRICOT-APAN 2015の活動については、
JPNIC NewsletterのNo.60 (2015年7月発行)で特集されています。

  https://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No60/

過去の資料がずっとアーカイブ公開されているのは素晴らしいですね!この
機会に見返してみてください。

当時、私はAPRICOT-APAN 2015ネットワークチームの学生メンバーとして「絶
対に落とせないカンファレンスネットワーク」の現場作業を経験させていた
だきました。大学のサークル活動の一環でネットワーク運用というものの経
験はありましたが、これは一般のユーザーがいる本格的な現場でした。

運用基準や体制は学生のそれとは異なり、会期中のヘルプデスク体制やエス
カレーションの仕組みがしっかりしています。楽しみながらも頼れる大人た
ちが責任を持って安定運用をめざす、緊張感のある現場でした。普段は経験
できないさまざまなことに触れ、終わったあとの感想は、「やりきった達成
感」「現場の面白さ」そして「もっとこういうこともやってみたかった」と
いう心残りが入り混じるものでした。

さて、冒頭で触れたNewsletterのネットワークチーム活動報告を見返すと、
次世代を担うエンジニアの育成や地方の人材発掘も、この活動の目的の一つ
だったと記されています。当時から10年以上が経った今、当時学生だった若
者たちは、この業界のさまざまな現場で活躍しています。

そして今、周りを見渡すと、例えばInternet Weekや各地で開催されるNOGに
おいて、学生の皆さんに会場ネットワークの構築や運営を手伝ってもらう機
会が増えてきているように思います。私自身、ネットワークベンダーの立場
でNOC の技術支援をさせていただく機会があり、そこで若手の活躍を目にす
ることがありました。

先人の皆様へ。ぜひ、次世代の若手を育てる機会を、これからもさまざまな
形で支えていただければと思います。そして、楽しむ余地はあるけれど決し
て遊びではない、ユーザーがそこにいる緊張感を持ったネットワーク運用と
いうものをぜひ体験させてあげてください。

そこで学んだ若手が興味を持って、私達と同じ業界で活躍してくれるかもし
れません。そして願わくば、近い将来、その若手がさらに次の若手を育てる
側に立ってくれると嬉しく思います。

最後に少しご案内ですが、2026年7月に愛媛で開催される次回のJANOG58のテー
マは「技術の成熟と次代への継承」です。次代を担う若手に向けて、皆さん
と意見交換できる機会を楽しみにしています。


■略歴

高橋 翔 (たかはし しょう)

2017年にヤフー株式会社(当時)に新卒入社。データセンタネットワークの構
築や運用に従事。現在はシスコシステムズ合同会社のカスタマーサクセスに
従事しており、データセンタ製品を活用するための技術支援を担当。
JANOG58 Meeting 実行委員長の一人。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 3 】インターネット用語1分解説
         「APIとは」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

APIは、Application Programming Interfaceの略です。簡単に言うと、ソフ
トウェア間で情報をやり取りする時の決まりごとや窓口のことです。どんな
データを渡すと、どんな結果が返ってくるのかをあらかじめ決めておくこと
で、異なるプログラムやサービスを連携しやすくします。例えば、天気アプ
リが特定地域の気象情報を取得したり、地図アプリが地図データを表示した
りする時にもAPIが使われます。

APIには大別して、ソフトウェア部品を呼び出すものと、Webを通じてデータ
をやり取りするWeb APIがあります。また、Web APIでは、認証や利用回数の
制限が設けられていることも少なくありません。

APIのメリットは、すでにある機能やデータを共通の方法で利用できることで
す。そのため、開発を速く進めやすく、システム連携もしやすくなります。
さらに、修正や機能追加をする時にも扱いやすいというメリットもあります。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 4 】統計資料
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1. JPドメイン名

o 登録ドメイン数(2025年11月~2026年4月)
--------------------------------------------------------------------------------------------
 日付 | AD   AC    CO   GO   OR    NE    GR   ED   LG  GEO    GA     GJ     PA   PJ   TOTAL
--------------------------------------------------------------------------------------------
 11/1 | 258 3879 492932 859 41515 12410 5127 6513 1921 2019 1163592 80751  9588 1289 1822653
 12/1 | 259 3885 493421 860 41543 12394 5127 6528 1921 2019 1165630 80729  9547 1261 1825124
  1/1 | 259 3890 493944 863 41605 12339 5116 6546 1922 2019 1166380 80551  9251 1247 1825932
  2/1 | 258 3898 494680 860 41700 12324 5117 6546 1925 2017 1171314 80233  8891 1236 1830999
  3/1 | 258 3899 495627 855 41750 12314 5117 6563 1925 2017 1175460 80087  8807 1224 1835903
  4/1 | 258 3902 497131 850 41840 12321 5111 6573 1927 2017 1182485 79829  8787 1220 1844251
--------------------------------------------------------------------------------------------

 GA:汎用ドメイン名 ASCII(英数字)
 GJ:汎用ドメイン名 日本語
 PA:都道府県型ドメイン名 ASCII(英数字)
 PJ:都道府県型ドメイン名 日本語


2. IPアドレス

o JPNICからのIPv4アドレス割り振りとJPNICへのIPv4アドレス返却ホスト数
  (2025年10月~2026年3月)
------------------------------------------
  月 |   割振   |   返却   | 現在の総量
------------------------------------------
  10 |     1536 |        0 |   92254344
  11 |   116480 |   116992 |   92253832
  12 |      512 |     1024 |   92253520
   1 |   655360 |        0 |   92908880
   2 |     1024 |     4096 |   92905808
   3 |     1024 |     8192 |   92898640
------------------------------------------

□統計情報に関する詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/stat/


3. 会員数  ※2026年4月1日 現在

 ---------------------
  会員分類  | 会員数 |
 ---------------------
  S会員     |      3 |
  A会員     |      0 |
  B会員     |      1 |
  C会員     |      4 |
  D会員     |     88 |
  非営利会員|      9 |
  個人推薦  |     28 |
  賛助会員  |     37 |
 ---------------------
  合計      |    170 |
 ---------------------

  会員についての詳細は → https://www.nic.ad.jp/ja/member/list/


4. 指定事業者数  ※2026年4月6日 現在

   IPアドレス管理指定事業者数           518


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 5 】イベントカレンダー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  2026.4.19(日)~22(水)         ARIN 57 (Louisville, U.S.A.)
  2026.4.23(木)                 第75回ICANN報告会 (オンライン)
---------------------------------------------------------------------
  2026.5.18(月)~22(金)         RIPE 92 (Edinburgh, Scotland)
  2026.5.20(水)~21(木)、25(月) JPNIC技術セミナー
                                (東京都、JPNIC会議室 + オンライン)
  2026.5.25(月)~28(木)         LACNIC 45 (Panama City, Republic of
                                Panama)
  2026.5.26(火)~27(水)         JPNIC技術セミナー
                                (東京都、JPNIC会議室 + オンライン)
---------------------------------------------------------------------
  2026.6.1(月)~3(水)           NANOG 97 (Bellevue, U.S.A.)
  2026.6.8(月)~11(木)          ICANN86 (Seville, Spain)


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
      わからない用語については、【JPNIC用語集】をご参照ください。
             https://www.nic.ad.jp/ja/tech/glossary.html
                  ◇              ◇              ◇
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 JPNIC News & Views vol.2231 【定期号】

 @ 発行  一般社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター
          101-0047 東京都千代田区内神田2-12-6 内神田OSビル4階
 @ 配信先変更・停止  https://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/#regist
 @ 問い合わせ先  jpnic-news@nic.ad.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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