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【 3 】News & Views Column 「gTLDレジストラの役割」
                                    JPNIC ドメイン名検討委員会メンバー
                                          (株)国際調達情報(PSI-Japan)
                                                            梅津美恵子
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お正月に友人からいただく年賀状を毎年楽しみにしています。3年ほど前から、
自分のEメールアドレスやWebサイトのURLを年賀状に記入してくださる方が増
えてきました。でも自分独自のドメインネームを使用している友人は、残念な
がら今年もまた1人もいませんでした。

インターネットを利用する上で、ドメインネームは必須です。気に入ったドメ
インネームを誰でも自由に、しかも簡単に使うことができたら、インターネッ
トをもっと楽しめるのにと思うのですが、実際には、ドメインネームの取得や
その後の管理は、まだまだ「簡単にできる」とはいえません。

ドメインネームの登録管理といっても、「.JP」の場合と、「.JP」以外の
ccTLDの場合と、「.COM/.NET/.ORG/.INFO/.BIZ/.NAME」などのgTLDの場
合とでは、事情がかなり異なります。

日本国内では「.JP」が一般的ですが、他のTLDに比べて登録や管理がシステマ
ティックで、安心して使えます。「.JP」以外のccTLDの場合は、各国に管理が
まかされているため、私たちに検討の余地はあまりありません。しかしながら、
gTLDはすでに日本国内でもかなり使われているにもかかわらず、まだまだ登録
や管理において問題が多いと言わざるをえません。

「.JP」の場合は、JPNICでの十分な議論を経て、登録規則が作成された後に登
録が開始されましたが、gTLDの場合は、登録にあたって特に規制がなかったこ
とで問題が起きてしまったため後から規則を作ろうとしている、というところ
に両者の大きな違いがあります。

すでに開始されているサービスに後から規則を作っていくという作業は、想像
以上に困難な作業です。しかし、現在gTLDを取り扱うレジストラが世界には約
110社ほどおりますが、その多くがこのような状況に危機感を感じており、自
社のみの利益を超えて、積極的に問題解決に取り組んでいます。レジストラの
規範を示したコードオブコンダクトの作成、UDRPの再検討、レジストラ移転を
する場合の規則作り、WHOISでの情報開示について、ドメインネームの削除に
ついての規則作り、ICANNリフォームに関して等々、それぞれについてタスク
フォース(TF)を結成するなどして、地道に解決策を提案しています。

先月ようやくレジストラ移転のTFと、WHOISのTFの提案の骨子ができあがった
ので、細部の検討に入るためにレジストラ部会のメーリングリストで次期TFへ
の参加が呼びかけられました。すると30分もしないうちに、世界中のレジスト
ラから、「是非TFに参加させてください。」「自分の時間を割いて一所懸命取
り組みますので協力させてください。」という返事がぞくぞくと寄せられはじ
めました。私は次々に送られてくるこれらの真剣なメールを読みながら、感動
で鳥肌が立つのを感じました。

私たち日本のレジストラの役割として、このレジストラ部会の話し合いに積極
的に参加して問題解決に協力すること、日本の事情を説明し解決案に組み入れ
てもらうこと、また、決定した解決案を日本に合わせてローカライズしていく
ことなどを行っていかなければなりません。

gTLDは、世界中の人たちが使うことのできるインターネットの資源です。また
新gTLD導入は、今後のインターネットの発展のために考えられた解決策のひと
つです。せっかくの資源なのですから、日本のインターネットユーザーの方々
が自由に安心して使えるよう、私たちもさらに努力をしていかなければと思っ
ています。


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