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								 1995/04/28
								 資料1-1

			第4回 JPNIC 理事会議事要録(案)


日 時:平成6年10月19日(水)  10:34 ~ 13:20

場 所:東京ガーデンパレス   ぼたんの間

出席者:理事
        浅野正一郎( 代理:貝田辰雄 )、石田晴久、釜江常好( 委任:議長 )、
        野口正一( 委任:議長 )、村井  純、森  瑞穂、吉村  伸

        監事
        東田幸樹( 代理:後藤邦夫/理科大 )、丸山直昌

        事務局
        小島育夫、中山雅哉、山上正代

        運営委員
        佐野  晋、平原正樹

配布資料:
         第4回 JPNIC 理事会議事次第
 資料1-1  第3回 JPNIC 理事会議事録(案)
  資料1-2  理事会 電子メイル会議報告
  資料1-3  高度情報通信社会推進本部への意見文書
  資料2    96年度以降の会費制度案--95年度の移行措置--
  資料3    平成6年度 補正予算について
  資料4    規程の改正について

議事概要

 村井センター長司会のもと、センター規程 第32条に基づき 第4回 JPNIC
理事会の開催が要請され、第30条第1項に基づいて、理事の 2/3 以上( 7 名、
内委任状3 ) の出席を確認し、会議を開催した。

議事に先立ち、本日の議題の確認と資料の確認があった。

引続き、議題2「平成8年度以降の会費制度について--96年度以降の基本方針
と移行措置--」に関連して運営委員会の作業部会から、佐野運営委員と平原運
営委員長に参加頂き、作業部会の検討結果の報告を行なうことが認められた。


議  事

1. 前回議事録の確認

1) 村井センター長より資料1-1 に基づき、第3回 JPNIC 理事会の議事録の確認
   が行なわれ、承認された。

2) 理事会電子メイル会議についての確認について
   村井センター長より資料1-2 に基づいて報告があった。特にJPNIC 会員からの
   要望とそれに対する回答は以下のように行なっている旨の報告があり、確認さ
   れた。

   Q1. インターネットサービスを今後健全に育成・発展させて行く為にも政府か
       らの運用資金援助を得るべく積極的に活動すること。
   A1. 文部省「科学研究費補助金研究成果公開促進費」へ応募し、JPNICデータ
       ベースの直接作成費として、¥3,280,000 の6年度科学研究費を頂けるこ
       とが内定した。

   Q2. 日本ネットワークインフォメーションセンターは公的機関の性格を強く持
       ち、加入料の低減化を推進しインターネットサービスの発展に寄与する。
   A2. 会員やインターネット利用者に対し、情報公開を進め、公平なサービスを
       提供するよう努力いたしている。
       また、関連するワーキンググループとして、Finance-WG, Soc-WG, Future-
       WG を設け、財政、渉外、将来像の観点から JPNIC のあり方を検討してい
       る。財政面については、来年度の会費徴収方式を公開の場でご議論頂く予
       定となっており、ご協力をお願いしたい。
       さらに、先日の理事会で JPNIC の法人化を検討することが決議されたの
       で、公的機関の性格を堅持できる組織を目指して、具体的な検討を開始し
       た。検討状況は可能な限り公開することとしているが、ご助言も頂きたい。

   Q3. 加入者からの加入料により有償のサービスを提供する上からも、加入者に
       困惑・事務支障のきたさないタイムリーなサービス運用体制を施行する。
   A3. 本年度より、JPNIC が外部に対して提供している種々のサービスを全体的
       に評価し、問題点を見つけて改善方法を提案する Assess-WG を設けた。
       また、投書箱 goiken@nic.ad.jp を設置し、皆様からの声を直接頂くこと
       にした。

   今後、センター長宛に来た要望については、運営委員会における Assess-WGの
   対応と同様に、要望とその対応が然るべき記録となり、公開されるようにする
   ことが確認された。

2. 平成8年度以降の会費制度について --96 年度以降の基本方針と移行措置--

   議題2に入る前に、浅野理事代理の貝田氏より「前回議事要録中に明記されて
   いるように、運営委員会から JPNIC の法人化に関する検討報告が行なわれ、
   第4回理事会は、それについて検討が行なわれるのであり、会費制度の検討で
   はないのではないか」と指摘があった。
   これに対して、平原運営委員長に代わり村井センター長より、本会が会費制度
   の議論を報告する場となった経緯について説明があり、以下の2点について了
   解を得た。

   [1] 運営委員会より法人化検討の中間報告は年度末まで延期して欲しい旨の連
       絡があった。
   [2] Finance-WG の報告は第1回理事会で問題提起されて運営委員会で議論を
       進めてきたもので、法人化問題とは並行して議論がなされている。


   引続き、Finance-WG の佐野委員により、資料2 に基づいて WG で検討された
   概要と今後のスケジュールについて以下のように報告が行なわれた。

   1) 94/10/19 の総会において、Finance-WG の議論から導かれた方向性・修正
      について提案し、大枠の骨子の理解と承認をもらう。

   2) 94/10/19 の総会において、95年度からの会費制度変更(登録手数料の導入)
      に伴い、規程改正を進めていくことを確認する。

   3) 95年度総会において、96年度以降の課金方法について決議できるように案
      を詰められるように引続き作業を進める。

                                                 -  12:05 ~ 12:20 -
                                                     休憩  ・ 昼食


   この検討結果に基づき、96年度の会費制度の改変に向けた、95年度のJPNIC会
   費制度の変更点について議論が行なわれ、理事会として以下の事項を総会へ
   提案することが承認された。

   1) 95年度の会員会費については現行ルールで行なう。

   2) 95年度の新規割り当て事務手数料として、登録料を導入する。( 96年度へ
      のステップとして )

   3) 96年度の会費制度改変の実施内容に関しては、更に検討を進めていく。


3. 平成6年度予算の補正について

   中山事務局長より資料3 に基づいて、平成6年度補正予算の執行計画について
   説明が行なわれ、承認された。


4. 規程の改正について

   丸山監事より資料4 について説明があり、今回の総会では問題提起をするにと
   どめることとし、次回の総会で承認を得るつもりであるという報告があった。

5. その他

   村井センター長より、現在 JPNIC への入会申請準備中のネットワークが3件
   ある旨の紹介があり、省際ネットワークに関しては、JCRN の承認が降り次第
   入会を認めることが確認された。

                                                               以上
                                                            - 13 : 20 -
            

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