第 7 回 JPNIC 理事会議事要録
日 時:平成 7年 10 月 4 日(水) 10:05 ~ 12:00
場 所:東京大学大型計算機センター 小会議室
出席者:理事 相原玲二
淺野 正一郎
石田 晴久
松本 敏文
丸山 直昌
村井 純
吉村 伸
監事 東田 幸樹
小西 和憲
事務局 山上 正代
配布資料:
第 7 回 JPNIC 理事会議事次第
資料 1-1 第 6 回 JPNIC 理事会議事要録(案)
資料 1-2 理事会電子メイル会議報告
資料 1-3 JPNIC 会員一覧 ( 95年9月末現在 )
資料 2-1 平成 7 年度収入見通し
資料 2-2 平成 7 年度予算執行状況
資料 2-3 平成 7 年度補正予算案
資料 3-1 平成 8 年度収支見通し
資料 3-2 JPNIC 平成 8 年度会費案
資料 4-1 日本ネットワークインフォメーションセンター規定の改正について
資料 4-2 本センター会員と会費に関する細則の改正について
資料 4-3 本センター正会員の参加組織および会員の数え方に関する細則の
改正について
資料 4-4 本センター選挙に関する細則の改正について
資料 4-5 本センター手数料に関する細則の改正について
資料 5-1 JPNIC の公益法人化について
資料 5-2 社団法人の設立のために必要な書類( 95/10/4案 )
資料 5-3 設立趣意書( 95/10/4案 )
資料 5-4 定款( 95/10/4案 )の作成方針
資料 5-5 定款( 95/10/4案 )
資料 5- 6 平成○年度事業計画( 95/10/4案 )
議事概要
村井センター長司会のもと、JPNIC規程第 32 条に基づき第 7 回 JPNIC 理
事会が要請され、第 30 条第 1 項に基づいて理事会構成員の 2/3 ( 6 名 )の
出席が確認され、第 7 回 JPNIC 理事会が成立、開催が宣言された。
議事に先立ち、本日の議事の内容に関わる平原運営委員長、FINANCE-WG chair
の佐野運営委員の参加が了承された。
続いて、配布資料の確認があり、訂正があった。
・資料 3-2 右ページ冒頭
[誤] 投票数は → [正] 議決権数は
1. 前回議事録の確認
1.1) 第 6 回 JPNIC 理事会議事録の確認
資料 1-1 に基づいて、確認された。
1.2) 理事会電子メイル会議について
資料 1-2 に基づいて確認され、以下の補足が行なわれた。
[1] 会費滞納会員に対し 9月初旬 以下の3 会員に証明内容付き郵便を送
った。
Cyber Net、TISN、AAA
[2] 9/14 新職員の公募を行なった。
2. 平成 7 年度予算の補正について
丸山理事より、初めに資料 2-1 に基づいて、平成 7 年度収入見通しについ
て説明が行なわれた。
*補正は会費収入の方のみ で行なうこととする。
次に、資料 2-2 に基づいて、平成 7 年度 8 月 31 日現在の支出の実績に
ついて説明があった。
*額の大きい費目
・会議費:会員の増加に伴い、総会の会場費が以前よりかなり増している.
*額の少な過ぎる費目
・後半活動が可能である。
*不足する費目
・機器整備:マシン購入は当初から額の不足が明らかであった。
・商標登録:登録の費用と当初予算の支払手数料に組み込んだ弁理士手数
料の費用の分を含めることになった。
続いて、資料 2-3 に基づいて、平成 7 年度補正予算案の説明、及び提案が
行なわれた。
*増額の補正となる費目
1.(1)会議費
1.(8)APNIC 拠出:APNIC の財政難があり JPNIC が支えていかなければな
らない実態となっている。
1.(10)機器整備
1.(13)消耗品:(註)の通りである。
1.(15)商標登録
1.(20)不動産仲介手数料
2.(3)デジタル専用線加入:予備費を削って廻す。
*減額の補正になる費目
1.(6)事務所家賃、及び 2.(1)事務所保証金:業者との交渉の末予定された
額を大幅に下回った。
以上を基に審議の結果、次の留意事項を持って第 5 回総会への案件とするこ
とが承認された。
[留意事項]
[1] 平成 9 年度 年 4 月以降を検討するまでインターネット接続を NSPIXP
とする。
[2] ・APNIC への funding については総会に於いて、会員が納得できる説
明をする。
・APNIC に対しては、予算案、事業計画、決算報告、活動報告の提出を
要請する。(法人化の際の不安定要因にならぬよう、明確にすること
は必要である)
[3] 機器整備費についてはオペレーションの実態を伝え、改善することへの
理解が得られるよう内訳を明確にしておく。
[4] 将来、会員の負担を軽減していく検討は続ける。
[5] ボランティアへ掛かっている負担について、現在は検討の対象となって
いないことは考慮されるべきである。
3. 平成 8 年度以降の収入体系について
丸山理事により、資料 3-1 に基づいて説明が行なわれた。
続いて、FINANCE-WG スタッフの佐野運営委員により、資料 3-2 に基づいて説
明及び提案が行なわれ、以下の留意点があがった。
*APNIC 拠出は削って予備費に繰り入れておく。
*研究費は JPNIC のテクニカルな面の開発調査研究費とする。
・JPNIC としての割当のサービス業務、ツール、機構等の開発が必要な時に
きている。
・delegation に関するメカニズムを研究開発する必要がある。
審議の結果「議決権」の検討を除いて、「JPNIC 平成 8 年度会費案」を第 5
回総会の案件とすることが承認された。
4. 規程の改正
資料 4-5 に基づいて「本センター手数料に関する細則の改正について」の審議
が行なわれ、その結果、承認された。
ここで、議事は一時中断となるため、第 8 回 JPNIC 理事会のスケジュールが
決められた。
・第 8 回 JPNIC 理事会開催は、平成 7 年 10 月17 日(火) 8:00~10:00 とな
った。
以上
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