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JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

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                                                                  1995/10/04
                                                                  資料3-2

                             JPNIC 1996年度会費案


                                           JPNIC運営委員/Finance-WG主査
                                                                佐野 晋

1. 方針

  o JPNIC運営に必要な経費を確保できること
  o インタネットの成長(=JPNICの業務拡大)に追従できること
  o 将来的には学術/非学術の区別をなくす
  o 基本的な考え方は従来と同じ
  o 実現可能であること

2. 改定会費比例

  o 年間維持費は徴収しない

    会員NSPからのそのサイズによる年会費には,ユーザには直接見えないが
    年間維持費の考え方が含まれている.また,実施にあたっては,
    徴収する手間,エンドユーザの理解を得るのが困難などの理由により,
    前回提案されていた年間維持費は徴収しないこととする.

  o 入会金の導入

    会員の入会時のサポート費用等に充填するために,JPNIC入会時に支払う
    入会金 50万円を新設する.ただし,2年間はクラスA会員は免除とする.

  o 年会費の計算

    組織に比例した会費とする.

        会費 = 組織数 × α + β

   (予測)
   ------------------------------------------------------------------
        区別 会員数     α万    β万    入会金  総組織数  会費+入会金
   ------------------------------------------------------------------
   96年  A      20      2        0      0       3600       9950 + 500
         B      55      2       50      50

   97年  A      20      2        0      0       5200      13650 + 500
         B      65      2       50      50

   98年  A      20      2       30      50      7000      16850 + 500
         B      75      2       30      50
   ------------------------------------------------------------------

  o 組織数の数えかた

    当面はJPNICのDNSに登録されたドメインの数とする.

    - 属性ドメイン,デリゲーションされていない地域ドメインは1組織
    - 個人を対象とするサービスのユーザ数の組織数への換算は廃止
    - IPアドレスを割り当てられていない組織への配慮も必要であるが,
      これは今後の課題とする.

  o JPNIC委員,総会の議決権に関して

    いまの一人1票をもつJPNIC委員の制度は廃止する

    - 各会員から会員を代表してJPNIC委員を1名登録
    - 委員は組織数に応じた投票数の議決権をもつ
    - 役員選出にあたっては,各会員から推薦をうけた候補者から選挙によって
      選出をおこなう.候補者はJPNIC委員でなくても良い.

    議決権数は

                 会員数
                -------  * 組織数 の切り上げ
                総組織数

    をもって決める.

    (概算) 会員数75,総組織数3600の場合の会員の議決権.

                組織数  議決権
                1-      1
                49-     2
                97-     3
                145-    4
                193-    5
                241-    6
                289-    7
                337-    8
                385-    9
                433-    10
                481-    11
                529-    12
                577-    13
                625-    14
                673-    15
                721-    16
                769-    17
                817-    18
                865-    19
                913-    20
                961-    21
                1009-   22
                1057-   23
                1105-   24
                1153-   25
                1201-   26
                1249-   27
                1297-   28
                1345-   29
                1393-   30
                1441-   31
                1489-   32

  o 大きな会員の発言力とJPNIC公平性について

    JPNICの公平性/中立性に考慮し,特定のNSPの考えに偏らないための
    システムとして,以下のような対策をおこなう:

    - 各会員による役員候補の推薦は最大一人とする

    - 運営委員会に分野別の枠を設ける

3. その他

  o 今後の財政の検討

    今回の検討は96年および97年をスコープにいれ検討をおこなった.国内の
    インタネットの状況を考えると,それを越える期間での予測は不可能である.
    変化をみながら,ダイナミックな対応が必要である.
            

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