1999/02/19 理事会
資料 6
INET2000招致の背景説明
JPNICがIAJ,WIDEと協力してISOCのINET2000公募に応募する案が、年末から年始
にかけて有志により検討されました。以下その経緯を説明いたします。
1. INET2000日本招致の件
2000年のINETの開催地公募をISOCで行なっており、1月11日が立候補の締め
切りとなっている。これに対して、JPNIC,IAJ,WIDEが綱引き役となって日
本に招致しよう、との提案をIAJ高橋徹氏より丸山が昨年の11月頃に受けた。
また、高橋氏はJPNIC運営委員の立場から、12月21日の運営委員会でもこの
問題の検討依頼を出している。締め切りが目前に迫っていることもあり、
JPNICとしては既に12月25日と1月4日に会議室をこの問題の検討に提供し、
丸山がJPNIC代表の立場で参加し議論に加わった。計画の概略を丸山が認識
している範囲でかいつまんで書くと、以下の通り。
・開催場所:横浜パシフィコ
・日付け:2000年7月16日(金)~7月21日(金)
・参加人数目標(有料入場者数)2,500
・予算 3億2,500万円(1億2,500万円は参加料、2億円は寄付で賄う)
・ISOCのAdvisory Councilメンバーとなって日本の11組織(*)に呼びかけて
実行委員会の中核を構成する。
(*)IIJ,NTT,KDD,富士通、NEC、日立、JPNIC、IAJ、WIDE、Glocom、NIFTY
・開催が決定した場合には、JPNICに常設のINET2000事務局を置く。
など。事務局担当理事会の検討では、
●JPNICの寄付を出すことが求められるであろう。その場合1,000万円程度
なら会員の理解を得やすいだろう。
●INET2000事務局をJPNICを置く場合には、その長はJPNIC事務局を預って
いるいずれかのJPNIC理事にして貰うべきである。
との意見が出ましたが、基本的には上記の路線でJPNICとしても協力して良
いだろう、との結論になりました。