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JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

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                第5回 JPNIC 運営委員会議事録

開催日時:       1994年1月21日(金) 10:15-19:20
場所:           東京大学 教育用計算機センター 講義室
                         大型計算機センター 講習会室(15:50以降)

出席委員:       相澤彰子、加藤朗、神山一恵、小西和憲、後藤邦夫、後藤滋樹、
                酒井伸啓、佐野晋、高田広章、中村順一、中山雅哉、東田幸樹、
                平原正樹、松方純、丸山直昌、村井純
欠席委員:       苅田幸雄、吉村伸

招待者:         浅羽登志也、岡敦子(以上WGスタッフ)
                布施勇、佐藤裕介、井爪健雄、吉澤文代、相崎智子(以上事務局)
傍聴者:        4名

配布資料:
                  第5回 JPNIC 運営委員会議事次第
        資料1-1   第4回 JPNIC 運営委員会議事録
        資料1-2   第4回 JPNIC 運営委員会議事録の承認
        資料1-3   「CIDR ブロック割り当て参加承認」
        資料1-4   「ネームサーバの設定手続きについて」の改訂について
        資料1-5   プロバイダの CIDR ブロック割当に関する補足
        資料1-6   「CIDR ブロック割り当て参加承認」
        資料2-1   ドメイン名割り当て報告
        資料2-2   IP アドレス割当作業報告
        資料2-3-1 DB-IN グループ作業報告
        資料2-3-2 WHOIS/mail-server 利用状況報告 (1993/11/13-1994/01/19)
        資料2-4-1 DNS 管理グループ作業報告
        資料2-4-2 Number of Domains registered in DNS
        資料2-5-1 JPNIC Newsletter( 1/2 )
        資料2-5-2 JPNIC Newsletter( 2/2 )
        資料2-6   CHARGE-WG 来年度会費案に対する JPNIC 各会員への
                  ヒアリング結果報告
        資料2-7   APNIC/APCCIRN 報告
        資料2-8   事務局からの報告事項
        資料2-9   Rule からの報告
*close* 資料5-1   1/15 ドメイン名割り当て待ち状況
*close* 資料5-2   IP-ALLOC SUMMARY (1994/1/20)
*close* 資料5-3   CHARGE-WG 来年度会費案に対する JPNIC 各会員への
                  ヒアリング結果報告 ( 付録2 )


議事

  平原 JPNIC 運営委員会委員長司会のもと、センター規程第30条第1項に基づき委員
の 2/3 以上の出席( 16名 )を確認し、第5回の JPNIC 運営委員会( 以降「運営委員
会」)の開催が宣言された。

[ 公開議題 ]


1. 前回議事録の確認

  資料1-1~1-6 により、第4回の運営委員会議事録および電子メイルによる運営委員
会の議事録を確認した。

2. ワーキンググループ作業報告

2.1 DOM 

  神山委員より、資料2-1 に基づきドメイン名の割り当て状況が報告された。
  なお、最初の表で()内に示す審議を行った事項について以下の説明があった。
  ・CO の新規の欄の()内の1は、チェックにかからず2重に割り当ててしまい、
    申請者から2重割り当てになっているとの報告を受けた後、承諾を得て削除
    したものである。
  ・GO の新規の欄の()内の1は、ある官庁に含まれると思われるひとつの部門が
    独立した組織であるいうことで審議をしたものである。
  ・OR の新規の欄の()内の5は、任意団体としての審議である。

2.2 IP 

  加藤委員より、資料2-2 に基づき IP アドレスの割り当て状況が報告された。
  図表について以下の補足説明があった。
  ・1 ページ目の右上にある 256C は、クラスB を示している。
  ・プロット図の上図はクラスC だけのものを示し、下図はクラスC にクラスB 
    を含めたものを示す。また、Grouth のスペルは Gross の誤りである。

2.3 DB
 
  高田委員より、資料2-3-1 に基づき DB-IN WG から作業報告があった。
  ・作業ログの集計結果でわかるとおり、毎月の作業量はほぼ一定している。

  引き続き中山委員より 資料2-3-2 に基づき DB-OUT WG の報告があった。

  ○WHOIS/mail-server 利用状況報告
  ・1月7日にwhois.nic.ad.jpのwhoisの最初のメッセージの部分から
    staff@whois.nic.ad.jpにコンタクトせよというメッセージを除いたところ、
    誰からも人探しの問い合わせは来なくなった。
  ・以下の Q&A があった。
    Q:実害はないと思うが、申請時とwhoisで検索したときの順序が変わっている
      ことがある。
    A:今はオーダリングしていないのでよいかも知れないが、順番に意味のある
      ケース(テクニカル・コンタクト、ネームサーバ等)も考えられるので、
      データベースのストラクチャを変えることも検討したい。

2.4 DNS

  高田委員より、資料2-4-1 に基づき国内向け作業の報告があった。

  ・海外向け逆引きネームサーバについて、Inter NIC からデリゲーションを受けた。
  ・93/12/16から JPNIC でプライマリを設定している。

  報告に関し以下の意見があった。
  ・日本語での記述を求めるか等を含め、フォームの取扱いについて検討が必要
    である。
  ・セカンダリをどこに置くか等は APNIC の動きにも関係する。
  ・海外向けネームサーバについては見直しを考えた方がよいかも知れない。

  加藤委員より、資料2-4-2 に基づき国内・海外向き DNS の現状登録状況の報告
があった。

2.5 PUB

  丸山委員より、資料2-5-1及び資料2-5-2に基づき、JPINC の News letter 作成
について報告があった。審議を後で行うこととなった。


2.6 RES

  今回報告事項が無いことが確認された。

2.7 SOC

  今回報告事項が無いことが確認された。

2.8 FUTURE

  今回報告事項が無いことが確認された。

2.9 CHARGE

  佐野委員より、資料2-6 に基づき、CHARGE-WG 来年度会費案に対する JPNIC 
各会員へのヒアリング結果報告があった。
  なお、 CHARGE WG で検討した結論を基に、審議事項の時間に審議を行うこと
となった。

2.10 APNIC/APCCIRN 報告

  中山委員より、資料2-7 に基づき、APNIC/APCCIRN の報告があった。
  APCCIRN は、1993/12/10-11 の間、台北において開催され、日本、韓国、台
湾、香港、米国の5ヶ国から44名の参加があった。当初、14ヶ国から50名の
参加が予定されていたので、それを下回ったことになる。

○APNIC Pilot Project についての報告
  ・パシフィックリージョンに割り当てられた202、203の空間とアジア・パシ
    フィックの空間にずれがあることが判明した。
  ・アジア・パシフィックに属する国にどのくらいアロケーションの伸びがあ
    るかを調査し、今後の必要数を試算する必要がある。
  ・データベース・サービスについては RIPE で使用しているものを移植して
    使用する。そのため、英語のみでローカル・ランゲージは開発しない。
  ・RS( Registration Services )、DS( Directory and Databese Services )、
    IS( Information Services ) のうち、韓国が IS をサポートすることにな
    った。
  ・DNS のフォーマットについて、NIC - NIC 間の整合性を検討する必要がある。

2.11 RULE

  丸山委員から、資料2-9 が示され概要説明があり、後に審議を行うこととな
った。

2.12 その他

(1)事務局からの報告

  1)「ネットワークのソフィストたち」の著者一同 様から JPNIC へ寄付をいた
    だいた。
  2)JPNIC レポート( UNIX マガジン掲載記事 )の公開を開始した。
  3)JPNIC ドキュメントのいくつかについて英訳を行っている。
  4)文部省「科学研究費補助金研究成果公開促進費」へ JPNIC データベースの
    応募を行った。
  5)'93/11/24付けでインターコン・インターナショナル株式会社( 会員名称:
    IIKK、会員タイプ:B )の入会が認められた。
  6)北陸地方に地域ネットワークを設立させようとする会が組織され、JPNIC に
    入会に関する問い合わせがあった。

(2)その他

  1)会員情報が変更されているにもかかわらず、更新情報が送られてこないこと
    が判明したので、更新情報が正しく伝わるよう手だてを考えることとなった。
  2)今年度1度も出席していない運営委員の取扱いについて検討され、次回の運
    営委員会に委員の出欠表を提出することとし、未出席委員に対しては事務局
    から本人に委員を続けるかどうかの意志を確認しておくこととなった。
  3)平原委員長から '93/11/30開催の JCRN の委員会へ出席したことの報告があ
    った。
  ・JCRN の役員の変更について
    委員長  小柳(東大)
    副委員長  野口(日大)、石田(東大)、池田(京大)
    事務局長  石田(東大)
    幹事  村井、野島、釜江、東田、辰巳、後藤、丸山、水島
  ・委員の相互派遣について
    JCRN の幹事の互選により主査に辰巳氏が選ばれ、JPNIC への派遣委員となった。
  ・JCRN の学術ネットワーク認定について JCRN から JPNIC 村井委員長に以下の
    申し入れがあった。
    現在、JCRN が JPNIC の会員タイプAの認定を行っているが、JPNIC 参加の
    ネットワークは JCRN に加盟していれば学術目的と認めるという現在の規約
    は JCRN の将来的なあり方を考えると必ずしも当を得ないので、今後変更し
    ていただくよう JPNIC で検討願いたい。検討結果がでるまでは幹事会で対応
    したい。


--- 昼食 & 休息 (12:35-13:40) ---


3. ワーキンググループからの審議事項

3.1 PUB

  資料2-5-1及び資料2-5-2について意見交換があり、以下の提言があった。
  ・6.3 AS番号割り当てについては、今後行うべき活動として位置づけたほうが
    よい。また、AS番号の割り当て及び管理は JPNIC ではなく JEPG が行って
    いるので訂正の必要あり。
  ・6.6 の JEPG と 6.8 の JCRN の記述は「国内の他の団体との協力」というよ
    うな項目を設けてそこへまとめた方がよい。
  ・「将来の課題」なる項目を追加して
    ボランティア体制からの脱却(あるいは依存度を軽減)することを説明し、
    法人化を検討していることも記述すべきである。
  ・Q&Aも載せたほうがよい。
  ・「ご意見箱」にあたるメーリングリストを用意してはどうか。
    この意見に関しては、以下のメールアドレスを用意することとなった。
    a)提言用として suggestions@nic.ad.jp
    b)苦情用として complaints@nic.ad.jp
    また、これらの意見に対して回答できるものは公開議事録やニュースレター等
    に載せることとする。
    なお、匿名を認めるか等は今後検討することとなった。
  ・ニュースレターに「この1年間の JPNIC の活動状況」を載せる。
  ・寄付を受けた時には、「事務局より」のページを設け、寄付者の個人名もしく
    は団体名を載せるようにする。
  ・インターネットの商用化という話を入れる。

  丸山委員から今年度はニュースレターの発行は1回しかできないが、来年度以降
は2回程度発行できるよう考えたいとの発言があった。

3.2 RULE グループからの審議事項

  審議の結果、以下のことが確認された。
  ・賛助会員についての特典
    年1回以上発行するニュースレターに名前を載せるとともに、賛助会員に送付
    する。
  ・会費の月割制
    会費は1年分まとめるか、半年(半期)毎にまとめて支払うことができること
    とする。
    一年一括払いの場合は、2月末日現在の会員数の報告を受け会費を算出し、半期
    毎の分割払いの場合は、それに加え、8月末日現在で再度会員数の報告を受け、
    後期分の会費の算出を行うこととする。
  ・地域型ドメインの会員数としての数え方
    組織は1、個人は1/1000とカウントする案がでたが、最終的には地域型ドメイン
    名検討グループでカウントの方法を検討する。なお、検討結果によっては細則の  
      第2条の3の改正も必要となる。
  ・滞納の場合の処置
    納付開始日から3カ月以内に支払いが行われない時は除名することができ、滞納
    した会員については、運営委員会で事務局から報告を受け、その事実を議事録に
    記録することとするという意見があった。
  
  次回委員会に上記及び資料2-9に列記されている他の指摘事項を含めた改正案を作
成し提出することとなった。

3.3 CHARGE グループからの審議事項

  資料2-6 に基づき検討を行った結果、以下のような意見が出された。

  ・平成6年度は現行通りの会費制度に基づくものとすると、会員タイプAから
    750万円、会員タイプBから1500万円の収入が見込まれる。
  ・予算計画では、人件費を今年度124万円であったのを1000万円に、海外旅費を
    100万円から250万円にアップし、国際協調のための費用として500万円程度を
    見込んではどうか。
  ・APNICの援助については国際的な分担の必要性を説く作文も必要となろう。
  ・会員タイプAとBとの会費の差を是正していく必要がある。
  ・平成7年度には抜本的な会費制度を考える必要があるので、次回委員会までに
    CHARGE-WG と会員からの代表を入れてコンセプトを考えて置く必要がある。

  これらの意見を踏まえて以下のことを行うこととなった。

  ・平成6年度も現行通りの会費制をとることとし、平成6年度の予算案を作成
    する。
  ・CHARGE-WG が中心となり、いくつかの方法論を考え、4月の総会でそれをプ
    レゼンテーションする。各々の案に賛同する人を核にグループを作り、各案
    を充実させる。それを10月ないし11月に行なう予定としている臨時総会
    で採決し、ひとつの案に絞り込む。


--- 休息 (15:50-16:05) ---


[ 非公開議題 ]


4. ワーキンググループ作業報告

4.1 DOM

  神山委員より、資料5-1 に基づき 1/15 現在のドメイン名割り当て待ち状況につ
いて報告があった。

4.2 IP

  加藤委員より、資料5-2 に基づき IP アドレス割当作業報告があった。

5. ワーキンググループからの審議事項

5.1 CHARGE グループからの審議事項

  CHARGE-WGから来年度会費案に対するJPNIC 会員からの回答内容について
資料5-3 で示され、意見交換が行われた。

6. その他

(1) 総会等日程について
  総会を含む会議日程が以下のように決定された。

  開催日:平成6年4月5日(火)

  運営委員会                            10:00-12:00
  理事会                                13:00-14:00
  総会                                  14:00-16:00
  CHARGE グループ プレゼンテーション    16:00-17:00
  懇親会                                17:30-

(2) その他
  ・資料が公開であるか非公開であるか見分けがつきにくいため、「非公開」の
    印を作り、非公開資料にはそれを押すこととなった。


以上
            

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