1996/1/26
資料3-3
DB WG からの審議事項
*前から検討している JPNIC DB フォームの改訂ならびに処理方法の改善作業
を進めたい。改訂したいと考えている項目を下に示す。プライバシ問題につい
ては WG 内でも結論に至っていない部分が多く、最初の改訂項目のみ取り込ん
だ。
この改訂作業を次の手順で進めたいと考えている。
1. 運営委員会で方針の承認を受ける。
2. 改訂方針を会員に示し、意見を求める。
3. 必要なドキュメントの改訂。
4. システムの改造ができた項目から、順次改訂を実施。
------------------------------------------------------------------------
改訂項目 (ほぼ、システムの対応が容易な順に並べた)
0-1. 個人情報の [部局名] を [部署] にする。
- システムはすでに変更済み。
0-2. ネットワーク情報の [ネットワーク省略名] を [ネットワーク名] にする。
- システムはすでに変更済み。
1. ドメイン情報,ネットワーク情報の [組織概要] を [組織種別] にする。
- 英語の方もそれにあわせて直す。
2. プロジェクト情報を接続情報に変更する。
- 接続情報は、a, r, s の 3つのレコードのみとする。
- 会員情報が更新されるのが前提となる。
- 将来的には差分登録を許したい。
3. NOC情報を廃止する。
- すでに意味を失っているため。
4. ホスト情報の [CPUタイプ/OSタイプ] のレコードを廃止する。
- InterNIC への登録の際にも不要になったため。
5. 登録する必要のあるホスト情報を最低限にする。
- jp 以外のホスト情報の登録を不要にする。
- 極めて例外的なケースとして、ループさせるとネームサーバが引け
なくなるという問題があるが、3系列管理をやめた時点からその問題
は発生している。
☆ 逆引きネームサーバのホスト情報の登録を不要にするという案もあるが、
今回は採用しない。理由は次の通り。
- InterNIC に逆引きを登録する時に必要。
- 実際には、それほど手間は減らないものと思われる。
6. アドレスブロックの一部分にのみネームサーバを定義する下のような記法
を導入し、アドレスブロックの分割は許さないことにする (統合は許す)。
Network Information: [ネットワーク情報]
a. [IPネットワークアドレス] 202.250.0.0-202.250.3.0
(中略)
p. [ネームサーバ] ns.nc.u-tokyo.ac.jp/202.250.0.0
p. [ネームサーバ] utsun.s.u-tokyo.ac.jp/202.250.0.0
7. 各情報の内容更新が行われた場合に、登録内容の確認を関係者に Cc: する。
-「関係者」とは何かを厳密に定義することが必要である。
- 更新される前後両方の「関係者」に Cc: する。
8. 個人情報に非公開フラグを導入する。
- 非公開フラグがたっている個人情報は、名前、組織名、部署 (およ
びそれらの英語) 以外のレコードが whois で検索できなくなる。
- 非公開フラグがたっている個人情報は、技術連絡担当者には登録で
きない。エラーチェックが必要。
Personal Information: [個人情報]
a. [JPNICハンドル] HT001JP
(中略)
x. [非公開] 1
9. 会員略称に使える文字を制限する。
- ファイル名にできない文字が使われると都合が悪い。