1996/05/24 運営委員会
資料1-1-1
第 20 回 JPNIC 運営委員会議事録( 案 )
開催日時 : 平成 8 年 3 月 26 日( 火 ) 10:35 ~ 17:40
場 所 : 東京大学 大型計算機センター 大会議室
出席委員 : 岡 敦子、後藤邦夫、後藤滋樹、小西和憲、佐野 晋、
高田広章、辰巳治之、平原正樹、東田幸樹、松本敏文、
村井 純、吉村 伸、
欠席委員 : 浅羽登志也、加藤 朗
委任状 : 奥山 徹、神山一恵、鈴木新一、中村順一、
提出委員
WGスタッフ: 小島育夫、谷村拓也
役員 :
事 務 局 : 丸山直昌(事務局長)、山上正代、斉藤 仁
傍 聴 者 : 4名
配布資料:
[ 公開資料 ]
第 20 回 JPNIC 運営委員会議事次第
資料1-1 第 19 回 JPNIC 運営委員会議事録( 案 )
資料2-1 ドメイン名割り当て報告
資料2-2-1 IPアドレス割当作業報告
資料2-2-2 IP/AS-WG 報告資料2
資料2-3-1 DB WG 作業報告
資料2-3-2 DB WG からの作業報告 (追加)
資料2-4 DNS管理グループ作業報告
資料2-5 PUB-WG 報告
資料2-6 INTL-WG報告
資料2-7 IS-WG活動報告
資料2-8 STAT-WG 報告
資料2-9 会員の入退会について
資料2-10 会員種別変更について
資料2-11 goiken, kujo 報告
資料2-12 1995 年度会費と手数料に関する報告
資料2-13 その他の報告事項
資料3-1-1 JPドメイン名(地域型)割り当てについて
資料3-1-2 JP ドメイン名の割り当てについて
資料3-1-3 JP ドメイン名に関する変更申請について
資料3-1-4 ドメイン名申請と手数料について
資料3-1-5 JP ドメイン名新規申請について
資料3-2-1 謝金に関する考え方(案)
資料3-2-2 日本ネットワークインフォメーションセンター
謝金取扱要項(案)
[ 非公開資料 ]
資料4-1 goiken, kujo 報告
議事
平原 JPNIC 運営委員長司会のもと、センター規程第 30 条第 1 項に基づ
き、委員総数の 2/3 以上の出席( 委任状 5 通を含めて 14 名 )を確認し、
第 20 回の JPNIC 運営委員会( 以降「運営委員会」という)の 開催が宣言
された。
初めに資料の確認が 行なわれた。
[ 公開議題 ]
1. 前回議事録の承認及び確認
1.1) 第 19 回 JPNIC 運営委員会議事録の承認
15、16、17、18 回 と合わせ、後日、事務局より簡易 vote 依頼を出すこ
とになった 。
2. ワーキンググループからの作業報告
2.1) DOM
平原委員長により、資料 2-1 に基づいて報告があった。続いて、丸山事務
局長より以下の報告があった。
*割り当てミスが 2 件あった
・1 月上旬すでに割当済みのドメイン名を再び割り当ててしまった (属性
も同じ) 。
・2 月上旬すでに割り当てたドメイン名と同じ第 3 レベルのドメイン名を
割り当ててしまった (属性が異なる) 。
両方ともプロバイダー経由のものであった。
割り当て手順にミスがあった。
*商標権の絡んだ問題が 1 件あった。
・属性が違えばとれるようにとの審議の要請があった。この判断について
DOM-WG で慎重なる審議を 4 月中に行なうことになっている。
2.2) IP + AS
小島スタッフにより、資料 2-2-1 に基づいて報告があり、以下の補足説明
があった。
*APNIC から 2 月に 8 ブロックの委任があった。
*リザーブの 80% 使用の時点で JPNIC より予約のプロバイダーへアナウンスす
ることにしている。
*今回からはアドレスのクラス C 単位に換算した個数で集計した件数で報告する
形に変えた。
*アドレスの返却件数がかなり多い。返却の理由としてはプロバイダーの中での
再利用がかなりあると考えられる。
*ip address list は、 2 月 1 日より ftp で公開することになっ
た。毎日 up date している。
続いて資料 2-2-2 に基づいて報告があり、以下の補足説明があった。
*IP-USERS メイルリストを作った。
*3 月 15 日に IP-USERS の会合を行なった。
4 月 IP-WG meeting 予定
・ポータブルアドレスの割当を APNIC に任せることにするか検討
・JPNIC の会員でないプロバイダーに対する delegation についての検討
今後の IP アドレスの割当の方針については IP-WG を中心に INTL、FINANCE、
事務局合同で 4 月中に検討する。
AS の割り当て基準はインターネットドラフトで出ており、実際の作業は
JEPG/IP が行なっているが、割当の責任は JPNIC が持っている。
2.3) DB
高田委員により、資料 2-3-1 に基づいて作業報告があった。
2.4) DNS
高田委員により、資料 2-4 に基づいて報告があり、以下の補足説明があった。
* sh.nic.ad.jp 廃止はアナウンスした。
*作業報告にどのようなデータを出すかを検討する。
2.5) PUB
吉村委員により、資料 2-5 に基づいて報告があり、以下の補足説明があった。
*Interop 96 の申し込みについては、IAJ とコンタクトをとって行なっていく。
2.6) SOC
今回、特に報告はなかった。
2.7) FUTURE
今回、特に報告はなかった。
2.8) FINANCE
今回、特に報告はなかった。
2.9) INTL
後藤(滋)委員により、資料 2-6 に基づいの報告があり、以下の補足説明が
あった。
*APNIC 拠出としては 1995 年度と同等の額を出す。
*APNIC からポータブルアドレス割り当てについて JPNIC のポリシーを聞
いてきているので、検討して返答する。
*APNICには UNIX が操作できる技術者が必要である。
*APNIC の法人化の提案について、JPNIC としては APNIC をセーシャル諸
島に置くことにより何らかの問題解決が見られること、又 JPNIC からの
拠出金の送り先が明確であること、等を望むことを伝える。
2.10) RULE
今回は特に報告はなかった。
2.11) IS
辰巳委員により、資料 2-7 に基づいて報告があり、以下の補足説明があった。
*IP アドレス、ドメイン名等のドキュメント改定の際、ドラフトである旨を明
確にし、事前周知、意見収集等を考慮し、公開する方向でいくことが決まった。
12:45 ~ 13:30
----- 昼食 -----
2.12) STAT
岡委員により、資料 2-8 に基づいて報告があり、以下の補足説明があった。
*データの公開方針、及び方法については、今後 IS-WG と相談して
いく。
2.13) その他
2.13) 1] 会員の入退会について
資料 2-9 に基づいて報告があった。
2.13) 2] 会員種別変更について
資料 2-10 に基づいて報告があった。
2.13) 2] goiken、kujo 報告
資料 2-11、資料 4-1 [非公開資料] に基づいて報告があった。
これに関して以下の意見交換があった。
* kujo 41 の DNS のトラブルに関しては、 DB の処理手順が今では変わっている。
*緊急連絡受け付けのメイリングリストを作る
*緊急時の体制について
IP、DOM、DNS、DB、IS、事務局のそれぞれの WG での対応の方法を早急に
開始し、次回までに検討していく。
*接続承認の説明に関わる jpnic/domain-name-guide.txt 等の改定につい
ては、DOM-WGに任せる。
2.13) 3] 1995年度、会費・手数料について
資料 2-12 に基づいて報告があった。さらに以下の議論が交わされた。
*従来、遅延の理由書をコピーして運営委員会資料としていたが、これは
有印なので、 ftp で公開するときには不便である。今後は理由書そのも
のではなく、その文面をなんらかの形でオンライン化して運営委員会に出す。
3. ワーキンググループからの審議事項
3.1) DOM
資料 3-1-1~3-1-5 が審議され承認された。さらに次のように決定した。
・地域型ドメイン名の本格的運用
・地域型ドメイン名の 6 月 1 日よりの課金
3.2) RULE
資料 3-3-1 に基づいて提案があり、審議の結果大筋において了承された。
続いて資料 3-3-2 に基づいて審議が行なわれた。指摘の点を踏まえた上で、
理事会へ提出する案を再度作成することとなった。
3.3) PUB
*Interop 96 出展について
・出展の方向で事務局で準備を進めることとなった。
(出展料無料)
・7/22 ~ 7/26 (展示会 : 7/24 ~ 7/26)
3.4) 理事会より審議が付託されていた JPNIC 会員 TCP の運用形態変更について
*IP アドレスの CICR Block についての調査
・delegation のサイズ64c
・割り当て委任 95/3/23 割り当て件数 12 件
・割り当て済みアドレスサイズ 13 C 、使用率 20%
*IP-WG の検討では、現在のルールに当てはめると、スロースタート 16C
+ 80% ルールで、 32C の割り当てが妥当である。
*これを踏まえて 32C の移行についてのみ継続を認めるとの審議結果を運
営委員会から理事会へ返すことが決まった。
3.5) DB のアンダースコアについて
アンダースコアの DB 上での扱いが JPNIC と APNIC で違っている問題は
DB-WG で行なう。DNS の syntax と合わせておく。
3.6) 今後のスケジュール
4/19 (金) 第 21 回 運営委員会 (全電通ホール)
運営委員会 10:00 ~ 14:30
理事会 15:00 ~ 17:00
5/17 (金) 第 6 回 JPNIC 総会 (お茶の水スクエア)
14:00 ~ 17:00
5/24 (金) 第 22 回 運営委員会 (全電通ホール)
3.7) インターネット技術研究会入会について
・学術機関側として参加する意志を表明する。
3.8) IP-WG からの予定
クラス A、B を持つ組織に対してアドレスの使用の実態の調査及びクラス A、B
のアドレス返還キャンペーンの計画の予告を行ないたい。
以上
-- 17 : 40 --