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JPNICはインターネットの円滑な運営を支えるための組織です

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                                                        1996/07/29 運営委員会
                                                        資料3-1
                JPドメイン名割当検討部会からの報告


1、 GO.JP ドメイン名の割当基準の変更

GO.JPドメインの割当は、日本の政府機関への割当に限定する。
海外の政府機関からドメイン名の申請があった場合は、本国のドメイン名を
使用することを推奨する。どうしてもJPドメインが必要である場合は、OR.JP
ドメインの割当を行なうこととする。

2、 DOMAIN-TALK メイリングリストの開設

新しいドメイン名の構造を検討していくため、オープンな議論が行なえるよ
うなメイリングリスト(talk@domain.nic.ad.jp)を開設した。
添付資料を参照のこと。

3、 今後の活動予定

96/08/02  13:00より  JPNIC事務局  dispute policy の読み合わせ
96/08/19  10:00より  JPNIC事務局  DOM-WG meeting


添付資料
----------------------------------------------------------------------
                                              JPドメイン名割当検討部会
                                                        主査  佐野  晋
                                                        sano@nic.ad.jp

              DOMAIN-TALK メイリングリスト開設のご案内

拝啓

  皆様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。また、平素は日本ネ
ットワークインフォメーションセンタ(JPNIC)の活動へのご理解とご協力をい
ただきまして誠にありがとうございます。

さて、JPNICではこれまで jpゾーンのドメイン名やインターネットアドレスの
割当と管理を始めとする、さまざまなインターネットレジストリサービスを日
本国内のインターネットユーザである皆様にご提供させて頂いております。

しかし昨今の世界的なインターネットユーザの急激な増加にともない、ドメイ
ン名やインターネットアドレスの割当とその利用に関する状況も急速に変化し
つつあります。とくにJPドメイン名の割り当てに関しましては、ユーザニーズ
の多様化に対して、必ずしも適切な対応が行なわれているとはいえない側面も
出てまいりました。

JPNIC ドメイン名割当検討部会では,JPドメイン名の割り当てに関しまして、
より多くの御意見を反映させ、インターネットを取り巻く環境やユーザニーズ
に適した割り当てが行なえるよう検討を進めてゆきたいと考えています。

このような目的のため、どなたにでも自由にご参加いただくことのできるメー
リングリストを下記のように開設致します。是非ご参加いただいて、忌憚の無
いご意見を頂けるよう、よろしくお願い申し上げます。
当面は、緊急の課題である、新しいドメイン名構造に関する検討を中心に議論
を行ないたいと考えております。検討/議論は 8月1日より開始する予定でお
ります。より多くの方の参加をお待ちしております。

                                                                敬具

                                  記


     ○メーリングリストアドレス: talk@domain.nic.ad.jp
                                 domain-talk@nic.ad.jp (aliases)
     ○参加方法:                majordomo@nic.ad.jp宛に、本文に
                                 "subscribe domain-talk"とご記入のうえ
                                 電子メールをお送り下さい。

     また本件に対するお問い合わせ等はdom-wg@nic.ad.jpまでお願い致します。

                                                                以  上

                                ◇

<ご参考> JPNICニューズレター6号より

◇新しいドメイン名の構造に関する検討

ホストやメイルの宛先の表記の一部として,ドメイン名は重要な役割をしてい
ます.現在,ドメイン名は,基本的には,そのホストやユーザの所属する組織
に対して割り当ていますが,最近のインターネット上でのドメイン名の利用の
状況を見ると必ずしも,このような枠組ではマッチしにくい例が多く見られる
ようになってきました.

たとえば,WWWサーバのようなインターネット上でのサービスを識別する目的
でドメイン名を割り当てることが広く行なわれています.このようなドメイン
名の取得には,現在の枠組では通信サービスまたは任意団体として,OR.JPド
メインを取得することになり,これは パソコン通信など個人を対象とするネッ
トワークサービスという本来の目的とは,ややずれたものとなっています.

インターネット上でビジネスを展開する企業には,その企業を識別するドメイ
ン名のほかに,企業が展開するサービスや製品・ブランドに対してもドメイン
名を割り当て欲しいという要求がしばしば聞かれます.また,展示会や催し物,
スポーツ大会などのイベントに対する,一時的なドメイン名の割り当ての希望
も聞かれるようになってきました.

ドメインワーキンググループでは,このような要求も含めて,現在の組織を基
本とする現在のドメイン名の構造を,新しい要求や実情にあった構造にするた
めの検討を開始しました.またこれと並行して,現在のドメイン名割り当て・
運用に関する課題とその解決について検討しています.

具体的には

  * 商品やサービス,イベントといった新しいカテゴリのドメイン階層の
    追加とその具体的な運用方法方法.また,それに関連する商標権等の問題の
    検討,

  * 地域ドメインの改善と,割り当ての地域への委譲の検討,

  * 第3レベルドメイン名の一意性ルールの廃止とその手順,

  * 個人や家庭といったこれから急増するであろう新しいインターネット参加
    エンティティとドメイン名の関係

そして,

  * 急増するドメイン申請を円滑に処理するための,割り当てルールから
    みた改善策の検討

などが検討されます.商品やサービス,イベントに関する新しいドメインカテ
ゴリについては,要求が急速に高まってきており,今年度中の導入を目指して
検討を開始しました.

これらの問題は,ドメインワーキンググループだけでは十分な検討ができませ
ん.そこで,弁護士や弁理士といった専門家を交えつつ,利用者を含めたオー
プンな場での検討が必要です.そこで,JPNICでは,これらの問題に関する会
員およびインターネット利用者との検討および意見交換を行なうための,メイ
リングリスト

        talk@domain.nic.ad.jp

を開設しています.このメイリングリストにはどなたでも参加して頂けます.
            

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